映像作品としての密度というよりは、アアルト建築のおさらい・彼の人生(ほとんど恋模様)をざっくりという感じでした。理解出来たのはアアルトもひとりの人間なのだという事。そして、妻アイノの功績にようやくスポ>>続きを読む
昨年鑑賞。
社会は、大人は、身勝手だ。
絶望って希望が生み出すものなのだな、
『吸血ギャング団』のリメイクのためイルマ・ヴェップ役に抜擢されたマギー・チャン(ウォン・カーウァイでお馴染み)!そして監督役にジャン=ピエール・レオ(トリュフォーでお馴染み)と夢の配役で、みのがすもの>>続きを読む
最愛の人の死。17歳の青年のゆらぎを見事に演じるポール・キルシェ。なんとも閉鎖的で、彼の喪失の痛みにヒリヒリしました。
トリコロール愛を感じたりなども。
不定形なアニメーションがとても楽しい傑作!
あれほどの珍騒動も、最後しっかり着地していて良かった。思い出のパプリカチキン、どうしても食べたいよね、
パリならではの団地コミュニティにもクスクス。記憶との>>続きを読む
鑑賞したの、2014年なのか…
お互いの身体を愛であっている序盤から大好きで、当時踊っていた私は身体の可能性に救われるなどした。セリフの無い中、しっかり “人間” を存在させているのだから本当に稀有な>>続きを読む
こちらのほうにも✍🏻
舞台は1963年のパリ。13歳の妹・アンヌと15歳の姉・フレデリックの重要な1年間のアーカイブ。
教育システム・規律・家庭の慣わし・社会情勢などチクッと描くも、当時のティーンの>>続きを読む
ようアホウ!ようマヌケ!
作品の完成度はさておき、冬にぴったりのほっこり(?)作品でした。タイトル『グランピー・オールドメン』のままで良いのでは!それにしてもジャック・レモンってずっと変わらないのね〜>>続きを読む
3章構成なのだけど、役者陣が章ごとに別の人物として登場するという奇妙なオムニバス。生理的嫌悪感を催す程のランティモスの狂人具合はいつもの事ながら、今回は萬話性を減らし、ダイレクト&エンタメな要素も多め>>続きを読む
それでも人生は続いていく。印象深いシーンが多く、野生的で、本能的で、名作と呼ばれる理由があるのだろう(今の私には刺さらず…)
“バカンスはおわった、新学期だ”
ドタバタな子供の野生味、躍動、それでいてセンシティブで綺麗なんて!皮肉なコントラストまで洒落ていた。
“ビールの銘柄は?”
ポスターの印象が強くファムファタールのようなのを想像し、なんとなく遠慮していたペニー・レイン。作業のお供にとようやく。このところ音楽×ロードムービーをよく観ている🍂
なんだろ>>続きを読む
両親不仲のグリム(ドラム)、無自覚音痴のギターボーカル(アクセル)、孤独な少女ティルダ(チェロ!ロックバンドにチェロだよ?!)、父親にレールを敷かれ夢を諦めたマッティン(ドライバー)で構成される悩める>>続きを読む
先月、アイスランドのコテージのサウナで、多人種ぎゅうぎゅうの中に混ぜてもらう経験をした。私は英語は得意じゃないのだが、その時たしかに “会話とサウナの相性” を深く感じ、ドラマがあるな〜と思っていたの>>続きを読む
“後ろ向きに歩くと 人生巻き戻るんだって”
ゆるくてほろりとするロードムービー。それにしても奇跡的なキャスト陣。沢山散りばめられている小ネタ(ラコステとホテルの話好き✌︎)と東京散歩の相性!私にようや>>続きを読む
わーい!アントワーヌ・ドワネルの冒険シリーズ5部作(2作目を除いて)楽しくコンプリート!毎回オープニングからときめく。
伏線回収?ダイジェスト?みたいな、回顧シーン多すぎてまとまっていない印象もあった>>続きを読む
アントワーヌ・ドワネルシリーズ第三弾。
そんなシリーズあったのか(!)大人は判ってくれないのドワネル君、青年じゃないか~~
トリュフォー作品特有の粋な言い回し、コメディのほうが相性良さそうね?
“大し>>続きを読む
女性初の金熊賞を受賞したというメーサーロシュ・マールタ監督作品を。今よりもっと幸福の象徴とされていたであろう結婚・出産を、侘しくも解放的に映し出している。
アンナにとっては結婚=自由。あの夫婦のゆくえ>>続きを読む
栗を埋葬するようなオープニングカット、荒々しいハンドゲーム、川をくだる栗をふたりで拾う。どのシーンも絵画をモチーフに撮影されたかのような、陰影のある画づくり。こんなスローシネマは好きなはずだけど、監督>>続きを読む
舞台は1963年のパリ。13歳の妹・アンヌと15歳の姉・フレデリックの重要な1年間のアーカイブ。
教育システム・規律・家庭の慣わし・社会情勢などチクッと描くも、当時のティーンの生活を明快かつユーモラス>>続きを読む
構想26年 / 撮影4年 (24ヶ国)。世界中をロケハンし細部までこだわりぬいた、アートに溺れるファンタジームービーベスト!
撮影中に大怪我をしたスタントマンのロイは、恋人も奪われ人生に絶望し、オレ>>続きを読む
ドラマチックとリアリティのバランスの妙。現代のラブストーリーとしての感情の流れは説得力があるし(SNS等)、あまりにも現実味がある。そしてショット群がパーフェクト!雨の日のNYの撮り方とってもタイプ。>>続きを読む
“あなたなら どこにいたって 孤独を手放さずにいられるわ”
来る者拒まず去る者追わず、なちひろさん。他人に求めなすぎて本当はドライな人なのかな?と考えていると『…それだけで良かったんだけどなぁ』と多>>続きを読む
献血、コニャック、赤マフラー。
モナの死に至るまでの足取りを周りの証言をもとに辿っていく。自由と孤独は紙一重だ。凍てつく冬の旅。
長時間フライトにぴったりなファンタジー。ティム・バートンのほうじゃなくて、『夢のチョコレート工場』のほうの前日譚だそう。
難しいのを好んで観がちだけど、たまには深く考えずに観れる映画も大事。私もチョコ>>続きを読む
サスペンスと哲学のあわいを漂う巧みな演出。上品で、緻密で、ものすごい緊張した。客層も二分される渋さはあるものの(私も前半は若干ウトウトしてしまった)ラスト良すぎて言葉を失う。映画の素晴らしさを撮ってく>>続きを読む