ダイキチさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ダイキチ

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白夜行(2010年製作の映画)

3.9

心情が語られない以上想像するしかない。
ユキホとリョウジ。彼らの幼少期は同情する。だが、それとこれとは違う。目的はどうあれ性犯罪。
蹴落とさないと生きていけない。のし上がるための手段だったのか。
リョ
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.1

演出が素晴らしい。本人達まで出演させちゃうんだから。その本人達が役者以上に役者。
すんでの所で中止を余儀なくされたプランA。中止になった時のスペンサーの表情はどうだろう。かえってLIFEを実感している
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半落ち(2003年製作の映画)

4.0

妻を手にかけた
空白の2日間
彼のような人格者に何が起きたのか
裁判のシーンは観てられない
ケイコさんは魅力的だった
この人を手にかけなくてはいけない無念さ
どんな思いで顔を見つめ、手にかけたのか
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.8

ネマツァデん家どこだよ 汗
ドアの話はもういいし 汗
子供はかわいい
これは万国共通
環境は万国共通ではないが
んーノート返してあげたいよな
友達だもんな
あえて言うけどあの子の味方でありたい
とにか
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.9

"パパがアクセルにしたこと"
こんな話だったのか
じいさん2人にはさまれた日々
どんなに意義のある日々だったことか
面白いように成長していくマギー
これにはフランキーも目を細めた
"モ・クシュラ"
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

いい年して殴り合いかよ。アオハルじゃん。
間違いなくフォードを一段階押し上げる出来事。シェルビーもマイルズもチャンスを最大限に活かした。それには大企業の体制に打ち勝つ強い精神力が必要だったんだ。マイル
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.8

そうか氷河期は温暖化が起因するのか。それに伴う竜巻の威力は凄まじい。いずれこんな日が来てしまうのかもしれない。
day after tomorrow
気がついたら2日後にはこんな事になるとは。
国家は
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

4.3

警察も黙ってはいない
組長クラスの掃討作戦
刑務所で再会する広能と武田
寒さが身に染みて堪える
身を寄せるものもなし
結局そういう事なんだ
何年も刑期に費やす
それを是とするのか
スジを通して生きるの
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

3.9

シンガポールにまで行ったり、ここに来てC・ユンファが出てきたり。とにかくいろんな事が起きる。突然組合みたいな組織が出てきて、チカラを合わせた海賊の連合艦隊をつくったり。キースの海賊も様になっている。ブ>>続きを読む

純平、考え直せ(2018年製作の映画)

3.3

純平
気がいいのと道を外れるのは違う
待ってる人がいるじゃないか
誰のために燃やす命なんだ
君の知らないところで案じてくれる人がいる
それは君の人柄でもある
長所と言っていい
君は愛されているよ
自分
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.4

明石組組長
セリフはないが存在感が凄い
さすが丹波さん
打本の腰抜け
ある意味加藤さんが1番うまい
武田の台頭
江田も松永もかばちたれ
腹ん中じゃ何を考えているのか
広能は一人暗躍する
遺骨を握りしめ
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シリアナ(2005年製作の映画)

3.4

利権が絡み合う。結局は石油がすべての発端なのか。企業が国家が当事者ですら全貌が見えてはいないのだろう。
国の後継者。跡目争いにアメリカが見え隠れする。節操のない国だ。当人同士はその事をまったく意に介さ
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贅沢な骨(2001年製作の映画)

3.3

金魚の入れ物。あれは完全にホラー。
屋上での影踏み。あれはドキッとした。
寄り添って生きていく。ミヤコにはサキコが必要だったんだ。大事なものはキズつけたくなるのか。
喉に刺さった骨。それほどの違和感で
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.9

どこまでが"何でも屋"のシナリオだったのか。彼女は主役なのだが主体性があまりない。流されて今がある。事あるごとに横になって、起きると事態が展開しているからだ。漂うクラゲのように。水槽とのシーンは印象的>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

グリーンブックの意味。これをタイトルにするのか。南部の差別は根強い。なぜ南部でツアーをする事にしたのか。
トニーは気のいいヤツだ。ドンの不完全さも人間らしい。2人の掛け合いがすごくいい。
アメリカの警
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

モルが絡む事でより複雑化した。あのコマは回り続けてしまうのか。夢と言う無限の可能性。深く入り込む事で時間の感じ方が違うとは。車が落下する刹那。さらに奥の階層に影響を与える。
冒頭のサイトー。そう言う事
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.6

こんなのありかよ。あんた何してんだ。何してるかわかってんのか?
しかし生きていくのは大変だ。どうしてもお金が必要。そのお金の得方は人それぞれなのだが。
対するマリコ。彼女の心境を慮る。だがきっとそれじ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

石を集める旅。それは自分自身の旅でもあったんだ。
亡くした人と会う者。覚悟を問われる者。約束を誓う者。それぞれの過去と対峙する痛みを伴う旅。ともに再会を誓い合った。
S・ラング。彼がいてくれて良かった
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亡国のイージス(2005年製作の映画)

