とんかつ富さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

とんかつ富

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夜空に星のあるように(1967年製作の映画)

2.8

見方が難しかったな…自分がどういう立ち位置から見たいか決められないまま終わっていった。
男はみんなクズだけど、女の子も場当たり的な感じで行動するし、社会がそうさせてしまっているというよりは、彼らがそう
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パリ、テキサス 2K レストア版(1984年製作の映画)

3.9

本当にヴィムヴェンダースの色彩感覚はどうなっているの⁇冒頭の砂漠と赤色のキャップのところとか本当に絶妙。ピンクのニットワンピース、スクリーンで見れて幸せです。画の力が圧倒的!

トラヴィスが子供のお迎
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

-

もう舞台セットがとにかく天才なのでは⁇
drive in ダイナー(?)的なの可愛すぎる、ローラースケートで出てくるウェイトレスなんて今まで紙面でしか見たことなかった!
あと音楽が良いな~

黄色の車
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モア(1969年製作の映画)

3.1

薬に滅ぼされたのか、女に滅ぼされたのか…

消えない罪(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

イチゴのパンケーキの後ろで、犠牲になったお姉ちゃん
あそこの画、残酷で印象的だった

サンドラ・ブロックさんこの前はセレブ役で見たのに、振り幅が素晴らしすぎる!

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

-

midsummerのおじいちゃんっていうだけで全然ビョルンのこと知らなかったけど、序盤から周りの腐った大人たちに怒りが沸々と湧き上がった

両親もいない、信頼できる大人が誰一人いないなかで、どうして大
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マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

4.0

ウィザーをサウンドバッグに差し出すところでみんなが笑っちゃうの、凄く良くて私は泣いちゃった(ウィザーごめん)
悲しいとき一緒に泣いて、楽しいときに笑ってくれる友達がいるのってすっごく大切
美容室で集ま
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.7

うんうん良い!
2000年代の日本の青春ドラマの香りがした。登場人物のキャラクター作りが良かった、脇を固める役ほどぶっ飛んでいる感じが◎ 老け顔くんと野球部の二人が特に好き。いろんな人の個性が作用し合
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.8

女性権利主張のための女性活動家は、当時活動に参加しない女性からも白い目を向けられていたのがすごく印象的だしショックだった…でも、当時の女性活動家は職場や家庭からも追い出され孤立していたし、自分の今の暮>>続きを読む

ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

3.0

コテージの窓からまだらに差し込む青い光がもう怪しくて、2人の悲しい結末を匂わせてるもん…

彼女はひとり(2018年製作の映画)

4.6

凄すぎる
インディーズならではの荒さもあるけど、とにかく面白いし丁寧で洗礼された質感が感じられる

役者の演技力、本当にすごいです。あれほどの演技力が無ければこのクオリティは担保されてなかったと思う。
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シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

3.5

スパイクリー眼鏡似合いすぎだし、若い!
4人でthanks givingする夜が良かった

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

なんだこの温かい映画は!楽しくって優しくって大好きだった

みんなの歪な記憶を温かく埋めてくれた清子ちゃんは大晦日に舞い降りた神の使いなのね
宝くじの当たり券気づいて欲しい気もするけど、このままの持ち
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スウィート・シング(2020年製作の映画)

-

嬉しいことがあるから悲しいことが起きると心から悲しくって、
悲しいことがあるから嬉しいことが起きると心から嬉しかった
生きていくとはそういうことの繰り返しなのかもしれない!

揺るがない愛を与えられる
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恋する寄生虫(2021年製作の映画)

-

最後赤いコート着てる奈々ちゃん可愛くてなにごと?!?!
湖のほとりのシーンの台詞がチープでうっ!ってなりそうだったけど、小松菜奈の演技で持ち堪えた。

前ネットの記事で、うつ病はウィルス(?)による感
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ダーティ・ダンシング(1987年製作の映画)

-

う〜こんな映画が見たかった!

