アールばあちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アールばあちゃん

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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.9

まずはストーリーに脱帽。きっと原作が良いのだろう。
そしてアスペルガー症候群でパニック障害を抱えながらも9.11テロで亡くなった大好きな父親が残した鍵に合う鍵穴を探し求めてブラック姓の人をひたすら探し
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

3.8

リヴァー・フェニックスの悲しげな表情が忘れられない。
魅力的な彼が今も健在だったらどんな俳優になっていただろうかと思わずにはいられない。

捜索者(1956年製作の映画)

3.8

西部劇には元々弱く、敬遠しがちだったが、昔これを見た時の感想は「全然退屈しない」と記しており、なかなか面白かったと記憶している。
弟夫婦を殺され姪をさらわれた兄が、コマンチ族への復讐の長い旅に出る。5
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スーパーマン(1978年製作の映画)

3.6

「スターウォーズ」を彷彿させるオープニングとジョン・ウイリアムズのテーマ曲だけでワクワクこころが踊る。
封切り当時は娯楽大作として楽しんだものだったが、40数年ぶりに再見すると前半の物足りなさや一時代
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追跡(1947年製作の映画)

3.4

若き日のロバート・ミッチャムって優男すぎて西部劇には似合わない感じ。
年を取ってからの方がいい味出てたと思う。
昔々淀川長治さんがテレサ・ライトの事好きだって言ってたような気がするけど、確かに清楚でか
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.9

新聞記者や編集者達のスクープに対する熱い思い、その編集室で繰り広げられる沸騰する男達の戦いがぐいぐいと伝わり引き込まれます。
主演の堤真一さんはもちろん、堺雅人さん、尾野真千子さん、芸達者なわき役の方
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特攻大作戦(1967年製作の映画)

3.9

ライズマン少佐(リー・マーヴィン)率いる12人の訳あり囚人兵が特訓の末、本物の特攻作戦を成功裏に導いてゆく痛快アクション戦争映画。
ワクワクして見られます。
実戦の前の予行演習が笑わせてくれます。
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ウォーターワールド(1995年製作の映画)

3.6

ケビン・コスナーに見惚れてうっとり。一人でスーパーな活躍をし、やがてシェーンのように去って行く…SFエンターテイメント。
皆の評価はいまいちだけど、私は楽しみました。

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.6

ようやく見ることができたトリュフォー監督の「大人はわかってくれない」
長くないのに長く感じたなぁ。
終わり方も突然放り出されたようで…。
これがヌーヴェルヴァーグなのか?
普通の少年なのに、一つ掛け違
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

「千と千尋…」的要素あり、「眞人(主人公)の大冒険」といったところか。
所々に見たことのあるジブリ映画のシーンがちりばめられており、それはそれで楽しめる。
頭の中でぐちゃぐちゃ考えるとなおさら混乱する
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.8

阪急電車に乗り合わせた人達のグランドホテル形式の心暖まるドラマ。
それぞれがリンクしてゆき、それぞれが救われたり、救ってあげられたりっていいよね。
今や大物と言われる女優さん達のフレッシュな姿が楽しく
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.9

全然期待してなかったけど、ぐいぐい引き込まれた。
サクセスストーリーでもあり、再生ストーリーでもあるこんなお話大好き。ましてステキな音楽がいっぱい流れてくるし。
キーラ・ナイトレイってつくづくしゃくれ
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.6

やや地味なおとぎ話に思えるけど実話であることに驚いてしまう。
炭鉱が廃れていくのはどこの国も同じなのね。
お父さん役のクリス・クーパーが手堅い演技で締めてましたね。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

「青春の光と影」は私が10代に大好きだった曲。
大学入試実技試験にどうにか間に合ったにもかかわらず伴奏者が弾けずアカペラで歌うしかない時に、突然合唱クラブの顧問の先生が現れて伴奏をしてくれて、家族の前
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

誰が主役かと言われたら、子供でしょ。
いじめ?と思われるひとつの事柄も、親、担任、他の教師、校長、立場が違うと全く違った一面しか見えていないのだと知らされた。
真実は一つだけど、大勢の人によってそれが
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カリートの道(1993年製作の映画)

3.6

ブライアン・デ・パルマ監督の初期の「殺しのドレス」や「ミッドナイトクロス」はとても好きだった。
それからのものは見逃しているものも数多いが、BSでパルマ監督の作品が出てたので見てみた。
オープニングは
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グッドモーニング、ベトナム(1987年製作の映画)

3.9

面白かった!
ベトナム戦争時、サイゴンの米軍放送局にやってきたお下品な即興ギャグが大ウケのDJのお話。笑えるギャグがいっぱいでウケる。
ご多分に漏れず、ニュースは検閲され都合の悪いものは流せないジレン
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RRR(2022年製作の映画)