3.4

"とにかく生きろ"
このメッセージが専守防衛を想起させる。
専守防衛。自衛の意味。憂う気持ちと正義。
狭い艦内で思いが錯綜する。
先任伍長を突き動かすもの。それこそが"とにかく生きろ"なんだと思う。誰
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赤い雪 Red Snow(2019年製作の映画)

3.6

消えた弟はどこに行ったのか?あれからずいぶん時が経った。この世にはすでに肉体はないであろう弟。せめて行方だけでも。それを解決しないと前に進めない。しかし記憶と言うのは曖昧なもの。都合よく書き換えてしま>>続きを読む

エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

3.4

南西壁冬期無酸素単独
なぜ挑み続けるのか
"オレがここにいるから山に登る"
凄すぎる
誰のためとか記録のためとかではない
存在意義がそこにある
天才は常に孤独なのだと言う
彼は山しか見えていない

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.6

G・ユングの告白。ここでソフィー・ショルの名前が出てくるとは。
総統のキレるシーンはよくパロディされている。追い詰められる。権力の凋落。混乱が見て取れる。潔さとは程遠いその姿。それこそが現実なのだろう
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

そうか。彼は名前がないのか。あくまで非公式なエージェント。
冒頭のオペラハウス。予告で何度も観たが素晴らしい。
ニールの存在。彼は何者なのか。良き相棒だけでは片付けられない。この作戦に重要な意味を持つ
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リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ(2019年製作の映画)

3.4

子供がそのまま大人になったような人だ。足りないものを自覚し素直に補おうとしている。その姿勢は謙虚さすら感じる。ムチャしていたのは遠い昔の話。今は家族を大事にし朝にはランニングを欠かさない。朝日を浴びる>>続きを読む

SAYURI(2005年製作の映画)

3.8

橋の上での幼き思い出。それを胸の前で両手で握りしめるように大切にした。それがあったから耐え忍ぶことができたんだね。いろんなことがさゆりに降りかかる。裏切りや疎まれることもあった。人気芸者にもなった。で>>続きを読む

不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)

3.8

長野オリンピックの聖火ランナー。あのシーンが一番ぐっときた。報復ではなく赦し。L・ザンペリーニ。すごい人だ。アンジーが表現したかったのはこれではないのか。耳を塞ぎたくなる話がたくさんある。それでも傾聴>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

好きなシーンが多すぎる。
金時計の話。その金時計がいかに大事な物かを語るためだけにC・ウォーケンが出てくる。この話がおかしくてたまらない。
ジュールス。彼がとにかくクール。序盤のエゼキエル書の暗唱がカ
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13デイズ(2000年製作の映画)

3.8

終末時計と言うものがある。2020年は100秒前なのだとか。つまり人類滅亡のカウントダウンとも言える。この2週間はどうだったのか。
キューバ危機。鼻先に核ミサイル基地が発覚。これは黙っていられない。そ
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ケンとカズ(2015年製作の映画)

4.0

このままでいいはずがない
ケンもカズもわかっている
わかってはいるけどうまくいかない
背負っているもの
流される弱さ
みんな同じとは言わない
同情ぐらいさせてよ
このままじゃダメだよな
ケン、カズ、オ
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アメリカ、家族のいる風景(2005年製作の映画)

3.3

彼の登場シーン。馬で荒野を駆る。着ている物を交換したりすごく奔放だ。そんな奔放な彼が父親になろうとしている。20年も放っておいた。待たされた方はと言うと、今更どのツラ下げて…ってなるよね。
それでも向
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.4

今回もキレッキレだった。ボスもクールだった。プロフェッショナルたれ。どんな状況であろうとも同じ結果を常に出す。とは言え一人の人間には違いない。浴槽で丸くなってる姿。柔らかな布団で寝て欲しい。社会生活の>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.8

中小と大企業の対立構造。隠蔽体質。ポップなタイトルとは裏腹に生命を脅かす大問題だ。何件も報告がありながら握り潰したのか。事なかれのために会議を重ねる。議題はどう帳尻を合わせるか。もっと他に議題があるは>>続きを読む

ダラスの熱い日(1973年製作の映画)

3.7

あの事件が組織的に行われていた?国家権力。ジョンソンの意味深なインタビュー。目障りだから抹殺したと言うのか。公開当時、荒唐無稽と捉えられたのだろうか。国家の疑惑を作品にするのは現在では難しいと思う。そ>>続きを読む

ほとりの朔子(2013年製作の映画)

3.3

朔子は目標がない。ないと言うより失った。大学受験に失敗したからだ。今頃キャンパスライフを謳歌していたかもしれない。叔母に誘われるまま訪れた街。せまいコミュニティでの日常。日常とは連続性。異質でも続けば>>続きを読む

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

4.3

ブラピもアンジーも素晴らしい。魅力全開って感じ。見所しかない。仕事に対するアプローチの仕方がまるで違う。確かに言えるのは互いに優秀だと言うこと。終盤の共同作業はリアルとはかけ離れているかもしれないけど>>続きを読む

TAXi2(2000年製作の映画)

3.8

コンショワァ〜〜。なめてんのか 笑。どう見ても医者のインターンじゃないでしょ 笑。レース中のラリーカーをオーバーテイクしてよ 笑。ミツビシやるなぁ千葉ナンバーだし。
ニンジャァー 汗