みやすぐさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

正欲(2023年製作の映画)

4.0

 発売日に読み切った小説が原作の映画はこれが初めて。
 朝井リョウは、普段から現在身の回りに起きたことを言語化するのを趣味にしているということだけど、今回は逆に文字に起こしたものを映像にするというさら
>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

5.0

 ディカプリオとトムハンクスがいて最高なところに、自分の仕事も相まって感情移入するところも多くてめちゃくちゃ面白かった。名作と呼ばれる作品は余すことなく全部見た方がいいと実感した。

 あとスピルバー
>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

5.0

 『ザ・キラー』が公開される予習として鑑賞。同監督作品の『ファイトクラブ』を初めて観た時の衝撃が忘れられず、勝手に期待を大きくしてしまっていたが、素晴らしいエンディングだった。
 それにしてもケビンス
>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

 恋愛に限らず、今良好な関係を築けていない人とは一回記憶を消してやり直せばもっと良い関係を築けるのではないか思わされた。

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.0

 知人からの評判やアバウトタイム、パームスプリング、テネット、ブラッシュアップライフ等出尽くされたタイムリープものから個人的にハードルを上げ過ぎたなと後悔している。
 それらよりはずっとチープな内容で
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった。
本当に「やさしい人」はこういう人間だと思う。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.5

設定は現実にあるけど現実離れしている絶妙な場面を切り抜いていて、それを作品にしているのがすごいし、女性や人類にまつわる苦難全般の比喩としても読み解けることが完成度を一気に上げてるように思える。

初め
>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.0

『ザ・クリエイター』の予習として再鑑賞と思ったけど「スターウォーズ面白っ。」となってしまう🤔

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

『ディパーテッド』と『ウルフオブウォールストリート』を混ぜたようなサスペンスとお金、さらに歴史が加わった内容。
上記の2作のようなテンポの良さはないものの、ディカプリオとデニーロの演技に惹き込まれた。

バービー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

全員ハマり役で名作だなと思った。
強者弱者両方の立場になって、素直に考えを改めたり、新しい生き方を見つけるという内容も観ているこちらが元気付けられた。

怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 前情報だけで傑作なのは確定していたけどやっと観に行けて、その期待を遥かに飛び越えて行った。

 何を言ってもネタバレになってしまうけど、タイトルと冒頭から完全にサスペンス映画だとミスリードされ続け裏
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

 映画鑑賞レベルが高くないと理解しきれない作品で、私レベルでは映画を見終えたとき正直「これで終わり?」と思ってしまった。
 ただ、パンフレットを読むと監督自身「人と話したくなる映画」と言われることがゴ
>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

5.0

今年で27歳。
観たい映画があるように、観るべきときに出会う映画もある。

ランガスタラム(2018年製作の映画)

4.5

久しぶりに予想外の結末に驚いてしまった。

ストーリーと関わらない場面が異常に長くて必要なシーンが短いのも、醍醐味だと思って楽しく観れた。

RRRと比較してしまいがちだけど、こちらもインド映画の魅力
>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

ジェットコースターのように緊張と緩和でこちらの感情を揺さぶってくる。
作品として深さはなさそうだが、普段ホラーを見ない分楽しめた。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

5.0

「事実は小説より奇なり」とはよく言われたもので、出ている役者だけ観ても面白いけど、事実だけに面白いと言いにくい複雑な心情を持った。
経済に疎い自分にとってターニングポイントになったと思う。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

食わず嫌いならぬ観ず嫌いしている名作が自分の中にいくつかあって、その中の作品。

冒険、友情、そして死。大袈裟に言うとこの世の全てだと思った。

パリタクシー(2022年製作の映画)

4.8

登場人物はほとんどタクシー運転手とその客であるお婆さんの二人なのに、引き込まれていく。
合間に音楽に合わせてパリの街並みが流れるのもフランス映画らしくて好きだった。

AIR/エア(2023年製作の映画)

5.0

 書籍『SHOEDOG』を大学の就活時期に読んで感銘を受けまくっていたところ、『グッドウィルハンティング』のベンアフレックとマッドデイモンで映画化されると聞き、絶対に観に行かないと行けないと思っていた>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

5.0

この映画を作る人たちが魂を込めて作っているのが目に浮かんで、観ているこちらも一瞬も見逃してはならないという気持ちになる。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

5.0

 自分の中で「良い映画」という括りで『マイインターン』と一緒にしてしまっていて、観たことあったっけ?となり、実際には2、3回目の観賞。

 変な捻りとかなく「良い映画」というのは最近少ない気もするから
>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.6

 まず、日本じゃこういう構成は見ないし、それでも見ていられるのは演技力や演出があるからだと思った。
 ボクシング映画ではなく、人間の生き方を描いた映画。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

5.0

映画によって真実が露わになることもあれば、映画によって嘘を流布することもできる。

「映画」をテーマにした映画が同時期に数本も公開されて、同じテーマでも作る人によって全く違う作品、かつその人の色が濃く
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

『グリーンブック』とかと同じ部類。 
他の人におすすめしたい。
スカーレットヨハンソンはいつ観ても最高。


他人に優しくあること、過ちを認められること。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.9

仕事がキツイなーっていうときがあっても、お笑いとか映画とか面白いものが自分を待っていると思えば、それだけで生きている意味がある。





この映画を低評価している人は『アメリカンビューティー』とかこ
>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

5.0

開けちゃいけない扉が開いた感じがした。

ララランドを20回以上見てるけど、バビロンをきっかけに見ることにしたら大変なことになった。70年も前の映画だけどここまで仕上がってるなんで。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.2

演技について詳しくはわからないけど、完璧に盲目の男性になり演技ということを感じさせなかった。

軸を持った人間になろうと思わせてくれる映画。