まさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ま

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風が踊る デジタルリマスター版(1981年製作の映画)

4.0

あの侯孝賢もラブコメを撮っていた!と驚くと同時に初々しい作品を見させていただきました。
音楽がクドく感じるがまぁいいか。
作品はテンション高めでまるでトレンディドラマの様な内容。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

5.0

クレイグボンドシリーズ完結編。
前作『スペクター』がシリーズ集大成作品だとしたら今作はエピローグ的な完結編。
ボンドの最期の結末に感動した。
しっかりと未来へ受け継いでいく描写が見られるのが良い。
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

5.0

佐藤健「るろうに剣心」、阿部寛「ドラゴン桜」、清原果耶「おかえりモネ」。
2021年の日本俳優界を代表する3人の頂上演技合戦。
脇を固める俳優陣も演技派ばっかり。
演技上手い人しか出てません。
瀬々敬
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

5.0

久しぶりにとんでもない傑作見た感じがある。
評判良くてずっとずっと見たくて。でも上映館少ないし時間があわなくて中々行けなくて今日も仕事終わりだったから行くの躊躇ったけどマジで行って良かったなぁって強く
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大阪物語(1999年製作の映画)

5.0

池脇千鶴無双。前半と後半で結構テイストの違う映画になってるなぁと久々に見て思った。後半のサマーヌードかかるシーンがこの映画のピークかな。最高過ぎた。
強い田中裕子、色気のあるジュリー。マジモン夫婦漫
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

5.0

この作品を見た感想を一言って言われたら「鈴木亮平」と答えると思う。
この作品はとにかく鈴木亮平…それに尽きると思う。凶悪・過激度100%の鈴木亮平を堪能できます。
『LEVEL2』とありますが鈴木亮平
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<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019年製作の映画)

5.0

片渕監督は制作陣そしてお客様など色々な<片隅>達と「この世界の片隅に」という作品を作り上げている事が分かった。そして本当に細部に渡るまで色々な事に気を遣い、自分なりに原作者の意図を読み取るなど、アニメ>>続きを読む

キネマの神様(2021年製作の映画)

4.2

日本映画のそれこそ「キネマの神様」こと山田洋次監督が撮る事に意味があった作品だった。
結果的に見て主人公はジュリーが演じて良かったんだと思う。これ以上ないキャスティング。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.4

音楽、衣装、映像、キャスト陣は素晴らしいです、これ以上ないってくらい最高峰。ミレパと中村佳穂の『U』で始まるオープニングは鳥肌モノ。その他ベルの歌唱シーン、素晴らしいです。衣装も伊賀大介、森永邦彦など>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

5.0

「ヒーローチームの分断」「戦地での被害者達(というより、街の人々)の復讐、葛藤、怒り」「国家単位でのヒーロー管理」などいわゆるヒーロー作品としてはそこ触れちゃうの?的なタブーな事がテーマとなっている。>>続きを読む

殺し屋1(2001年製作の映画)

5.0

見てて思ったけど、2000年周辺の日本映画って最高だなって改めて思った。浅野さんとか1番脂の乗った時だったんじゃないかなとか思うし、いわゆる映画俳優が存在した時代だったのだと思う。(今は日本で永瀬正敏>>続きを読む

VIDEOPHOBIA(2019年製作の映画)

5.0

大阪のアンダーグラウンド感、ワークショップ、女弁護士、闇医者、白いフクロウ、クラブのトイレットペーパーDJ、最たる物はサヘル・ローズの謎セラピーなど「なんか怖い」のオンパレード。モノクロ画面が更に怖さ>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

5.0

全国のサブカルクソ野郎に捧ぐ愛がこれほどまでにこもっている下北沢全開映画。
最近下北に行ってなかったけれどこの映画を見れば下北に行った気になれます。
珉亭から始まり、下北沢THREE、古着屋、古本屋、
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駅 STATION(1981年製作の映画)

3.9

やっぱり高倉健は人間としての圧というか厚みというかが半端ないなと思った。とにかく色んな意味で「大きい」なと思わされる存在。今後の俳優界にこういう存在は出てこないでしょって思う、改めて。

キッドナップ・ブルース(1982年製作の映画)

4.0

いわゆる誘拐モノなのだけどヌケ感が凄まじいタモリ主演の作品。ロードムービーで色んな有名人と会ったり誘拐した幼児と遊んだりするシーンが交互に映される。
作品中にスローな時間が流れている。

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

4.4

全てのことにおいて犯人の上をいってしまうおばあちゃんが最高過ぎる。得体の知れない、ある意味怖さすら感じるこの主役のおばあちゃんありきの映画です。
怖いポスタージャケットからしてサスペンスものなのかと思
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

広範囲サブカル精通女子で有村架純の顔面をお持ちだったらまぁ、惚れるだろうな。
所々、刺さる所あった(笑)
ごく普通のカップルの出会いから別れを描いた作品なのに2時間飽きる事なく見てられたのはやっぱり坂
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.8

