ちゅーばちさんの映画レビュー・感想・評価

ちゅーばち

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下妻物語(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

U-next。幸せに手が届きそうになった瞬間に足がすくんでしまう。幸せになるのって、不幸を耐え忍ぶことより勇気がいるらしい。暴走族とロリータという一種のマイノリティの存在でいることは、社会からの疎外も>>続きを読む

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

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ルイ16世とマリーアントワネットの愛の成就の物語として見ていた。ルイ16世に対する性的欲求不満に反比例して、マカロンやらドレスやらの装飾が派手になっていくマリーに人間らしさと岡崎京子みを感じた。パステ>>続きを読む

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

終始最高の映画だった。早くに結婚した奥さま(名前忘れた)の豹変振りがとっても良かったし、警官に銃を向けて指図するシーンは頭キレキレで最高にかっこよかった。本当の自分になるために、あんなに多くの社会や法>>続きを読む

熱のあとに(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

全く面白くなかった。テーマに惹かれて予告編まで見てから映画館に行ったけど、予告編で感じた「愛」という自明ではない、抽象的すぎる単語が繰り返し発言される悪い予感が当たった感があった。橋本愛の当初の「愛」>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

早稲田松竹。正直前半あんまり理解できなかった。女性の自己実現と家庭の幸せの二頭の馬が競っていて、自己実現がはじめ勝ってたけど最後に家庭の幸せが刺したみたいな展開だった。正直半分寝てた

モテキ(2011年製作の映画)

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今更視聴。悲観的になりすぎない、かなり爽やかなボーイズオンザラン(非モテ男性ver)というかんじ。
童貞男性史に位置付けるなら、ゆきおくんはかなり画期的な存在(作中で流されてセックスするし、長澤まさみ
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エンタメ作品として何度もどんでん返しがあって面白かった。奈緒の図太さが異常で怖い

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

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M2のときに見たような気がするけどなんも思わんかった

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ディズニーの中でいちばん好きなアトラクションがホーンテッドマンションだから見に行ったのに、全然面白くなくて泣いた;;
でも死者の世界がいかに成り立っているか、世界の仕組みみたいなのを霊媒師が語ってる場
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バービー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フェミ映画としてはさすがにおめでた過ぎるんだけど、おもちゃを巡る「想像力」には、(そのようなものを提供する側として)心動かされる映画だった。おもちゃが実は「おもちゃの国」から来たとか、自分が大切にして>>続きを読む

兎たちの暴走(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

好みすぎておもしろかった。夜の道路を車で走る際の歌詞や、やわらかい光、誘拐途中のカラフルな光とか。「このあとぜったい壊れるんだろうな〜」と匂わせる幸せの描き方が上手すぎた。夢と現実が曖昧になる画面演出>>続きを読む

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

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めちゃくちゃ面白かったのでもう1回見たい!
ナラトロジー研究者が、古典物語の渦中に巻き込まれてしまって、物語を再現する話。最後の終わり方が綺麗で好みだった

怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

作品を構成する三本の物語が、有機的に結びついて来なかったという意味で面白くなかった。有機的に結びついて来なかったからこそ、映画の主題も伝わらなかったし、各々の登場人物のすれ違いだけが印象に残って、良質>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フランス語は垂れ流してるだけで心地よいね。パリの夜景も綺麗で見惚れてしまった。いつかパリの夜景を走ってみたいなあ
最後の101万ユーロどんでん返しが激アツすぎた
あと個人的に(有楽町っていう場所柄?な
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大した物語ではないけど、モチーフやテーマが素朴にとってもすきな映画。あっけらかんと描かれた性も、取り敢えずチャレンジしてみる主人公の素直さも、わたしのありたい姿そのもので素直に魅了されてしまった。
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パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

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歴史的な伏線とメインのストーリーがあんまり絡んでこなかった。し、歴史を知るのが大事なのは当たり前すぎてメッセージが刺さることもなかった。わたしの勉強不足なのかしら…?

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

正直なぜ賞賛されてるのかよく分からなかった…けど、ワンダのやるせない表情には胸を打たれた。映像が退屈だったのであんまり集中して見られなかった感がある。審美眼と読解力をもっと鍛えてからまたもう1回見たい>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

全然面白くはなかった!思ったよりしょうもなかった。あと退屈な時間が多かった 2倍速で見てちょうどいいかも
広告に触れすぎたからかわからないけど、こんなに明るいのに気持ち悪がせられるんだぜ!感が鬱陶しい
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

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シンガポールの飛行機の中で。
おもしろいストーリーではなかったし、ストーリーらしいストーリーはなかった。チワワちゃんなるオフィーリア的存在が死ぬだけの映画。作中にとことん救いがなくて、作中人物がそれを
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すごく良くできたチーズバーガーのCMかなとおもった!
アーティスト気質のサイコパスをめぐる作品って、そのサイコパスの過去に基づいた切実な動機だったり、サイコパスのショー(?)が面白かったりしないとたの
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

良妻賢母ユートピアをとにかく美しく描いた、とにかくお金のかかっている映画、という印象。
テーマ自体は陳腐だし、目を引くような斬新ものがほとんどあるわけではなかったけれど、面白かったのはバニーとフランク
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茶飲友達(2022年製作の映画)

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「正しいことが幸せとは限らない」というテーマがただただ一貫していてわかりやすい映画だなと思った。テーマ自体は全く新しいものではないけど、老後の生(性)の寂しさという人生百年時代のアンチテーゼになり得る>>続きを読む

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