愚か凡さんの映画レビュー・感想・評価

愚か凡

愚か凡

ブロブ/宇宙からの不明物体(1988年製作の映画)

3.7

シンプルなSFモンスターパニック映画でサクッと観れていい。容赦ないしCG無しの気色悪い造形が最高。1時間12分くらいで流れるBGMがすごくいい。

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.9

ロムルスに乗り込んでから、エイリアン、タイムリミット、アンドロイドと色んな面での恐怖が盛りだくさんで常に展開していくのでノンストップの緊張がずっと続いた。非常に満足度の高いホラー作品だった。過去作の要>>続きを読む

テリファー(2016年製作の映画)

3.8

ピエロのフィジカルが意外と体型なりというか、そういう妙なリアルさがヒリつかせてきた。死体とかの造形がしっかりしてるから見応えある。

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.9

映像がすごく綺麗で、誕生シーンはもはや神々しく感じた。エイリアンのデザインが過去作より恐竜っぽくてそれがカッコイイ。やはり前作との繋がった要素が強いのでエイリアンを主役としてみてると少し物足りない気持>>続きを読む

プロメテウス(2012年製作の映画)

3.8

展開がはじまってからは話が急激にすすむので楽しかった。ビジュアル的にすごく気持ち悪いし酷いことになってて良い。

エイリアン3(1992年製作の映画)

3.2

初っ端からなんか全て吹っ飛ぶ。リプリー許してあげてよばっか考えていた。テイストが合ってないBGMが変なタイミングでかかったり、エイリアンが微妙なCGになったり期待して観るとズッコケ感がすごい。中盤謎の>>続きを読む

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.5

前作の閉鎖的な未知の怖さとはまた違って、彼等の性質を知ったうえで見ると別の角度からのハラハラが沢山あってとても楽しかった。人間の中にも厄介な要素があるの嫌らしくややこしくて好きだなと思った。最後まで最>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

4.0

悪魔系の元祖だとわくわく観始めたら取り付いているヤツの行動が予想以上にどぎつくて驚いた。テーマソングくらいしかBGMは流れないのですごく静かな作品。日々豹変していく女の子が痛々しくて辛い。

ルックバック(2024年製作の映画)

4.5

原作は改変前に1度読んだきりで内容をほとんど忘れていたので読み返さず見に行った。原作者の筆跡がそのままアニメーション化されていて凄く感心した。制作陣の作品に対する愛をとても感じた。短い時間で綺麗にまと>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ひたすら素っ頓狂な不幸がボウに降りかかり続ける。生理的に不安を煽る音、奥行を活用して不穏演出を盛り込むのがアリアスターらしくて良い。焦燥による突発的行動によってどんどん壊れていく取り巻く環境。演劇シー>>続きを読む

リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

4.0

難しいことなんも無しの音楽とても好き。この、勢いで何も口出し許さない感じが良かった。ちょっと押したら倒れそうなセットとか歯医者ツボすぎ。植物の動き造形気合い入りすぎてて可愛いし凄い。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.4

鬼太郎は幼い頃に少しみたぐらいの知識。ふと観たくなって鑑賞。どんどん話が展開していってとても楽しい。倫理欠如ゴア描写の遠慮の無さで世界観に引き込まれる。中盤戦闘シーン凄く好き。長さも丁度よく見やすい、>>続きを読む

エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

4.2

マジで最高。エジプト模倣したり、何やかんや人間が大好きなプレデターかわいい。やっぱり相対する所がテンション上がった、めちゃくちゃ楽しい。お約束みたいなのを格好良くやってくれる。気持ち悪さの表現に全力で>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.3

事件パートのバチバチ照明が最高。展開がどんどん進んでいくのでホラーというよりサスペンスの感覚でみていた。グロはそこまで強調されていないので普通に観れる。伏線の回収が予想より上を超えていって面白かった。

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.2

死霊館はアナベルシリーズしか観ていなかったがこちらの方が好みだ。よくある主人公以外が霊なんて居ないと信じないパートをすっ飛ばしてくれるのがストレス無くて有難い。クリーチャーのビジュアルが普通に怖くて演>>続きを読む

プレデター(1987年製作の映画)

4.0

プレデターこんな感じなんだという意外性があった。やはりマッチョが強すぎる。常に緊張感のあるBGMのお陰で気が休まらなくて良い。グロなど造形が本気で気持ち悪くていい。続編も観たくなる。