とにかく登場人物みんな過去に闇を抱え過ぎてて、見ててキツかった笑
その中でも1番普通の役柄だった。というか、新境地を切り開いていた窪塚洋介。もっとこういう普通でカッコいい窪塚洋介が見たいなと思った。こ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

4年に一度と言われると何を思い浮かべるか?やはりオリンピックという事になるんだろう。だが、人によっては西川美和の新作を拝む事が出来るという事になるのだろう。自分は後者でオリンピックよりも楽しみでしょう>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

5.0

2021年始まったばかりではあるけども、今年ベスト級に出会ってしまった。
一昨年あたりから続いている綾野剛祭り。(楽園、閉鎖病棟、影裏、MIU404、ドクターデス、本作、そしてホムンクルス)。この一連
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.9

結婚して、もうすぐ出産する友達におめでとうを言えなかったり、好きな人とラインしてこっちの質問を流されて終わってしまったり、絶対独身なんだろうなとか思ってたバリキャリの上司が実は結婚してたり、などなど結>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

5.0

正直、日本に数ある青春映画の中でも凄く好きです。始まったばかりではあるけど20年代を代表する作品(青春映画)になると思うのだが…少なくとも俺の中ではそうなっている!佐々木コールが耳から離れないのと同時>>続きを読む

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.5

やっぱりどことなく不穏な空気を感じさせる作品。キヨシ作品です紛れもなく。
崩壊する機となるシーンは思わず見入ってしまった。
ラストカットが素晴らしい。

どついたるねん(1989年製作の映画)

4.0

阪本順治監督デビュー作。
阪本監督は初期作品の方が好きかもしれない。
そのままリアルで行ってる赤井英和も良いんだけど相楽晴子、麿赤兒、原田芳雄などの脇役が良い味を出しまくってる。
その他のキャスティン
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王手(1991年製作の映画)

4.0

通天閣の展望台にて大きな将棋盤で赤井英和演じる飛田歩と若山富三郎演じる三田村早苗が将棋の亜種みたいのを打つ所が好き。
どついたるねんとかビリケンとかもそうだけど90年代初頭の新世界の雰囲気を感じられる
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はちどり(2018年製作の映画)

5.0

中二系映画です、傑作です。
世の中の動きが彼女とは無関係には見えてもどこかで繋がっているのだと思う。家族との関係もそう。これはクーリンチェ少年殺人事件にも通ずる所があるんだろうと思う。
明るい映画では
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

5.0

映画をジャケットで選んだのってこれが初かもしれない。初ソフィア・コッポラ。

実にシンプルな作品である。内容も美術も。無駄がない。それでいて淡々と進んで行く。

この作品の半分くらいの魅力を占めてるの
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卒業(1967年製作の映画)

3.5

ジャンルが分からない映画だなぁ。一応青春映画でもあるし、恋愛映画というジャンル分けにはなってるらしいが、コメディ映画の要素もあると思う。

ダスティン・ホフマン演じる主人公が結構イカれてる笑。今となっ
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

5.0

ラストシーンでやられた。やりきれない部分もあるけど希望があるラスト。
所々引き込まれるシーンがある。
良い時期に見た気がする。元気になれる作品。

ジャック・ニコルソン、やはり素晴らしいですね。
患者
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.0

BSにて。
ホロコーストを描いた大作。

3時間あるいわゆる長時間映画の面白さは主人公の心境の変わり様をいかに丁寧に時間を掛けて描いてるかどうかって所にあると個人的には思う。
ラストのシンドラーの慟哭
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時をかける少女(1997年製作の映画)

1.7

角川春樹版時かけ

予告見て興味湧いて見たけど

時間返せよって感じです。

演技が下手なのは良いんだけどなんか気持ち悪さみたいなものがあって…特に吾郎。

脇役は割と良い人使ってるし、ユーミンが主題
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音楽(2019年製作の映画)

5.0

古武術が古美術の部室に乗り込む時、研二が朝倉に「コレどけといて」言うところが好き過ぎる。

いやー最高です平岩紙が

Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

4回目くらい?見た。
初回はミポリンが二役演じてるので混乱してよくわからなくなったけどやっと渡辺博子と藤井樹の区別が付いて話が分かる様になった。似てる様で全然違う人間なんだこの2人は。
手紙・文通を通
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君は僕をスキになる(1989年製作の映画)

3.0

ザ・バブル映画。
友情を取るか、恋愛を取るか

素顔のままでの映画版の様です。こっちの方が明るいけども。

脚本は野島伸司。内容は不幸モノではないです。

トレンディモノで真面目な女性主人公は大体図書
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

コメディだし、サスペンスだし、ホラーだし尚且つ社会問題も描いている秀作。
一切の無駄が無い作品だと思う。

何と言っても「時計回り」ですよ!😂

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

5.0

前半は親と子の絆の修復、後半は離婚協議を描いた家族映画。
見ながらうわぁーめっちゃ面白いなぁって興奮しながら見てた。時間を忘れる。ダスティン・ホフマンの徹底的な演技力と若い頃のメリル・ストリープがとに
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