AliJeanさんの映画レビュー・感想・評価

AliJean

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プライス -戦慄の報酬-(2019年製作の映画)

1.5

何も起こらない時間の描写が長過ぎてイライラしていたら終盤3分の1ほどで突然の急展開。
その後の流れがグダグダなのと主人公の不甲斐なさでまたイライラ。
脚本上の疑問はいくつかあったが、1番の疑問は
何故
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リピーテッド(2014年製作の映画)

2.5

シンプルな「メメント」のようなありきたりな設定だと思ったが、コリン・ファース、マーク・ストロングのどちらが嘘をついていんるだろうという演技派2人の心理戦は見応えがあった。だが最後の最後でのオチの付け方>>続きを読む

呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

2.9

老朽化した薄暗いマンションは雰囲気があって良かったが、そのロケーションを利用した恐怖演出が終盤までなかなか出てこず、中盤は退屈してしまった。
1作目の謎がいくつか明かされたが、まだ明かされていない部分
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悪魔の奴隷(2017年製作の映画)

3.0

インドネシア映画ということでまず興味を引かた。
ストーリーが多少説明不足な部分や唐突な解決からのしつこいバッドエンディングのダンスシーンはイラッとしたが、各種の恐怖描写は良かったので全体的には楽しめた
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セーフティ(2019年製作の映画)

3.3

銃声がしてからの教師の対応の早さが、アメリカが銃社会であることを的確に表現しているように思った。
緊迫感と恐怖に満ちたアメリカの悲劇の一幕を切り取ったような作品。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.9

リメイクもので単独の作品として納得出来るものは少ないが、この作品はそれ以上だった。
オリジナルの韓国映画より韓国映画らしい猟奇的な肉体損壊描写や「セブン」のような設定が作品の世界観を拡げていたように思
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ブラインド(2011年製作の映画)

3.7

さすがに2度もリメイクされた作品だけあってよく出来た作品だった。
警察学校出身であるということと盲目であるという2つの設定が上手く活かされていて、ひとつひとつのエピソードにも納得が出来た。
盲人用のア
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.8

曾祖父母の行動の違和感が田舎の日本家屋の不気味さと相まって、次第にエスカレートして行き、中盤からはこの地方都市全体の狂気が異世界と言っても良いような感覚になり、とにかくどんな酷いことが起こるのかという>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

3.8

説明的描写を排した観る者の想像力が試される一作。
裕福そうな家族の優雅な生活描写からはじまり、ナチス側のエピソードにシフトして行く。
所々理解出来ないシーンがあって、ネット・YouTube等の考察を参
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あのコはだぁれ?(2024年製作の映画)

3.7

「ミンナノウタ」を観てから時間が経っていたのでリンクが理解出来るか不安だったが、思っていたよりストーリーの繋がりが強かったので、すんなりと作品世界に入って行けた。
ただ単独でも充分楽しめるとは思った。
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.0

タイムリープものの傑作。
約20年ぶりに当時購入したDVDにて再鑑賞。
別エンディングも2パターン収録されていたのでそちらも再度観てみたが、やはり本編に採用されたものが最高で、そこがこの作品の要だと思
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.0

こんな法律作ったらそうなるよなぁ、みたいな展開だった。
殺し合いが時間ぴったりに終わるものかなと前作まで思っていたので、これには納得した。
白人農場主と雇われ側のメキシコ人の確執が解けていく部分をもう
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血の祝祭日(1963年製作の映画)

1.8

おそらく30年以上前、ビデオレンタル草創期にビデオで観たものを配信で見付け、懐かしくなって鑑賞。
ストーリーはあってないようなもので、ただただ女性を次々と殺害して行くという作品。
スプラッターの元祖と
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カラー・ミー・ブラッド・レッド(1965年製作の映画)

1.8

ハーシェル・ゴードン・ルイスのビデオ化された作品は昔何作か観たことがあったが、この作品は地味そうな題材だったので観ずに過ごしていた。
スプラッターの元祖という意味ではゴア描写が少ないし、主人公の行動が
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デス・アイランド 殺人蜂の恐怖(2020年製作の映画)

1.5

映像とストーリーは特に見るべきところもないB級映画だったが、突出していたのは音楽の使い方が類を見ないほど酷かったことだった。
何でも劇的な曲で安易に盛り上げようとするだけでも最低な演出だと思ったが、場
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狂覗(2017年製作の映画)

2.0

登場人物の誰にも感情移入出来ない胸糞な作品だったが、生徒の行動を調査する行動が逆に教師たちの闇を炙り出して行く構成は面白かった。
谷野のキャラに終始イライラさせられたので☆は2つ。

パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

4作目にしてシリーズものの定番、エピソード0。
パージの実験の結果を思惑通りに操作しようとする政府側の思惑が成功する胸糞結末なのは初めから分かっているところだが、そこをレジスタンス的な市民の小さな勝利
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

3.5

1作目は一軒家での攻防戦、2作目はストリートでのサバイバル、そして今回は主催者側の物語と規模感を次々とアップさせてシリーズの興味を持続させてくれる。
前作同様、複数の組織・集団が入り乱れる構図となっ
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イノセンツ(2021年製作の映画)

