あさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あ

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セブン(1995年製作の映画)

3.9

うーん、なかなか見応えはある

展開の早さはもう少し欲しかったかも

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.6

一コマ一コマに込められた映像美がなによりも勝る…
色遣いが最高。

ストーリーも大きな変化がある訳ではなあが、それが過去が今になって現れでてくるキャラクターにあっていた
女性が観て色々感じられる作品だ
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N号棟(2021年製作の映画)

1.9

登場人物全員不愉快すぎて
逆にすごい……

そして何も解決してない……

どこを気持ちよく見て良いのかわからず、さらに主人公の行動もよく分からない
単にオカルト、カルト系を見たい人にはいいのかな……全
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.1

神による奇蹟があるように
堕天使による悪がある…

個人的にはキリスト教を齧った身としてはなるほど、こういう描き方があるのかと楽しめた
ラッセル・クロウのロックな神父像も魅力的
実際のアモルト神父が救
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.4

20分の短編でここまで意味を込められるのかーー凄まじいものを観てしまった……
タイトルのSKINの意味、
子供の毒蛇のたとえ、
子供を連れ回して遊んだ日々、
全てがこの20分で回収され、問題を我々に突
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.2

ドタバタと急展開やどんでん返しや派手なエピソードがあるわけでもない。だがそこには確実に2人に人生がある。
傑作of傑作

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.8

期待していた分、中弛みや展開に残念…
オマージュがあるとはいえ、表面的に楽しめるものとして欠如した部分が大きかった。
もっと面白さを演出できるだろうと思えた部分もあり、キャラクター性も含めて2.8で

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

トニー・コレットの叫びの演技が凄まじい。ここまで不快な母親を演じられるのに驚愕。

最初からなんとなく不気味…なにか家庭に隠し事があるのでは…と思わせておいて、家庭の歪みを描きつつ、オカルトホラーにも
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.4

ミステリー的な展開やプロットの曖昧さがやや気になるが、恋愛映画として楽しむなら…

くさい演出もあるが、湿地の娘として偏見を抱く人々、真実を葬る主人公の強さに魅せられる作品

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

自分の中で咀嚼できるようになるまで少し時間がかかりそうな大作品。
ジブリ作品はエンタメの中でやれることをぶち込んでいる感じだったが、今作はエンタメの枠外に作品を作ってしまったのが残念な印象。
子どもが
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.1

ラストのパール(ミア・ゴス)の独白が素晴らしい。天井を突き抜けるような泣きの演技も圧巻。

Xを観た人は細かいところで興奮できるし、そうでなくてもパール単体でセリフや展開の伏線回収の仕方が素晴らしくて
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

3.8

レビューでは思索をするって大事だって改めて思ったという人が多いが、
哲学は全能では無いということもまた教えてくれるドキュメンタリーだと思う。

殴ったら殴り返していいのか?
尊敬するとはなにか?
怒り
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.7

エスターがエスターになった話だが、異常なのはエスターだけじゃなかった。
前作の方がサイコホラーの衝撃はありつつも、ファーストキルがこんなに駆け引きがあったとは……驚きもありつつの前日譚。

来る(2018年製作の映画)

3.1

澤村伊智氏の世界観を演出していることを前提にしても、『怪異』である『あれ』の謎が見えないまま終わるのはやや消化不良感。

ただ『あれ』がなんなのか語られないのでそれが気になってずっと見てしまう。

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X エックス(2022年製作の映画)

3.3

老い(対比としての永遠の若さ)を扱うホラーは比較的多いが、本作は女性側だけでなく、男性側にもスポットを当てているてんが興味深い。

劇中で名作『サイコ』が登場して、ここを起点にホラースプラッターが始ま
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

たった2分のタイムループ。
雪が降っているかいないかで、その2分のキャラの心情まで描き出しているのが素晴らしかった。
ヨーロッパ企画さんのものということもあり、舞台さながらの良さと、映画でしかなせない
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ビジョン(2015年製作の映画)

4.2

踊りのない本格派インド映画。
愛を前に、善も悪もそのボーダーが揺れる秀逸な脚本。
学歴がないことへの偏見もそれを武器にするキャラ作りもうまかった。

母性(2022年製作の映画)

3.7

小説を最大限映像で再現しようとしてくれている好感度が高い。
美術や衣装も素晴らしく、
読後感とは違う前向きさが感じられたラストだった。
ただ、やや途中だれた感じがあったので、テンポ感やメリハリの点では
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.6

チャッキーのチープさがストーリーや音楽、尺、世界観に合っていて、サクッと見られるホラー。
背筋が凍るというよりも、絶叫したい方におすすめ

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.1

簡潔に纏められたB級ホラー。
元ネタから映画にするという点においてはうまくオチもついていたかと。
ただ、ホラーのぞくぞく感や、2ちゃん時代のそこはかとない高揚感は欠けていた印象。
サラッとホラーを観た
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さがす(2022年製作の映画)

4.2

構成も脚本も演技も全てお見事。
全体を漂う陰鬱感、だらしの無い親父を演じる佐藤二朗のクズ感。
ラストの卓球場面も映画のオチとしてキチンと着地させていると思う。

怪物(2023年製作の映画)

3.7

既視感のある構成と、最後の消化不良感に賛否ある感じ。
『告白』などの手法に見られる、視点を変えると誰が怪物なのか、という問いを向けられる本作。
評価のポイントは鑑賞者それぞれに違うと思うので、良かった
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

4.1

全編ワンショット撮影で、作品の強さを物語っているよう。
最初から最後まで、歪な不快感を抱かせ続けるキャラやストーリーのバランスが絶妙。
もの凄い圧と空気感、演者の叫びと無音の演出が秀逸。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

頭を空っぽにして見られるライトさがゲーム世界とリンクしている感じ。ライトなのにボリュームはたっぷりで、色んな年代のマリオを知ってる人はかなり楽しめるはず。改めてコンテンツの強さとエンタメを感じた。

エスター(2009年製作の映画)

3.7

家族壊れる系はほかのホラーにもある展開だけど、どんでん返しのやり方はとても見応えがあった

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

4.1

チェコ最後の女性死刑囚、オルガがなぜ自殺or死刑の究極の二択しかないと考えるに至ったかを、映像美とともに描く。
五体満足で、白人で、チェコ語を話すのに、どうして私はーーという言葉が鮮烈に残る。
カメラ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

原作に立ち返りたくなる衝動に駆られる点で魅力的な映画!色々端折ったけれど、見せ場をしっかり描いていて好感。
supreme、explorerとまたさらに映画化してくれることを願う。

呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

3.9

丁寧に描出されたホラー。ただ、やや間延び感があり、伝統的なホラー演出の1歩先が観たい感も否めない。

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

2.8

人間の心理的な恐怖をつく着眼点はおもしろい。ただ、設定のおもしろさをどう増幅させていくかに躓いてしまった感が否めなくて残念。

RRR(2022年製作の映画)

4.4

漢の物語。燃えたぎる熱を絶やすなというテンション感がたまらない。スクリーンで観るからこその壮大なスケール。正義が勝つ爽快感がクセになる。