じんずさんの映画レビュー・感想・評価

じんず

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少年の君(2019年製作の映画)

3.8

チョウドンユイの透明感がすごい。中国で受験戦争に負けてしまったら偽物のフェイスマスクを売るような人生を歩まないといけないのはツラい。

遠いところ(2022年製作の映画)

3.8

鑑賞中ずっと苦しかった。私も貧困の地域、基地と米兵のいる町で育ち、中学生でキャバとか、米兵に孕まされた高校生を身近に見てきたけどもう20年以上も前の話。まだこんな世界があるんだと驚いた。大人がちゃんと>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

『誰にでも手に入れられるものを幸せっていうの』この言葉の真意がまだわからない。怪物は誰だったんだろう。最後の最後で涙が止まらなくて大変でした。

ロストケア(2023年製作の映画)

3.7

「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」
柄本明の映画でした。老いていくのが怖い。親も、自分も。それにしても由紀ちゃん落ち過ぎじゃないか…?

オアシス(2002年製作の映画)

4.5

こどもの頃『火垂るの墓』のジャケットだけでストーリー思い出して泣けて仕方なかったけど、この作品もカバーを見ると言葉にならない涙でしばらくレビュー書けなかった。とりあえずすごい作品。

ある男(2022年製作の映画)

3.5

演者がみんな良い。真木よう子の金持ちマダムが結構リアルな感じで◎マグリットの始まりも終わり方も好き。原作読んでたらより理解できそう。

未成年(2018年製作の映画)

3.7

毒親育ちのユナの未来が明るいものであるといいなぁ。

息もできない(2008年製作の映画)

3.8

"人を殴るヤツは自分は殴られないと思ってる。でも痛い目に遭う日が来る"
"どんなに死にたくても生きろ"
漢江のシーンはもらい泣き。ファンギュとヨンジェの登場で少し先が読めちゃったけど、終わり方もよかっ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

サミュエルLジャクソンがカッコ良すぎ。アドレナリンはあんなふうに刺しちゃダメ。ジミーが可哀想。ハニーバニーにイラつくの共感。メープルシロップとブルベリーのパンケーキが食べたくなった。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.6

みんな嫌な奴。底辺YouTuberのつまらない企画のつまらな具合とか見てる側が恥ずかしくなる感じとかが本当に素晴らしい。何度も再生しちゃうありがとうで、まだやれちゃう田母神が悲しい。ゴッティーの似たよ>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

観覧車の中と、生まれて来てくれてありがとうのシーンが好き。テーマの割にゆるゆるな雰囲気。のほほん擬似家族旅行。すき◎

冬薔薇(2022年製作の映画)

1.8

つまんなかったなぁー。観なくても良かったなっていう感想。登場人物の誰にも共感できないし、観終わっても何も残らない。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

「更紗は更紗だけのものだ。誰にも好きにさせちゃいけない」広瀬すずも横浜流星も大人になったなぁなんて感心してしまう。10歳の更紗の口についたケチャップを拭う文は何を思ったんだろう。どうやら原作読んだ方が>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.1

水面に浮かぶのは桜の花びらではない。阿曽さんがいる。榛村14歳を演じた男の子の阿部サダヲ感!逸材。光のない榛村の眼球が良い。榛村ちょっとオシャレ過ぎないか?面会ガラスの写り込みを使った感じは既視感アリ>>続きを読む

手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

3.7

もっとハートウォーミングな感じかと思ったら結構悲しいお話。

さがす(2022年製作の映画)

4.2

「好き過ぎて殺せる」と言った人の言葉を思い出した。西成の街、妻の首に手をかけるシーン、ムクドリと泣くシーン、ピンポン玉の落ちる音、空振りのラリー。良い作品でした。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.2

これはきっと福祉のない世界の話。
和田光沙という女優が恐ろしく素晴らしい。『さがす』含め片山慎三作品の今後に期待したい。

声もなく(2020年製作の映画)

3.5

テインと妹のバックグラウンドが謎。死体処理は何でもない顔でやるチャンボクが金の受け取りでテンパるのも謎。てか処理の仕方雑じゃない?ど真ん中にチョヒを座らせたら目立っちゃうよ!で、なんでウサギなの?とか>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.7

V先生のチワワ感。ヤングケアラーの彼女に心が痛む。お母さんのキャラは好きじゃない。じんわり涙が出るけど、単純に心温まる話ではないかな。

幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.2

育てられたように育てるの典型というか。必ずしも父や母でなくても、愛される環境て大事。そしてジュンホめっちゃいいヤツ。

無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

3.5

2011年9月に発覚した台南啟聰學校事件が元になっている作品。
席番間違ってないんだから、アベンジャーズ最後まで観たら良かったのにね。
ノスタルジックな台湾夜市の景色が懐かしい。アップリンク吉祥寺SC
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ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

3.6

結末を知ってて、初めて観た映画。涙すら出ない。観たのが大人になった今で良かった。ビョークの少女感。セルマは嫌い。歌声の素晴らしさ。カメラワークが苦手。空想のミュージカルが素敵。

こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.8

リン高校生て老けすぎだろって思ったのは最初だけで意外と途中から気にならない。泣いて笑って楽しめる作品でした。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.3

コンテンポラリーダンスの表現は嫌いじゃない。ちょっと無理あるなーっていう展開。少し長く感じてしまった。

整形水(2020年製作の映画)

2.2

なんじゃこりゃ。ギャグと思って観たらいいのか?期待しすぎた。

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.2

ドキドキハラハラ、アトラクションみたいで面白かった。野暮な突っ込みはせずに観た方が楽しめる。火サスの様なおちゃらけた終わり方もまたよし◎

空白(2021年製作の映画)

4.0

父親の狂気よりもスーパーの草加部さんのが怖い。脇役の役者さんまで素晴らしい。片岡礼子さん演じる母親に泣いた。

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.5

高畑充希よりも大久保佳代子の映画だった。誰も悪い人が出てこない優しい作品でした。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

1.8

三浦透子の素晴らしさを知る為の作品。それと岡田将生のキラキラした目、パクユリムの透明感。村上春樹が苦手な私はこの作品にもハマれませんでした。

恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜(2020年製作の映画)

3.3

台湾の風景とポップな色使いがかわいい。キラキラなラブストーリーじゃなくてよかった◎

親愛なる君へ(2020年製作の映画)

4.0

リーウェイは妻との生活があったのか、ジェンイーがそこにどう絡んでいたのか、ヨウユーと3人の回想シーンから想像できない。最終日に見られて良かった。いい映画でした。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.2

あんまり好きなタイプの映画ではなかったけど、いい意味で色気がなくて少年のようなハダシ役の子が良かった。