2.0

終始淡々とした描写が続き、ストーリー展開も緩すぎてDVDで鑑賞していて、何度も寝落ちをしては戻す繰り返しだった。
超能力の描写も地味過ぎて退屈だった。
ノルウェーの団地という見たことのない風景は美しく
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暴走車 ランナウェイ・カー(2015年製作の映画)

3.6

車に爆弾が仕掛けられたというワンシチュエーションに頼り過ぎたのか脚本が粗かったように感じたが、映像は凝っていたように思った。
特に凄かったのは、カーチェイスシーンの長回し。通常カット割りで観せるところ
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マーシュランド(2014年製作の映画)

4.0

美しい風景の中でドロドロとした人間の欲望・策謀に満ちた物語が語られて行く。
終始緊迫感のある画面の中、主演2人の演技合戦が素晴らしかった。
単純なハッピーエンドではないエンディングが重みを持って心に残
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.6

ヴィルヌーヴ監督らしい重苦しい人間ドラマが展開するサスペンス。
父親の暴走が正解なのか? 娘はどうなったのか? 謎が謎のまま2時間近く悲惨なストーリーを観せられ、この作品の主眼が謎解きエンタテインメン
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.5

1作目は家の中だけで展開するストーリーだったが、今回はストリートが舞台の群像劇となっていた。
アクションが前作よりパワーアップし、人間ドラマもしっかり描かれていて、自分的には今作の方が面白かった。
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パージ(2013年製作の映画)

3.0

後に4作も続編が出来る作品だという目で期待し過ぎたせいか、多少期待外れだった。
とは言っても、つまらなかった訳ではなく普通に面白かったが、今ひとつ突き抜けた感じが欲しかった。
この作品の一番の肝は一夜
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死画像(2015年製作の映画)

2.0

自分としては面白くも怖くもなかった。
ただ最終話の「クニコ」の創りだけは攻めてるというか前衛的というか、そういう意味では面白かった。
エリック・サティの「ヴェクサシオン」の最後に840回のリピート指示
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RRR(2022年製作の映画)

3.8

荒唐無稽な状況やアクションの連続なのだが、絢爛豪華で大迫力の映像に圧倒されてそんなことは気にならないレベルで楽しめた。
ポジティブな「インファナル・アフェア」?

テリファー0(2013年製作の映画)

3.0

単なる「テリファー」シリーズの監督の過去作を関連作のようにタイトルを付けただけかと思いきや、本当にまんまのアート・ザ・クラウンの原型が出て来て驚いた。
劇中で古いビデオの映像を見ている設定だったが、そ
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.5

公開当時、ガラガラに空いた劇場で鑑賞。
直前に原作のファンになったこともあって、かなり期待をしていたが、余りに原作との違いに戸惑ってしまい、初見時はあまりピンと来なかった。
ビデオ化された頃から評価が
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回路(2000年製作の映画)

3.8

前半は黒沢清監督らしい地味ながら緊迫感のある画面の中に何気なくフッと映る人影にゾッとし、後半はストーリーのスケールの拡がりに圧倒された。

インターネットによって繋がったのは人と人との関係ではなく人の
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呪怨2(2003年製作の映画)

3.0

冒頭、今回は呪いの家は関係ないのか? と思わせる構成に戸惑ったが、いつも通りの時系列シャッフルを考えれば分かることだったなと納得。
いつもの伽椰子と俊雄の何をしたいんだかよく分からない感じ、理不尽な感
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呪怨(2002年製作の映画)

3.5

映画版になってオリジナル版のアンダーグラウンド感というか胡散臭さのような感覚が薄まって、多少怖さは減ったように思ったが、それでもバラエティに富んだ恐怖演出は健在で楽しめた。
オムニバス形式で時系列も前
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呪怨2(2000年製作の映画)

3.0

半分近くが前作の内容なのは頂けないが、それ以外は前作同様楽しめた。
呪いの家の住人から不動産屋まで伽椰子と俊雄の呪いが拡がって行く流れは、なるほどと思った。
その家に一度でも足を踏み入れたら呪われるな
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呪怨(1999年製作の映画)

3.5

当時、ビデオ化されるホラー映画は大抵知っているつもりだったので、全く知らないこの作品のジャケットをビデオレンタル店で手に取ったとき、得体の知れない不気味さを感じてしまった。しかも続編まで並んでいる。>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

主人公の刑事、やることは強引だが人情味があって多少コミカル。そんな憎めないキャラが作品の魅力を形作っていた。
狂気じみて残酷な悪役との対比も良かった。
韓国映画らしい残酷描写もあるが、全体的には痛快で
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ファンタズム(1979年製作の映画)

3.4

中学生の頃名画座で観て魅了された作品。
どこを取ってもチープだが、その後ビデオ化・DVD化されるたびに再度鑑賞して、その面白さを再認識。
テーマ音楽は今聴いてみるとエクソシストに使われた「チューブラー
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.5

サブカルを題材とした正統派社会派ドラマ。
知られざる世界を知らしめてくれるという、映画の醍醐味を充分に味わわせてくれる作品。
エロというひとつ下に見られてしまう業界の中でも、世間一般の社会と同様様々な
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