ちゃむさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

4.2

むっちゃ可愛かった〜!!!!!それぞれキャラが立ってて最高。
「恐くてもいいんだよ、恐くて当たり前だよ」って言って恐怖に向き合えるようになるゴリラくんのあたり、心に響くものがありますね…
そしてあひる
>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

3.1

ほんとそれなって感じ。
ルールが多すぎるし、意味もよく分からないし、足は痛いし、お稽古しんど!!としか思えなかった最初の2年間。
でもいつの間にか体が自然と動くようになって、所作1つ1つに心が入るよう
>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.1

いや、良かった。手っ取り早くほっこりしたい気分のときには、ぴったりな映画なんじゃないでしょうか。

けど、まあ、予想の範囲は越えてこない。
皆さん言ってるけど、SFとしては突っ込みだしたらきりがない。
>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

それにしてもエヴァンゲリオン、どこまでもナウシカみがある。というか、ナウシカがやはり庵野さんみがあるのか?
ジブリが日本人の原風景的存在である以上、エヴァンゲリオンも愛してしまわざるを得ない。ちょっと
>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

-

シンジが、痛々しいほどに生々しい、等身大の14歳で、胸が痛くなる。
これは安易に感情移入すると戻ってこれなくなるわ…って無意識にリミッターがかかった。ぐらいに、あまりに人間的すぎるお話だった、エヴァは
>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

-

絶対面白いんだと思うんだけど、情報量に追いつけなすぎて全く盛り上がれない。

疑問点多すぎてもはや突っ込むところがわからないので、とりあえず全部観てもう一周します…

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.9

エヴァ初視聴。
わたしがシンゴジラを観て感じたときめきと高揚感とスリルを、きっと世の人はエヴァを観て感じたのだろう!
シンゴジラが大好きすぎて、シンゴジラで十分に高まってしまったので、今回はあまり感動
>>続きを読む

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.6

孤独に生きてきた主人公だからこそ、イスと共通点を見つけていく過程がとても嬉しい。わたしも一緒にイスに恋して、ウジンに恋した気持ち。

作品を通して、木の手触り感と光のトーンがあたたかい。そしてウジンの
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

とにかく画が綺麗。街も衣装もインテリアもカメラアングルも、センスが抜群。
その綺麗さに、エグめの描写がめちゃくちゃ映える。やけに靴を映すとおもったら…!

ナチスドイツの抱える矛盾について、少年ジョジ
>>続きを読む

トムとジェリー(2021年製作の映画)

3.6

冒頭からわくわくする音楽、色使いとキャラクターたち!ヒップホップも、トムの演奏するジャズも、雰囲気と相性がとてもよい。かっこよくてかわいい。

最近は動物も実写化するのが多いけど、視覚的なリアルさを追
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

-

途中30分で挫折。兄の"やってしまった"感がリアルすぎて、母の叫びが怖すぎて、むりでした。むりむり。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

-

これを独学で1人で作り切ったのは、凄い。凄い、けど、その凄さと、映画そのものの評価は、別であるべきでは?
メッセージ性の強そうな設定なのに、特に何を発信するわけでもなく。単調な展開で、正直退屈だった。
>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.3

まず、タロン・エガートン歌うますぎんか…俳優の割に上手いとかのレベルではない、純粋に歌手としての技術がえげつない。好き。
そしてルックス・振る舞いともに絶妙なイケてなさ(適切な表現がわからない…)を纏
>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.8

「夫が育児を手伝う」
「姑が嫁にエプロンを贈る」
こんな描写に、違和感を持てる人はどれだけいるだろうか。

コンユが最初から最後までジヨンの味方なのと、義母・義姉があくまでも親切な人たちだという演出は
>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.7

定番すぎて逆に観てなかったやつ。
単純なキラキラサクセスストーリーかと思っていたが、意外にも考えさせられる点が多い。

前半では、駆け出し新人の仕事への向き合い方が問われる。だれもが最初から望む仕事を
>>続きを読む

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

社会的弱者が虐げられ、声を上げても隠蔽され、口を塞がれ、社会から関心を持たれないまま忘れ去られていく…まさに闇のトガニ【坩堝(るつぼ)】。

最後のシーンで、デモを他人事のように眺める「一般市民」たち
>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

B級ゾンビ映画かと思いきや、スリルと温かさと社会への問いかけが超絶なバランスを保っていて、心動かされる作品でした。

そしてコンユ氏が悲しいと本当に悲しいし、コンユ氏が嬉しいと心から嬉しいし、本当に彼
>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

あえて淡々として、お涙頂戴的ではない演出が、むしろあったかいなって思った。
フィリップの明るい振る舞いと奥底にある悲しみ・苦しみを、表情だけで魅せるフランソワ・クリュゼの演技が素敵でした。

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

2.0

終始、顔がお美しいな以外の感情がわかなかった。2作目は観ないかな…

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

正義とは、悪とは。「普通」と「異常」の境目は。
社会に上手く溶け込めず、微妙な疎外感を感じ続ける主人公。映画を観ている観客も、「異常者的な」彼の言動に不安と緊張を感じさせられる。しかし彼の行動が社会的
>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.1

芸術家たちにあまり詳しくないせいで、面白さ半減、残念。観る人が観たらめちゃくちゃわくわくするとは思う。

そして個人的に、なよい系男子に感情移入できず、終始もどかしさが先に来てしまう。作品としては、幻
>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

胸が痛すぎて、Tシャツ全面濡らすほど泣いてしまった。

受け入れてしまったら自分の心が壊れてしまうくらいに痛くて苦しい現実を、
受け入れるためにごまかして、嘘をついて、周りの人間を攻撃して、自らをも傷
>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

上品なふりしてグロテスク、ふざけているようで誠実、コメディのようでドラマティカル。構図といい色使いといい、芸術的で癖になる。