お湯さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.7

企業倒産によって住み慣れた大切な場所から立ち退きを強制され、夫を亡くし、過酷な季節労働を続けながら、車上生活者という現代のノマド(遊牧民)として生きることを選んだ主人公。そんな彼女を見て"自由で強い">>続きを読む

モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

4.5

GIRL POWER!!!!!!!!!😭😭

(以下レビューでも何でもないただの感じたこと書き殴り)

最初から最後まで涙ドバドバだった。怒りと嬉しさと悔しさと希望の涙。今までのたくさんの自分が救われ
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

「まだ見てなかったのかよ!!」と言う声が各方面から聞こえる…すみません…すみません…私は2のが好きでした…

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.5

待って〜〜今更見たけどめちゃめちゃ好きだ〜〜😭
以下感情書き殴り一つもまとまってないダラダラな感想


家族のこと、友情、進路や恋愛、悩みの尽きない10代の等身大の姿。憧れの恋人ができたってハッピーエ
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ミスエデュケーション(2018年製作の映画)

3.8

時代や信じるものが違えば同性に惹かれる心さえも罪になるのだと改めてショック。自分のことでも、「分からない」が一つの答えになっていい。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

さすがに最高。音楽って本当に魔法みたいに不思議で素晴らしい!

8 Mile(2002年製作の映画)

3.9

アメリカ社会の根深い格差と貧困、人種差別と暴力、家庭内不和、そういう背景と若者たちの鬱屈した姿が描かれていて、エグいな…とちょっと引いてしまう時もあったけど単なる気分のいいサクセスストーリーみたいにさ>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.0

賢く、強く、勇敢な主人公エノーラがもうずっと最高〜〜!観客に話しかけるようなシーンも推理小説読んでるみたいで面白かった。サフラジェットの描写が出てきたりして、フェミニズムや女性参政権が物語の重要なテー>>続きを読む

ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.5

スーパーレズビアンエンパワメントミュージカル映画👏👏👏✨✨✨✨スケープゴートにもシンボルにもなりたくない、ただ大好きなガールフレンドと一緒に踊りたいだけなんだよね。ラストは多幸感と誰も排除されていない>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.7

"フィメール・ゲイズ=女性のまなざし"による映画。燃ゆる女と女の愛と追憶の物語。「儚げで綺麗で秘められた恋」みたいに誰かが求める作られた世界も、「愛に性別は関係ない!」みたいなお決まりの浅い言葉も、こ>>続きを読む

BREAK THE SILENCE: THE MOVIE(2020年製作の映画)

4.6

人生史上ドハマりしたアイドルランキング1位独走中🏆
ナムジュンがメントで自分のことを「僕は肌が浅黒くて目もこんなで…」って言った時にめちゃめちゃデカい声で「アニヤーーーーーーーーー!!!!」って叫んで
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.7

最高の新時代ティーン映画!!爆イケハイテンションバイブス上げてこ〜〜〜〜〜!!っていう気持ちになりながらずっと楽しんで観てた。ステレオタイプにはまらずに、あらゆる場面で価値観がアップデートされてて、そ>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

4.7

映画全体としては静かなトーンで進んでいくけど、ずっといろんな展開があって飽きなかった。物語の端々で観客に考えさせる余白があって、観終わった後もその余韻に浸ってしまった。かなり好きな作品。以下、その余韻>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.3

観よう観ようと思っていたのをやっと!40年前の光州事件、隣の国のことなのに全然知らなかった。今の韓国はこういう歴史の上にあるんだよな。沢山の犠牲があって民衆が勝ち取ってきたもの。壊される前に守っていか>>続きを読む

トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年製作の映画)

4.3

大袈裟でなくすべての人に見て欲しいドキュメンタリー。

ずっと存在してきたことを無いものとして扱ったり、差別の対象にしてきた私たちの歴史。特定のコミュニティをマジョリティが搾取し消費する暴力的な構図。
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.6

すごくすごく愛おしく苦しい大好きな作品に出会えた!

4姉妹みんな本当に素敵で、家族への愛を胸いっぱいに感じて温かい気持ちになれた。みんな抱きしめたい。

自分が辛いなあと思うことを、自分よりももっと
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.7

常に上中下の構造を意識させる画面とか、映像では伝わらないにおいの表現とか、コミカルな前半とシリアスな後半でのテンポの良い展開の仕方とか、後から思い返してもなるほど、となるような面白さがたくさん詰まった>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

子ども時代によくある空想の友達がジョジョの場合はヒトラーってとことか、いろんな場面でナチスへの揶揄みたいなのが見えて面白かった。いかに戦争や迫害が残酷でバカバカしいかっていうのも、暗い雰囲気ではなくて>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

4.2

ずっとずっと残り続ける人種差別、同じことが繰り返される歴史、立ち上がって声を上げても抑圧されしばらくしたら忘れられている、本当にもう終わりにしないといけない。差別は許されないってまだまだ言い続けなきゃ>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.5

愛って、愛し方って想像してるよりもっともっと沢山あるんだよな。笑いもあり、感動しながらいろんなことを感じささせてくれる作品!登場するティーンエイジャーたち、好き。出てくる詩的な言葉たちも素敵。

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.0

歌って踊って、ポップでキュートで明るくて、とにかくハッピー!たくさんの人が救われる最高のエンタメ👏

あの日のオルガン(2019年製作の映画)

4.4

登場人物それぞれ素敵だけど、戸田恵梨香演じる楓さんが強く凛としていて印象的。「気がついたら戦争と一緒だった。戦争は追いかけてくる。どこまでも。」どれほどの想いだったか、想像するだけでも胸が潰れる。それ>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

映画の起承転結とか、選んだ道の正解不正解とか、結婚離婚がどうとか、単なる愛とか、そういうものでは割り切ることができない、苦しいけどあったかい、深い深い物語だった。こういう人と人、人生を丁寧に見せてくれ>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

どんな時代にも日常があってそこで生きる人たちがいたんだよなあ。あんだけバンバン著名人が出てきても大っきい話になるんじゃなくて、みんなの素朴な感じが良かった。夜のパリ、雨の日のパリ、散歩したい!

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.4

ボロボロ泣いた。「偉大さは、強さの中にはない。強さを正しく使うことの中にある。最も偉大である人とは、自分自身の魅力で多くの人の心を動かす力を持っている。」校長かっこいい。出てくる登場人物みんな好き。み>>続きを読む