傑作を観た。
無駄のない、全てが合理的かつ観念的。実存主義の論調。
光の強さを強調したい時、色彩は邪魔になる。また、聳え立つ灯台を写す時、極力ワイドを切りたくなる。この映画の主役は人間ではなく、灯台で>>続きを読む
長谷川伸原作の剣戟モノだけど、男女の恋仲に比重を置きすぎて、コテコテのメロドラマ。甘ったるい。
素晴らしい。願わくば、もっと大きなスクリーンで観たかった。
これはいいホンです。池波正太郎が丹下左膳は大河内傳次郎のがイイと言ってたらしいけど、納得です。続篇が気になる。
ツブシのナイトシーンが夜に見えない。完全にデイ。『赤穂浪士』の時もそうだけど、両御大の共演シーンの、あのカットバックは今見るとおかしい。でも、歌舞伎的な空気がして好き。