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.3

最初は結構爽やかで浮いた気分で観ていたが次第に分かる人間の弱さ、圧倒的慈悲のなさが素晴らしい。フラグが綺麗に回収されるから凄く気持ちいいし、それがめちゃくちゃ熱い。戦果の輪廻を感じて良かった。さあ君も>>続きを読む

映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

4.0

短い中でストーリーがしっかり組まれていて見終わった後の満足度が高い。戦闘も日常も作画が綺麗。オリキャラのデザインが良い。歴代プリキュア達が繋がっていく場面は感動しないわけなかった。劇場で子供たちがペン>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

-

邦画ホラーにおいてバチバチのライティングがめずらしい気がして面白い。不快な人間や怪しさしかない霊能力者たちが良い。話が一筋縄ではいかない大ボリュームで満足感が高い。劇場鑑賞での魅力もあるだろうが配信で>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

21世紀のクローネンバーグ初鑑賞。想像より物理的にグロテスクな絵面だった。異物捕食、臓器脊椎などが元のヤバイ造形でテンションが上がった。感覚、快楽の享受が揺らぎ、大衆的に外傷が許容される歪な近未来社会>>続きを読む

劇場版イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W(2012年製作の映画)

3.6

レベルファイブは子供に過酷な経験をさせるのが性癖。今みるとダン戦はレバガチャ感あって痒い。天地雷鳴めちゃくちゃかっこいいのにフォントがださい。白竜を生かすために犠牲になる可哀想な雪村。とりあえずスパー>>続きを読む

スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

4.1

想像していたよりも怖かった。次はどんな話が書かれるのかドキワク展開が楽しい。青春とホラーって相性が良いなと改めて思った。結構無慈悲にみんな消されていく。

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.9

非公開洞窟で鬼ごっこする絶望感が凄かった。マヤ要素はよく分からない。ジャンプスケアで上手くビビらせてくる。暗転と音が連動してる演出怖い。サメ映画初心者が原因なのかカットごとにサメの縮尺違って見えて酔っ>>続きを読む

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0

ゾンビショッピングモール立てこもり限界脱出のロメロでみた展開が全部詰めてあった。狂気出産めちゃくちゃ怖い。サブキャラの方が美味しいシーンを持っていってる、製作者はCJオタクだと思った。不良暴走車つくる>>続きを読む

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.2

チート級サウンド、これを見て感極まらない方が難しいと思う。途中から涙が溢れてきてからあまり記憶が無い・・・。モリコーネが音楽担当した映画全部観たくなったのでゆっくり観ていきたい。偉大な先人のことを知れ>>続きを読む

赤ちゃんよ永遠に SFロボットベイビーポリス(1972年製作の映画)

4.0

謎卵形浮遊物体好き。めちゃくちゃな邦題なのに内容はかなりじっとりしている。テンプレ近未来ピッチリスーツ着用してみたい。子育ての代わりでロボット赤ちゃんが流行しているのが生殖本能→娯楽欲求に比重が変わっ>>続きを読む

スキャナーズ(1981年製作の映画)

4.2

鼻血垂らすシーンが良すぎて大喜びしてしまった。異能バトルの元祖。めまぐるしく盛り下がるどころかジャンプ漫画に負けない熱い展開。主役二人の出で立ちの収まりの良さ。最後のぐちゃぐちゃ黒焦げ最高。エンドロー>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

広大な世界観と話に圧倒される。改めてジブリのエフェクトの表現が無二で素敵だなと思った。めちゃくちゃ気持ち悪い演出沢山あってテンション上がった。過去作とかジブリ自体を話に重ねて色々考えてみるとより楽しめ>>続きを読む

劇場版イナズマイレブンGO 究極の絆 グリフォン(2011年製作の映画)

4.0

内容は完全に化身無双サッカーバトル。GOは毎回雷門リンチが開催されている気がする。先輩してる壁山かっこいい好きだ。もし当時この映画見ていたら自分の何かを破壊されていたかもしれないくらいにシュウは儚くて>>続きを読む

劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来(2010年製作の映画)

4.2

ほぼ総集編。ラスト30分の作画ぬるぬるで必殺技めちゃくちゃかっこよくて最高。デススピアー1人でとめる飛鷹カッコよすぎる。未来からやってくるみんな円堂に救われてるの関係性の繋がりをしっかり感じさせてくる>>続きを読む