みんなのお洋服、髪型、メイキャップ全部が可愛くて可愛くて…!
大人になるにつれてスクリーンの中に夢を見るのが難しくなってきてしまう悲しい世の中に揉まれていたけど、この映
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アメリカの友人 4K レストア版(1977年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

列車のシーンでデニスホッパーが現れたところらへんから特に最高になる
車掌や、標的の連れが通り過ぎた後に急激に始まる殺人が妙にシュールで笑ってしまう
自分まで車外に飛び出そうになったところ本当に面白くて
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ファーザー(2020年製作の映画)

-

介護する側だけじゃなくて、介護される側の地獄も分かる、二つの視点が同時に描かれる秀逸さ

場所、時間が交差して、その人が言ってることがその時々で違う。何が真実か私も最後まで分からなかった。
娘の名前が
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愛と死の記録(1966年製作の映画)

-

終戦が戦争の終わりではないということ

製作当時は丁度被爆後20年ということで、この映画が公開される頃に同じような運命を辿る若者がいたと思うと、胸が張り裂ける。

逃げた女(2019年製作の映画)

-

内容はすごく難解だったけど、みんなそんなに仲良くないのかなとは思った

ズームインするのはホンサンスの特色ということだけど、せっかく長回しで生の会話を聞けるのに急にズームインという機械的な機能が存在感
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あまり知識を入れていかなかったけど、割と分かりやすく作られていたのでは。ディテールはともかく全体像は掴めたと思う。

戦闘シーンがかなりシンプルな作り。大半が肉体vs肉体の戦いということもあるし、カメ
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人と仕事(2021年製作の映画)

-

変わらなきゃいけないことは本当に山ほどある
でも私が想像するよりももっと、現場にいる人たちは力強く生きている感じた、頼もしくも思ったほどだった

草の響き(2021年製作の映画)

-

冒頭のシーンが気持ちいい
スケボーが床を滑る音がめちゃくちゃ心地良かった
中盤、走るカズオの後ろに、高校生3人がフレームインしてくるシーンがとっても綺麗。


私なりに上手く解釈できないところも多いか
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

歩きながら話すカットがめちゃくちゃ多い!笑笑
結構長めのワンカットで2人の掛け合いが息ぴったりでリズム感がとてもよかった。
歩く速度、互いの距離感が2人の気持ちを反映してるように感じた。
その一方大事
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ベレジーナ(1999年製作の映画)

-

飛び込み、前情報なしで鑑賞。衝撃的な銃殺シーンからはじまったものの、そっからしばらく置いてけぼりだった。ここまで話の流れが掴めなかったのは久しぶりだった。固有名詞が多く大半は噂話で人物が登場するから誰>>続きを読む

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

-

極限の状況の中で交わされる非常に繊細で細やかな2人の愛の交渉が美しくて
切ないどころじゃない、あまりにも残酷
あまりにも悲しい時代 

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.5

凄く寂しがりやで、恋をして、嫉妬して、っていうあまりにも人間臭い生き様
それでもトーベは生粋の芸術家だった

シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

それぞれがそれぞれの可哀想なところを見合って、自分を慰めて生きてる感じがした。
最後の終わり方も、いい男と一緒になってシュザンヌが幸せを手にしたということだったけど、それはあくまでも主人公の語りであっ
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モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)

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女性を舐めてかかっている自惚れ男の話
ずっと彼の視点から話が進んでいく。

街の撮り方がすごく良かった。生きたパリの街だった。街中にいた短パンを履いた少年と目があった気がした。
ベーカリーのサブレやタ
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

4.0

好きだった
上手くいかない日常をぶち壊して自分を解放する様が見ててとっても気持ちよかった

最初はなんてお似合わない2人なんだと思ったけど、どんどんしっくりして来ちゃう
パッティーちゃんの歌すごく良い
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整形水(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画としては、普通に怖いなと感じたけど、話の落とし所が全然好みじゃなかったです…

容姿にコンプレックスを持って整形して、完璧の容姿を手に入れるが執着して結果自滅するっていう流れなら分かりやすい
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.9

久しぶりのSF映画

通貨=時間=寿命の世界。低所得者は一日働いて明日の命を繋ぐのがやっとな一方で、富裕層は時間を持て余しているという構図は今の社会を映していると思った。お金を時間にうまく差し替えたう
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.1

家庭教師の家族との距離感が狂っている。関係の取り方もそうだし、肉体の距離感もおかしい
最後の食卓のシーンは笑いすぎてボロボロ涙が出た
どんな話なのかと言われると、しっくりくるように説明できないが、とに
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トムボーイ(2011年製作の映画)

4.1

前情報無しの飛び込みで見たので、途中からの展開に口あんぐり…!

子供たちがスクリーン内でとてもリラックスして、生き生きしてる。だから余計に途中からは辛かった。

あと妹ちゃんが終始本当に天使。バレー
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