バネさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

バネ

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とんび(2022年製作の映画)

4.0

子を持つ親ならば、涙無しでは観られない作品。もう要所要所で涙腺崩壊であった。振り返ると、私も父親らしいコトを出来ていたんだろうかと考えさせられた。今からでも「マシな」父親になれるよう精進したい。小説も>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

ぢんわりと暖かい気持ちなる秀作だった。生理、LGBTQ、中絶と、本来隠すようなコトを正面から描き、でも深刻に取り上げず当り前に描いている事に好感。(ま、本来そうあるべきなんだろうけど)こういう作品がど>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

とにかく地上の楽園とはこんなトコロなんだなあと。非常に綺麗な風景を堪能出来た。(昔観た「THE BEACH」然り)STORYは予定調和で良く言えば安心、悪く言えば退屈…そして、悪い人は1人も出てコず、>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

4.0

…もうこの旦那がアホ過ぎて。。この手の作品、必ずこういうボケナス(死語)が出てキて、作品を盛り上げる。そして、途中からESTHERがCUCKYにしか見えず。エグ面白いB級ホラーだった。

クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男(2021年製作の映画)

4.0

ALAN MACGEEが電車に乗り遅れなかったら、あのOASISは生まれなかった。まさに人生何が起こるか分からないコトを、体現している男の波乱万丈なる半生。CREWがあの「TRAINSPOTTING」>>続きを読む

パリ13区(2021年製作の映画)

3.5

シャレオツなJACKETからは想像出来ない、SEX SCENE満載の作品だった。でも、それ程生々しい感ぢは無く、ソレをシても満たされない男と女と女の遣る瀬ない日常が淡々と描かれていた。ただ、登場人物の>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

昔観たような、初めて観たような不思議な感覚だった。OPENNINGのGODARDを彷彿とさせる感ぢや、ROHMERっぽいSTORY展開。。そして、映像美!あのタバコの煙のSCENEとか実に良きである。>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.0

ただでさえ離婚で最悪なのに、お店でもCHEFを待ち受ける、コレでもかのTROUBLEの数々。。客もクセスゴいし。ソレを追いかけるONE SHOT撮影。ハラハラが止まらない90分だったが、ラストが…もち>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.5

正直、期待し過ぎて拍子抜けだった。(唯一、あのチンパンジーのSCENEだけは恐ろしかった。)作品を重ねる毎にツマラなくなっていく気がする。「GET OUT」の面白さは何処へ。。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

2.5

…最後まで気持ち悪い作品だった。(70’S特有のあの空気感)まず主役の2人に花が無く、STORYも散漫で、結局何が言いたいのかよく分からなかった。良かったのは、BACK MUSIC位か。コレがPTAら>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

原作はその文体に馴染めず、途中で断念してしまったが、かえって先入観なく観られソレはソレで良かったと思う。
「すばらしき世界」という題名が、皮肉にしか聞こえない位に出所後の三上の人生は厳しく、「社会」は
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アウトサイダー(1983年製作の映画)

3.5

【観直しシリーズ】

昔劇場で観た時に、印象に残ったのは綺麗な夕暮れとSTEVIE WONDERの「STAY GOLD」。改めて観て、あの頃の気分が蘇った気がした。STORYは大したコトないが、初心に
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

素晴らしい家族愛!そして、静かに沁み入るEMILIA JONES の歌声。もう思い出すだけでも涙が…特に父ちゃんに歌ってあげるSCENEなんて。。感涙。選曲もSENSEアリ、優しい気分になれる作品だっ>>続きを読む

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

4.0

何かで読んだのだが、鳥のさえずりは威嚇か求愛のどちらからしい。まさに、この作品を象徴しているかのような真実。アリがちな展開ではあったが、こういうHORRORもあるんだと結構楽しめた。(しかしあの貞子的>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

観終わった後、しみぢみと「優しさ」がココロに沁み入る作品だった。特に「生まれてきてくれて有難う」をソヨンが皆に言うSCENE。もう自然と涙が溢れた。それぞれに哀しい過去を持った全員が、この一言で救われ>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

まずは、日本の描き方が未だにこんな感ぢなんだとガッカリする。そして、原作「マリアビートル」をほぼ無視した内容。(ま、私もあんま覚えてないが。。)しかし、ソレ以外は痛快ハチャメチャACTION COME>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

JAVIER BARDEMがANDRE THE GIANTにしか見えなくて。。ま、ソレはさておき。無表情で、殺す前に意味不明な問答をするコトが不気味だった。そして、そういう存在(新しいAMERICA)>>続きを読む

スウィート・シング(2020年製作の映画)

5.0

キラキラと煌めいていて、大人よりも全然大人な子供達の、束の間の逃避行。。人生は悲しいけれど、タマには幸せな日もある。ENDINGROLLで初めて2人の姉弟の名前を確認した。何と監督の実の子供達とは!!>>続きを読む

