TMさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.8

これは演じている役者ですら、よく理解していない複雑で壮大な作品。

何度も見ているが、編集が見事。

とことん暴力的でそれでいて弱者への愛に満ち溢れた素晴らしきストーリー。

ヒューグラントやヒューゴ
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パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

4.1

気になってた作品。

個人的な趣味では満点ですが、
ストーリーがしっかりあるというよりは英国風のエレガントさやノリで押し切った感があり、ミュージカル風コメディといった感じです。

先に「アバウトタイム
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

4.1

おー、すごい。
あぶでかみたい。笑

21のノリをキープさせつつ、良くここまでブラッシュアップさせたなーという感じでした。

もう思いついた事、精一杯やってる感じが良かった。

21あっての22なので
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ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

究極の作品。

おぞましいジョーカーという存在はいつしか人間の心の中にある憎しみやズル賢さ、それらが実体化して現れたような、また'敵'とは違う、懐かしさすら感じる悪魔のような'何か'でした。

最後ま
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.8

ハンディカメラ×超能力少年のB級SF映画なんですが、モチーフや超能力でふざけるシーン、結末も含めて、落とし所が結構ツボでした。

カメラワークなんか最後めちゃくちゃ。笑

ストーリーもさることながら、
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.7

初めて観て、脱帽。
いやいやいやいや。すごい。
腐りすぎ。

ダチと仲良くヤクやって、ヘマしてモメて、でも助けあって、やっぱ仲間ってアホで最高やん。みたいなストーリーだと思ってた。

音楽との調和もさ
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.8

やはりシステムは完璧でも、それを扱う人間に欠陥があって…そのジレンマを描いたSFサスペンス。

映像美にモチーフもしっかりしてて、スピルバーグのSFって今見ても発想が未来的。

あの目を交換するときに
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.9

待ち続けることの'美しさ'をテーマにした良作。

主人公ビクターが空港に着いた途端、自身の国クラコウジアで突然クーデターが勃発。
内戦状態に突入したせいで、法的に身動きが取れなくなり、いきなり国際線の
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.2

天才詐欺師ディカプリオ&FBI捜査官トムハンクスの追いかけっこ。

題材、ストーリーが良くて、父親を訪ねる度、母親との仲が戻るよう躍起になるシーンはジーンときてしまう。

もっとコメディタッチのクライ
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ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(2008年製作の映画)

4.0

ローリングストーンズのライブドキュメンタリー。

ストーンズのエネルギッシュなグルーヴは言葉では言い表せないくらいかっこよくて、
同時に若き時代をたどりながらの構成も非常に面白かった。

本番直前まで
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ロマンス(2015年製作の映画)

3.9

失礼ながら、意外に良いじゃん!という印象。笑

大倉孝二が良い味出しまくりで、この情けない男っぷりは日本のヴィンセントギャロみたいな!?笑

あのロマンスカーの後輩の子も最高だった!

小田急のロマン
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永遠のモータウン(2002年製作の映画)

4.8

モータウンがR&Bや、The Beatles、The Rolling Stones、すべてのポップミュージックに及ぼした影響を知ることが出来て、音楽の教科書的なドキュメンタリー。

マーヴィンゲイのワ
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舞妓はレディ(2014年製作の映画)

4.0

AKBの二人は大根だったけど、今回も新しい周防ワールドが展開されており、またshall weダンスのオマージュもあって、少女が舞妓になる奮闘記をおもしろく仕立てています。

それぞれのキャラを引き立て
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

4.0

ちょいチープで、完全男向けでしたが、面白かった!

ショートタームのブリーラーソンや、ハングオーバーのロブリグル、デイブフランコ等、キャスティングで楽しめた。

ストーリーはあぶでか、ダイハード3みた
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.9

2014年のアカデミー主演男優賞ノミネートはカンバーバッチに、ブラッドリークーパー、復活マイケルキートン等、強者揃いだっただけに、「なんでエディレッドメインなんだろう?」と気になっていた作品。

そし
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超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.8

いわきの土…というとおり、主となるのは福島の湯長谷藩。

参勤交代した後で、老中の企みでまたソッコー参勤交代を言い渡されるトホホな時代劇コメディ。

もちろん参勤交代はかなりの出費がかかるので、二回目
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.2

4くらいから盛り下がっていったダイハードとは違い、シリーズを強固なものとしたトム渾身の快作!

