とらキチさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

とらキチ

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機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート(1998年製作の映画)

3.0

ガンダム映像新体験TOURのリバイバル上映
公開当時OVAシリーズが完結していなかった為、シリーズ途中までの部分の再編集版。
ジオンの秘密兵器との戦闘中消息をたった主人公。無事生還を果たすが「スパイ容
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.9

先日見たNHKの「BS世界のドキュメンタリー」で似たようなテーマの作品をOAしていたので今作を鑑賞。昨年には同じバイヤーズクラブものとして「薬の神じゃない!」が上映されましたね。
ドキュメンタリーでは
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

4.0

「レディース・アンド・ジェントルメン!そしてまだどちらにするか迷ってる皆さま!」
映画版観ることができました。
作中では常に"田舎"と呼ばれていたが、ノーサンプトンといえば、英国を代表する紳士靴の生産
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ミッドナイト・ファミリー(2019年製作の映画)

3.5

公共の救急車が圧倒的に不足しているメキシコシティでは民間が参入しビジネスとして救急患者の搬送を行っている。そんな救急車ビジネスで生計を立てるオチョア一家に密着したドキュメンタリー。
こんな稼業を続けて
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運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

4.5

なんて愛おしい、ほっこり涙が出てくる素敵な作品。
イランの少年アリは修理してもらったばかりの妹ザーラの靴を買い物の途中でうっかり失くしてしまう。親にも言えず、兄の靴一足しかない兄妹はそれを共有すること
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ウォーデン 消えた死刑囚(2019年製作の映画)

3.9

革命前のイラン。
空港建設の為、別の刑務所への移送が行われる事になるが、その最中、一人の死刑囚が行方不明となってしまう。昇進目前の刑務所長がその行方不明の死刑囚を必死になって探しまくる。
刑務所を舞台
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ジャスト 6.5 闘いの証(2019年製作の映画)

3.5

イランでのホームレスの薬物依存の問題をベースに、イラン警察と麻薬組織の攻防をスリリングに描き、更には今のイランの実情を描いた作品。
序盤は麻薬組織のボスを逮捕するまでの捕物をメインに進んでいく。特にス
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.8

いきなりのサモ・ハン・キンポーとの対決!テンション上がります!この頃のサモ・ハンの腹の緩み具合、とても他人とは思えません(笑)ジャッキーとユン・ピョウも確認できました!🤗
セリフから解るように、やっぱ
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新・少林寺三十六房(1984年製作の映画)

3.5

"新"だが"続"と同じく前作、前前作との繋がりは無し。しかも肝心のリュー・チャーフィーがなかなか出てこない!
そもそも今作ではリュー・チャーフィーは主役ではなく不肖の弟子を育てる和尚役。もう既にカンフ
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続・少林寺三十六房(1980年製作の映画)

3.7

"続"だが前作とのストーリーの繋がりは無し。
主演のリュー・チャーフィーのキャラが、見た目は同じだが全然変わっていて、めっちゃ喋っていた。前作のイメージを引っ張っていたら引くぐらい。
原口あきまさが明
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少林寺三十六房(1977年製作の映画)

4.2

昨日観た作品にジェット・リーが出ていたので少林寺!って思って今作を観たら、ちょっと違ってました(笑)
それはそれとしても今作はカンフー映画の傑作。
オープニングのスタジオセット内で行われる演武でテンシ
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リーサル・ウェポン4(1998年製作の映画)

3.5

コレは初見。
リッグス髪切った!それもあってか、やっぱり老けたね。劇中そんなセリフ、くだりもありましたし。
序盤のサメ🦈のオモチャ感が笑える。マータフの家は何回破壊、炎上させられるのか。
それでも移民
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リーサル・ウェポン3(1992年製作の映画)

3.5

久しぶりの鑑賞。公開当時劇場に観に行った。
冒頭のビルの完全爆破はやっぱり度肝を抜かれる。このシーンは当時も話題になった。
レネ・ルッソ。なかなかの動きで良かったけど、衣装がメチャダサい(笑)!メルギ
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リーサル・ウェポン2 炎の約束(1989年製作の映画)

3.5

久しぶりの鑑賞。
今作の見どころは、トイレに仕掛けられた爆弾の件と、その直後の南アフリカ共和国の領事館にマータフが移民の相談に行く件だろう。当時はまだアパルトヘイト政策を行っていて、全世界から非難され
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リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

3.5

久しぶりの鑑賞。
今更気付きましたがクリスマス映画だった!
まだこの頃のメル・ギブソンは若いし、イケてた!自殺願望の強いベトナム帰りの刑事役。この作品ではだいぶエキセントリックな人物設定だった。警察組
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アウトポスト(2020年製作の映画)

4.0

アフガニスタン紛争で過酷な戦闘が行われた「カムデシュの戦い」の全貌を描いた作品。四方を山に囲まれた谷底に位置する前哨基地がタリバンの大部隊に包囲され、全滅の危機に陥ったアメリカ陸軍の兵士が死闘を繰り広>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.8

もちろん原作は読んだこと無いですが(苦笑)、結構好きな感じの作品でした。
とてもリアル。でもコレが日本を舞台にしていたら逆に現実離れし過ぎてて、んな訳ないじゃん!の粗探しというか違和感を感じまくっただ
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キンキーブーツ(2018年製作の映画)

