しっかり丁寧に伏線を回収していくあたり、スティーブン・キングの面白さが出てるなあという感じ。孤独は心を蝕む。
このレビューはネタバレを含みます
どこまでも確信的な場面は見せず、最後まで彼の魅力に惹き込まれてしまう。
一観客としての自分が、彼に魅了されてしまった当時の人々の存在をリアルに感じさせる。
ハッピーエンドじゃない、はずなのに、救われた思いがする。絶対悪の象徴だったはずのジョーカーが揺らいだ。ていうか、悪ってなんだ…?
もっと良い作品になる余地はあったのに、君の名は。に縛られすぎて中途半端に留まってしまった感じ。もったいない!!!
まっさらな気持ちで観て、眩しいほどの主人公たちの真っ直ぐさには、心を動かされるものが>>続きを読む