はとさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

1.0

マシュー・ヴォーンが手がける初めての続編、彼のやりたいこと全部詰め込まれていた。
しかしタロンくん演技うまくなったなあ。エルトン・ジョンにうふふとなりました。あとペドロ・パスカルさんすごくいいね!つよ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.6

ジャーナリズムを貫く話であり、ないがしろにされている人が立ち上がる物語でもある。巨匠と呼ばれるスピルバーグがこういう映画を作ってくれたことが嬉しい。脚本をメインで書いたのがリズ・ハンナという31歳の女>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.4

予想以上のワクワクとかわゆみがぎゅっと詰まってた!ホリデーシーズンにぴったりな2時間の冒険は、一人じゃ難しくっても皆とならクリア出来る快作。
久々に楽しく愉快に楽しめて晴れ晴れとした気持ちになった。
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キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

5.0

好き過ぎて語ることが出来ない映画の一つ。オールタイム・ベスト。

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

4.2

近年のコナンの中では一番面白かったんじゃないだろうか。
今現在日本が抱えてる社会問題とかも含めてハードな問題提起をしたり、それでいてワイルド・スピード並の無茶なアクションもあり、現実では無理だけどこの
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ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

1.6

自分の価値観とは合わないだろうと前評判を聞いて戦々恐々していたが、思っていたよりキツくなかった。人類創世記時代の価値観なんてそんなものだろうし。中盤にドッカンドッカン映像美出てきたけどラストはドラマで>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

2.7

アロノフスキー監督の前作『ノア』に引き続きまた聖書物。
一応ストーリーラインのようなものはあるけれどかなりまんまなので、ショッキングなシーンが多くてもそこまで驚く要素はない。
主人公のジェニファー・ロ
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

4.7

前作を観てこじらせまくった5年間を、全力で受け止めてくれた気持ち。前作からの歴史の重さやお約束もアツく、それでいてフレッシュ!すんごい好きな人が作ったんだろうと感じたよ。エモ過ぎる。乱雑だと感じるとこ>>続きを読む

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.4

序盤の掴みが兎に角素晴らしくて、あんな登場をされたらなんにも知らなくたって彼らのことを好きになるに決まってるじゃないか!
AK47もコカインも理不尽も差別も暴力も彼らにとっては日常の中に当たり前に見る
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リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.9

不思議なテンションで駆け抜ける恋の映画!
隅々まで日本の伝承や文化がこちらに目配せしてくるんだけど「ハリウッドから見た日本」とはまた別の切り口が新しい。監督の日本愛にニコニコしてしまう。登場人物の目が
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

4.1

強烈な力に打ちのめされた。難民キャンプの情景だけでも、彼らが日々いかに命の危険に晒されながら生きていることが分かる。誰もどうしたらいいのか分からないまま、秘密を抱えて生きる様に心がヒリヒリしたどころじ>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.5

予想以上に色んなものが詰まった映画だった!『gifted』って「(神から与えられた)才能がある,天才的な」という意味があるのでそういう話?と思ってたらそれ以上だった。与えられるものは目に見えるものばか>>続きを読む

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

4.8

こういう映画を待っていたよー!!!大好き!!!
主人公のカトリンが自立して一人の女性が人間として生きていく話であり、戦争下で死と隣合わせの人々が必死に生き抜く話であり、人々を勇気づけるようなフィクショ
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.8

今年ベスト級に大好き!
疾走するどう転ぶか予測のつかないストーリー、夜の街の光、銀行強盗…大好きなのが詰まっている!
何より音楽が素晴らしい!オープニングから最高だった。泣きたくなるほどの行き詰まった
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ポルト(2016年製作の映画)

2.1

初っ端、真っ暗な画面に囁くようなアントンのモノローグだけで泣いてしまった…
彼の声は高くてちょっぴり掠れていて、耳に優しく触れるように聞こえてくる。スクリーンで会う度にめそめそしてしまう。しかも今回、
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.4

美しい…とうっとりするショットが115分ずっと続く。監督のフェチが炸裂していた。皆艷やかに撮られているし衣装替えは沢山、鳴り響く音楽の洪水とこれでもかと入るアクションは最高に楽しい!
肉弾戦の重みを感
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.3

ノオミ・ラパスが一人七役って設定だけで楽しくなってくる近未来SF。
中身は完全にディストピアの中でどう生き抜いていくかという話だが、世界に対して戦いを挑む話でもあるので、『ハンガー・ゲーム』とか『ダイ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

万能死体とサバイバル。かと思いきや人と一緒にいることの喜びや、気持ちを伝えられないもどかしさ、思いもよらないものが様々に詰め込まれている快作。ハチャメチャで奇妙。なのに泣けてくる。
幼稚なギャグと人生
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ダンケルク(2017年製作の映画)