5.0

メチャクチャ良かった泣けました!
映画版も含めて初見でしたが、これは映画版のハードルが非常に上がった(苦笑)。
「他人に自分の価値を決めさせるな!」
あれ?最近同じセリフをどこかで聞いたような💦。でも
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.8

まず、いろいろ翻訳字幕がおかしかった。落下傘救護って。パラレスキューってそれでひとつの単語みたいなもので、敵地で墜落してしまった航空機パイロットの救助に行くのが本来の任務である戦闘救難隊の隊員のこと。>>続きを読む

レイダース 失われたアーク《聖櫃》4DX(1981年製作の映画)

5.0

メチャクチャ楽しかった!😆
40年の刻を越えて、こんな体験ができるなんて!もし公開当時コレがあったら、ルーカスは積極的に推奨していただろうな。もう普通にディズニーシー超えですよ!でもプロペラ血飛沫や燃
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野球少女(2019年製作の映画)

3.0

イマイチ乗りきれなかった。
何故ならばスインの、自身がプロ野球で通用すると信じるに足るだけの実力、己れのその目標への信念が示されることが無かったから。球速?それは劇中で散々否定されてきたし。そもそも製
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

4.0

どんな時でも母親とは偉大だ。
南部テキサスで生まれ育ち、生活してきたプロテスタントの保守的な女性が、息子の死をきっかけに新たな人生を歩み出す物語。
最初は衝撃を受けたものの、息子リッキーの生きた証であ
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MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

2.4

ミスコン、ルッキズムの偽善、欺瞞、矛盾を提起、揶揄するモノとしては面白かった。ただ、完全にそちらに振れば良かったのに、中途半端にLGBTQ的な自分探し的な事を入れようとしたから、中身スカスカな薄っぺら>>続きを読む

燃えよ!ピンポン(2007年製作の映画)

1.4

BSテレ東のバカ映画枠でOAしていたのを鑑賞。
原題は"BALLS OF FURY"で"FIST OF FURY"のパロディなので邦題はビミョーだけど問題無し。
場末のカジノでピンポン曲芸を披露してい
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.9

全くのノーマークでしたが、フォローさせて頂いているみなさんの評価が高いので鑑賞しました。
個人的にこの手のノワール物は、一瞬観るのに躊躇するけど、やっぱり観たら面白くて「周りの人達にもオススメしたい!
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ホームワーク(1989年製作の映画)

-

まず単純に1989年のイランの映像資料として面白い。
ペルシア語なのか「チッ(いいえ)」っていうのも興味深い。
ほとんどの子供たちが罰と称して親にぶたれていた。そして罰は受けるが、褒美を知らない。親た
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トラベラー(1974年製作の映画)

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10歳の少年ガッセムは、サッカーイラン代表のテヘランで行われる大事な試合を観戦したいが為に周りの人達を騙し嘘をつき裏切り、どうにかして資金を集め、テヘランにたどり着くが…。
キアロスタミ初期の作品でこ
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

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いつものように荒野を征くSUV。とても画になる。やがてたどり着く、山にへばりつく迷路のような村もまた画になる素敵な場所。
やがてこの村を訪れた目的が、この村で葬式のときに行われる珍しい儀式を取材するこ
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桜桃の味(1997年製作の映画)

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自殺の協力者を求め、車に乗ってさまよい続けているバディ。
彼が依頼を持ちかける相手は、兵士に神学生に剥製師。いずれも"死"に触れる職業だ。ただ順番にその職業ごとの"死"への距離感は徐々に詰まっている。
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オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

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ジグザグ道三部作の3作目
三部作と呼ばれる由縁がよくわかる。あの子たちもあの人もあの娘もあの家も出ていた。もちろんあの坂も。それだけでなんか感激してしまう。
虚と実の間のバランスが1作目では完全に虚だ
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

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1990年のイラン大地震後、前作『友だちのうちはどこ?』の出演者の安否確認のため現地を訪れる、ある映画監督と彼の息子。
被災し、多くの家族、親戚、家屋を失いながらも「神のご意志」と受け入れているように
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

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走れ!アハマッド!がんばれ!
友だちの間違って持って帰ってきてしまったノートを返しに行って帰ってくるだけの話しなのに。みんながちょっとは身に覚えのある"あの頃"を思い出させる。
大人たちの言う事の勝手
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.0

劇場公開時鑑賞しましたがCSにて再鑑賞再レビュー。
初見時は"ナン付きのチキンカレーを頼んだら欧風カレーがきた!"っていうような印象だったが、今回再鑑賞してイメージが変わりました。
もの凄い貧富、格差
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ブラジャーねこ(2020年製作の映画)

2.2

ニャンニャンニャン😺!
今日は2月22日で猫の日🐈‍⬛!
ということで、ジョン・カーペンターとドクターHIROを尊敬されているレビュワーのねこさんとあゆこさんのご紹介で今作を見ました😸
彼?がブラジャ
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.5

何という数奇な運命か。
ただ生き抜くことだけに必死だったスラムの少年が自分の人生における希望を見つけ、その希望を思い続けたまま大人になり、その希望を追い求めるためにクイズ番組に出場し、その希望を追い求
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

コンビニで外国人の店員さんを見るたびにスゲーなって思う。自分がその立場で異国であれだけいろいろ複雑な事ができるかといえば無理だし。
シャシがとってもチャーミングでした。とても賢く品性のある人なんだとい
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