3.9

封切り時見逃してたけど、またひっそりとやっててようやく見られた。
痛快アクションエンターテイメント。
スーパーヒーローが二人もいて面白くないはずがない。
バーフバリもそうだったけど、インドの映画ってぶ
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あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

3.8

まずこれが実話だということに衝撃。アイルランドの修道院で秘密裏に行われていたことが明かされてもなお時代錯誤な考え方の老シスターには嫌悪感しかない。
50年前に生き別れになってしまった息子を探す旅で見せ
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.6

キアロスタミ監督の映画初めて。
間違って持ってきてしまった友達のノートを返すために家を探し回る単純な物語なのだけど、その途中で関わる大人達のエゴみたいなものが子供目線で淡々と描かれている。
健気な少年
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ペリカン文書(1993年製作の映画)

3.6

まともに見たことがなく、今回しっかり鑑賞。
終始サスペンス感あり、楽しめた。
デンゼル・ワシントンの男っぷりいいわぁ。

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.6

私から誘い久しぶりに夫と鑑賞。平日なのに結構入っており離れた席に。
宮沢賢治って裕福な家の長男で、結構破天荒な人だったんだなと。
何で人造宝石や天理教にあんなにはまってしまったのかがわからなかったけど
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恋に落ちたら…(1993年製作の映画)

3.4

ベタなタイトルに惹かれて見てみたら、なんとロバート・デ・ニーロ主演のラブコメだった。
B級感はあるけど、それなりに楽しめたのでよしとしよう。

牛泥棒(1943年製作の映画)

3.9

コンパクトにまとめられていながら、深く考えさせられる異色の西部劇。
誰かとおもったら、あのニヒルなイケメンは若き日のアンソニー・クインだった。曲者感そのまま。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.6

エンドロールであのゲイリー・オールドマンとわかりびっくり。
見直すと目の辺りで納得、すごい特殊メイク。
正統派イギリスの議会や歴史の勉強にもなりました。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

スピルバーグ監督の自伝的映画だから見とかないと…。
長い映画には訳がある。
両親それぞれの生き方にキュン、それを想う主人公に、甘酸っぱい青春時代にキュン。
そして最後まさかあのジョン・フォード監督から
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.8

娘から「とっても良かったので是非見てきて」と言われて見た映画。
シベリア抑留の悲惨な話は聞いたことはあったが、全員の帰国が終了したのが終戦後10年もかかったなんて衝撃だった。この原作も読んでなかったこ
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ワーロック(1959年製作の映画)

3.4

単純な西部劇ではなく、人間ドラマの要素が強い西部劇。
リチャード・ウッドマークがカッコ良いのに、ドロシー・マローンが色っぽ過ぎて似合わない感じ。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.6

まず、トミー・リー・ジョーンズのシワがすごく気になった。まだ70代なのにすごく老けて見えて。
スピード感や恐ろしいカーチェイスにぐいぐい引き込まれる。凄い執念。
父親の仇はとれたけど、果たしてジェイス
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

どれもこれもほれぼれする程映像が美しく素晴らしい。
ストーリー(前作復習しとけばよかった)も申し分なく、超一流といわれる映画には間違いないのだろうが、血湧き肉躍る感覚がない⁉️のが不思議。
3時間とい
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.9

アクが強くいかにも肉食系っぽいジャック・ニコルスンはずっと敬遠しがちだった。でもこの映画のジャック・ニコルスンはとってもキュート。私のイメージと正反対に潔癖性の恋愛ベタなメルビィンをキュートに演じてま>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.9

原作は未読だけど、この表現に難しい題材をここまで表現し高められていることが素晴らしい。
クラシック音楽にも酔い満ち足りた2時間。
若い俳優さん達が皆新鮮で演技が上手い。

悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)

3.6

「悲しみは空の彼方に」このありふれた邦題にピンとこなくてあまり期待してなかったけど、中だるみもなく引き込まれました。
原題の「イミテーション・オブ・ライフ」そのままが良かったのでは。
ラナ・ターナー初
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ダウントン・アビー/新たなる時代へ(2022年製作の映画)

3.7

また懐かしい面々に会えましたね。相関図を頭に描きながらワクワクして映画を観るのもまた楽し。
若き日のバイオレットの秘密や、まさかグランサム伯爵がフランスの伯爵の隠し子?疑惑が出てくるなんてね。
やっぱ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

最終章って感じありありのオールスター勢揃いで面白さてんこ盛りでしたね。
先が読めるせいか恐竜達の怖さのハラハラ・ドキドキ感はやや薄れたけどいつもながら楽しめましたよ。
メイジーの存在が新鮮で良かった。
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

是枝監督、やりましたね。ほぼ韓国オンリーでこれだけの映画が撮れるなんて。
「万引き家族」と同じ家族がテーマ、赤ちゃんポストを取り上げ深く考えさせられて最後はちょっぴりだけど明るい兆しが見える映画。さす
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