5.0

IMAXと通常の2Dで観たが、没入感が全然違う。
もし選択肢があるなら、ぜひともIMAXで観て欲しい。

緊張感が耐えない。一瞬の緩みは次の瞬間には極限まで締め上げてくる。何もないダンケルクの浜辺に放
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

脳がとろける心地良さは耳から目からで幸せになる。これ大好き。
王道な骨子のストーリーなのにすべてがフレッシュに感じられる。
舞台をアトランタに据えたことでぐっと土台か安定した。
エドガー・ライトの新境
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

4.8

人生に必要なものは知力、体力、時の運それに加えてダクトテープとブレイキング・バッド、というのが証明されているような映画だった。ダクトテープの強力さにはいつだって救われるし、ブレイキング・バッドには生き>>続きを読む

ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

4.7

最高だった!!!!熱くて燃える!!!
流れる美しい打撃の重いアクション×信念を貫く負けない心×どの組み合わせでも美味しい関係性!
こちらの予想を遥かに上回るストーリーで、ずっと次に何が起こるか楽しみに
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マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン(2014年製作の映画)

4.2

ここに映し出されるレフンは、不安と苦悩に満ちていて、自分勝手にすら見える。
特に映しているのがパートナーなのもあって、俳優やスタッフには見せていない部分が出て来る。
苛立ちを隠さず、焦燥感に苛まれてい
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パーフェクトマン 完全犯罪(2015年製作の映画)

3.9

嘘を更に嘘を塗り固めていくタイプの映画は、ずっとしんどさを感じて好きではない。しかも見せ方が定番なのでこのまま終わったらすごくつまらない…と思ってたら終盤思ってもいなかった方向に転がり、着地したので鑑>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.5

いい意味で振り回される!初ナ・ホンジン監督作。最初はすごく世界観に入りづらかったんだけど、中盤からガッと掴まれた。何度も空を切るようで、掴めない他人。それは果たして人なのか?見つめる対象のことを考える>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

2.0

初見の感想は「原作を読まないまま『ハリー・ポッターと賢者の石』を観た人たちの感覚と同じものを味わっている」だった。
今までの私は、原作を呪文や台詞やら片っ端から暗記していて、それがどれ位出てくるかとか
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.5

不謹慎ながらもおんもしろい!状況自体はあまり動かないのにもかかわらず、メリハリできっちり魅せるし、思考と判断の繰り返し、または延期が一つのドラマとなって心地よいまでの緊迫感になる。凄い映画を観たよ。こ>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.9

観終わって今年ベストでは!?と叫んで色々調べてしまったのが良くなかった。どうしても引っかかる点があって。(ピーター・カッシングの件です)
それでもやっぱり好きだと思い返せば返すほど、ぐっと来てしまう、
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

2.4

もっと子供の頃に観たら楽しめていたのかもしれない。
ビル・マーレイとシガニー・ウィーバーのやりとりに辛さを感じてしまう。
シガニーは美しくて、だからこそなんだかすごく言い寄られてて心配になってしまった
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

3.5

ローラに出てきた瞬間から心掴まれた!ローラの中にある弱さが見えて、だからこそ彼女は強くて優しいのだと確信する。ローレンがすごく良かった!喝を入れる所から始まりきちんとポイントを効かせるキャラクターにと>>続きを読む

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.3

どこまでもついてくる!意外と逃げ切れそうで逃げ切れない、ふと気を抜いた一瞬が恐ろしい。ホラーと青春映画の配分が抜群。とても好き。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

大傑作。ばかばかしいほど無茶苦茶な始まりでも、必然が折り重なって音楽が鳴らされる瞬間は心が震える。

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

4.3

無骨な男が何を犠牲にしても信念を曲げなかったドラマにぐっときた。自分の名前が使えない中、どう闘っていくかががむしゃらでも実力が光るのは天才故だと思う。家族との距離の取り方にううんと思う所もあれど、うま>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

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凄く出来のいい作品だけど、びっくりするほどnot for meだった…序盤で遺される姉の方に心が一緒に置き去りになって、その後の主人公の行動にいらいらしてばっかりだった…

デッドプール(2016年製作の映画)

3.5

すごく良くできてる!でも期待してたほどはちゃめちゃじゃなかった。これ観て上品だなあと思いました。コンパクトにまとまってる。

エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

4.4

これはスパイアクションではない。正真正銘のラブコメだ。
ぼんくらが実はスーパーエージェントだったという深夜の妄想でしかないネタがこんなに素敵な映画に生まれ変わるなんて!くだらなさが最高。
テンポがそこ
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