ベンジーというナイスキャラの助けも借りながら'チーム'や'信頼'という要素を盛り込み、より絵になるシーン
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.2

今作もテンポの良さが際立ち、スパイ要素強め。
キャラ設定も良く巧みにストーリーが練られている感じでした。

やはりシンジケートがやっかいなテロ組織なだけあって、後半にかけての畳み掛けが面白く、より'ミ
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.8

いいキャラしてるおばちゃん7人がただただ山で迷うっていう究極のシューリズムでした。

展開もあらすじに書いてあるまんまですし。笑

DVDだったのでどうしても画面だけに集中するのは難しいですが、映画館
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.3

IMAX3Dで鑑賞。
しっかり楽しめて、期待値をこえてくる快作でした。

3Dで恐竜がよりリアルになって人間との映像ギャップも感じなかったですし、
主要キャストもナイスで自然なリアクションのおかけで観
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.1

スラムドッグミリオネアしかりインドのカウンターカルチャーは面白い。

高度経済期、学歴社会のインドを風刺したような工科大学の寮を舞台としたコメディ。

新しく入学してきたズッコケ三人組が歌って踊り、堅
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.1

夏秋、同様、冬春もセンスのいいクリエーターたちが彩る実り多い内容。

橋本愛、松岡茉優らしさも存分に出てました。
生きるということの可能性を感じさせた夏秋と対照的に、暮らしの厳しさを感じさせる冬春。
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崖っぷちの男(2011年製作の映画)

3.6

大体は「交渉人」のような感じで目新しさはあまりなかったが、
下手に隠さず、計画をしっかり遂行していく先の読めないストーリーは結構楽しめた。

脇役陣の好プレーが光ってた分、サムワーシントンにとってそこ
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.1

思春期の頃の最強グループがいい大人になって余命短いリーダーの為にもう一度仲間を集めようっていう内容でした。

たまに手に取る韓国ムービーですが、日本と違ってワンランク上じゃん。と舌を巻くクオリティでし
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.4

児童虐待がテーマですが、ポジティブなストーリーで、子どもを育てる大人たちの苦労やジレンマにフォーカスされており良かったです。

娘に強く当たりヒステリックになるとすぐ手を上げてしまう尾野真千子とそれで
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.6

痛快ポップコーンムービー。

時折出てくるおかしな日本語は少しくすぐったかったが、それもご愛嬌。

ボケっぱなしのタートルズたちに誰かもっとツッコミを入れて欲しかった。笑

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

再視聴。

初めて観た時、後半まで「いい話だけど、踏んだり蹴ったりじゃねえか、」とダレていた矢先の、あのラスト。笑

アウェイだったムショでなんとなくの居場所を見つけ、いつしかホームになっていく老囚人
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バケモノの子(2015年製作の映画)

4.0

今回も色々な要素を取り入れてて、総合力が高く、やはり九太と熊徹の師弟を超えた親子のようなやりとりが熱くて良かった。

強さとは何か、改めて考えさせられる作品です。

時をかける少女(2006年製作の映画)

3.8

作品としては一級品で、こんなみずみずしく繊細な映像を手がけられるのはさすが細田守という感じです。

ただ、いじめられっ子がタイムトラベルできるなら泣けたが、天使爛漫な少女だとなんだか…
あんまりぐっと
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.8

下手に気取らず、ひねらない誠実なストーリー展開で、子どもたちをめぐる問題や、苦しみをしっかりと描いていたと思います。

施設で働くケアマネージャー2人のストーリーをリンクさせている部分も良かったです。
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

これぞ、エドワードノートンの代表作といえるほどの存在感。
兄弟、家族の絆や、刑務所での友情、今なお続く白人と黒人の抗争、アメリカンヒストリーXの意味、父から子へと引き継がれる差別など、贅肉無しの素晴ら
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

序盤レストランのくだりは少しモタモタしたが、挫折を乗り越えてフードトラックでサンドを売り始めるところからどんどん面白くなった。

ジョンファブローと言えば「アイアンマン」ですが、規模は違えど、今回も男
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.3

綺麗な女優さんがいっぱい出てきて楽しかったが、男性にとってなかなか残酷なストーリーだったので複雑な気持ちになりました。笑

「500日のサマー」と同じジャンルです。

スパイクジョーンズらしく、発想が
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.3

なかなか良かったですが、名優エドワードノートンとアメコミの世界観とのギャップがあり、良い部分をお互いに消しあってる印象はありました。

アベンジャーズでは、寡黙な科学者バナーをマークラファロが演じてま
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.6

監督のセンスの良さが炸裂してて、
花火をバックに流れるエンディング曲がロマンチックで良い。

先に観た、プレイスビヨンドザバインズの方が無駄に深みがあって好きかな。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

ベタなアメリカンコメディだが、下品過ぎず、くどすぎないセリフ回しや、説教くさい部分も無くて良かった。
破天荒な割に誰かを傷つける作品にしたくないというジャックブラックの意向もしっかり汲まれている。
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