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

2.0

…色んな意味で二番煎じだった。基本的にSTORYは「CARRIE」やし。BACKの効果音は「THE EXORCIST」やし。そもそもREMAKEやし。。STEVEN KINGって表記ある作品は、傑作か>>続きを読む

「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

4.5

子供をダシに(ホントは私が観たくて)観に行く。結論を言えば、TVの劇場バーヂョン。なんだけど、しっかり感動したし、ガッツリのめり込めた。上弦の鬼たちが出てクる無限城の場面なんて、トリハダモノだった。。>>続きを読む

C.R.A.Z.Y.(2005年製作の映画)

3.0

成長したZACHARYが武田真治にしか見えず。。STORYはそんなZACHを取り巻く家族との物語。あまり、LGBTQ的な空気はなかった。ただ、武田真治に持ってかれ過ぎて、ソレ以上でも以下でもなかった。>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の最期でSALINGERが出てクる展開は、予想はしていたが良きだった。(顔は映らなかったが…)この手のSUCCESS STORYモノにアリがちな大きな苦難、挫折、敵対、ソコからの這い上がり等のベタ>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.0

強烈なる映像体験だった!(イキナリのエグい映像も含め…)豪華絢爛、酒池肉林、傍若無人。。コトバにすると何言ってもしっくりコないが、とにかく劇場で観るべき作品かと。MUSIC、FASHIONも素晴らしく>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

この作品を観て1番思ったコトは、「子供こそが未来への唯一の可能性である」コト。もう大人なんかより、ずっと聡明で真理をついていて希望がある。そして、人生や物事の本質を良く見ている。中でもJESSEのコト>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

【観直しシリーズ】

SACAIの阿部千登勢が、この作品にINSPIREされて2023AW COLLECTIONを発表したコトにINSPIREされて、改めて観る。まさに「愛」と「希望」のSTORYだっ
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

2.5

う〜ん。。正直微妙だった。やっぱり1作目みたく、普通の市井の人々が殺し合う感ぢでないと。ラストは、ほぼ「MAD MAX」だったし。。やっぱり何作も作ると薄まってしまうんだろうか。。。

マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.5

TV業界と証券業界。似て非なる世界。その世界に犠牲となった男の、「真実」を引き出す為の闘い。REALTIMEな生中継で進められる展開に、グイグイ引き込まれた。JODIE FOSTERって結構良い仕事す>>続きを読む

パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

4.0

DENMARKのとある平凡な家族のSTORYを、淡々と描いているのが良い。(ただ父親が、TRANSGENDERというコトを除いては…)
そして、娘たちの成長のSTORYでもある。こういう何でもない作品
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

とにかく長かった。。そして、ELVISの というより、ヂャーマネTOMのSTORYな気がした。TOM HANKSがJOHN GOODMANにしか見えなかった。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.0

【観直しシリーズ】

「CAVATINA」。ふとした時に頭の中で流れる物哀しくも美しい曲。この曲がこの作品のテーマ曲だったコトを改めて思い出せた。
あと、この作品と言えば人の命をも賭け事にしてしまうR
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

4.0

令和版「INDIANA JONES」。お正月はとっくに明けたが、何も考えずに楽しめるお正月MOVIEである。特にBRAD PITTの使い方が笑えた。ソレにしても。。SANDRA BLOCKってもう58>>続きを読む

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

3.5

色々迷ったが、この作品をCHOICE。とにかく音の使い方と指先の使い方が素晴らしい!PIERRE ÉTAIXのトボケた感ぢは、ちょっと大袈裟なBUTER KEATONを彷彿とさせた。そして、ラストシー>>続きを読む

摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

2.5

【BACK TO THE 80'S シリーズ】

思ってたんと違くて、MICHAEL“子供”J FOXの薄っぺらな会社ごっこだった。もっと仕事でのし上がるSTORYを期待していたが、ほとんどAFTER
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チャイナ・シンドローム(1979年製作の映画)

4.0

【観た気になってたが、観てなかったシリーズ】

CHAINA SYNDROMEというコトバの意味は何となく知ってたが、実に恐ろしい作品だった。変にエンタメしてないから余計に際立っていた気がする。、某○
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

とにかく映像美が素晴らしい!STORY云々は前作よりも分かり易く、SIMPLE。ラスト、なかなか決着がつかないトコロだけが若干残念だったが、3時間30分、全く飽きるコトなくその映像に浸れ、アバ体験出来>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

4.0

いやあ、面白かった。この感ぢ、何かに似てると思ったら「THE NAKED GUN」である。特に後半からのタタみカケる展開!スッキリした!(ラストクレジットの最後のオチも最高!)「THE HITMAN'>>続きを読む