Parryさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Parry

Parry

映画(325)
ドラマ(30)
アニメ(0)

どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

3.2

前編adorableな映画だった。
周りの人のように強く賢くなりたくてこの物語を書きましたって台詞いいな。
子供のイマジネーションをそのまま形にした逆さにした船の家など美術が一流の仕事だった。
デヴ・
>>続きを読む

月曜日のユカ(1964年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

昔の映画はテンポが悪くて基本好きじゃないけどこの映画は洒脱で観てよかった。無い戦後?の多文化な港町横浜が舞台というのもあるけど今の邦画よりしみったれてなくて洒落てる。衣装もジャズ中心の音楽は今観てもイ>>続きを読む

マイリトルゴート(2018年製作の映画)

5.0

こんなに照明もキャラクターの造形も愛らしいのにかなりヘビーな児童虐待を取り扱ったショートフィルムだった。

初恋(1997年製作の映画)

3.0

恋はリンゴと同じだ 皮を剥いてしまえば色が変わり腐りウジがわく それがリンゴだったとは誰も気づかない」
「俺は今も初恋の人のことを考える」
今まで見た映画の中で一番構成がユニークかもしれない。好き好き
>>続きを読む

来る日も来る日も(2012年製作の映画)

2.4

面白い映画作るって難しいんだなぁ.
この映画のターゲット層どこ?主人公は貧乏文系インテリとインディ歌手だからそこそこ文化に親しみがある30代がターゲットと推測するけど、バカで騒がしい労働者階級ファミリ
>>続きを読む

地中海(2015年製作の映画)

3.3

観てからずっと心に残っている、カルピニャーノ監督の次作「チャンブラにて」の主人公、ロマの少年ハスラーピオも登場。
ピオちっちゃ!ちっちゃいのにクリスタルのスタッドピアスがおしゃれで不敵な態度 すでにタ
>>続きを読む

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

5.0

馴染みのない言語で議論シーンも少なくない社会運動映画って退屈になりがちだけどこの映画はすべての役者の演技、生命力と薄汚いところにもある一瞬の美を捉えた映像、構成と編集が巧みで最後まで夢中になって観た。>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

打ちのめされて鑑賞後一週間観た時浮かんだ事を考えていた。
ろうであることが今の自分の人生の基盤である人間と音楽がほぼ唯一の生存の理由で自分のろうを障害としか捉えられないドラマー。
永遠に続く救済は誰に
>>続きを読む

ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

3.7

支配者側のイングランド人ハンターの娘とアイルランドの狼少女🐺の友情 女の子同士でこういう話いいよね!最高!もっとやって!
やっぱ子供向けで大人が観ると当時のイギリスと支配下のアイルランド、個々の狼たち
>>続きを読む

アイヌモシリ(2020年製作の映画)

4.0

ここ一番心に沁みたいい映画だった。パンフレットもアイヌ文化の解説と作中の出来事が起こる阿寒湖周辺の地図が載っていて買って良かった。迷ってたら是非劇場へGO!バンドの中学生のアイヌ語入れるとアイヌとして>>続きを読む

エマ、愛の罠(2019年製作の映画)

4.0

エマ 愛の罠 日本版予告の煽りが陳腐で期待しなかったけどめちゃ良かった。演出、編集が研ぎ澄まされてる。登場人物の会話から徐々に姿を現わす事実。子供を愛するとは何?芸術家の傲慢。反社会的人物達が排除され>>続きを読む

マーティン・エデン(2019年製作の映画)

3.8

“そう世界は私より強い
だか私にも威力がある
身を呈して抗う”
私は金持ちになり賢くなれば幸福になり人を助けられるとずっと思っていたのに…学ぶとより世界の醜さに気づく。上を目指さなければ今の苦悩は味合
>>続きを読む