オイオイオイさんの映画レビュー・感想・評価

オイオイオイ

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ジュ・テーム、ジュ・テーム(1968年製作の映画)

3.8

玉手箱をガシャガシャに振ってから開けたみたいな映画。

最初に設定や疑問点を対話形式でFAQしてくれるのでSFの導入として親切だな〜と
慢心していたら途中から完全に置いて行かれた。
前半がウィットに富
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白夜 4K レストア版(1971年製作の映画)

3.8

・場面転換が丁寧
・原作を忠実に再現って感じではなくフランス映画然としていた
・ハグしたカップルのバレないようにしてる真顔とか共感できる箇所多い
・夜に弾き語りしてる人がギターケースの上にロウソク置い
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ザ・ゲスイドウズ(2025年製作の映画)

4.4

登場人物みんなかわいい!!

NOT WONKの加藤が「パンクは真面目に生きること、いい歌はその人のハートから音になるまで寄り道がない」って言ってたの思い出した

ケナは韓国が嫌いで/韓国が嫌いで(2024年製作の映画)

3.3

見たかった感じとは違ったかな〜
伝えたいことがブレちゃってたように思えた

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.7

同じ思いを伝えてもそれぞれの立場で若干意味が変わって、昨日があっての今日みたいな?感謝系
面白かったけど賛否分かれるのも納得

I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

3.8

見た人の多くが「これ俺の映画やんけ...」ってなる映画だと思う
思春期の衝動とか不安とか怨恨とか、青いの一言で片付く感情がパンパンに詰まってた。
最初は主人公の成長譚かと思っていたが、
物語が進むにつ
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.9

雪降ってきたから東京ゴッドファーザーズと迷ってこっち見た!おもしれー

ノー・アザー・ランド 故郷は他にない(2024年製作の映画)

-

いま何が起こっているのか、どこへ向かっていくのか。
起承転結の“承”のような映画。
必ずしも望んだ結末になる保証はないが、
少しでも良くなるように、それぞれが出来ることを積み重ねて“転”を起こそうとし
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箱男(2024年製作の映画)

4.2

白本彩菜をツモった時点で勝ち確
ゆらぎのあるタメ口が終始心地いい
安部公房大好き!原作を読んで衝撃を受けた作品。
特異な構造自体にメスは入れず、すでにそこにあるモノとして進んでいく。
バウンダリーだの
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ミマン(2023年製作の映画)

4.0

ミマンという同音異義語をテーマにした短編
2個目の未忘が個人的に好き!
ジャームッシュっぽい空気感もあったなー

Wonder Childの唾奇の「お前と俺に降る雨は街を平等に濡らす」のラインを思い出
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聖なるイチジクの種(2024年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

後半シャイニングやんけwとか思ったが、
見終わってみると父(国家)・母(慣習)・姉(デモを起こした人々)・妹(新しい世代)って家族を縮図として表してんの!?天才~💕ってなった!
神権政治+横暴でめちゃ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

風邪引きながら見たから完全に理解した
具現化系だわ 今日があっての明日だし

ストップモーション(2023年製作の映画)

3.4

うーん

奇をてらおうとしてちょいちょいスベってた
設定は面白い

ショウタイムセブン(2025年製作の映画)

5.0

爆破予告系

めるるのビジュがずっと爆発してた
こりゃ岡本太郎も芸術は爆発っていうわ神

地獄のSE(2023年製作の映画)

2.5

やってることじゃなくて出来たもので勝負してくれ
サブカルバンドのMVみたいな映像垂れ流し

ファミコンの説明書写経してた方が有意義

ブラックバード、ブラックベリー、私は私。/ブラックバード、ブラックバード、ブラックベリー(2023年製作の映画)

4.5

なんかめっちゃ良かったわ

田舎の閉塞感と自然の開放感
ガチガチに伏線回収してこないけど、
やんわり繋がってたり対比になってたり見てて気持ち良かった

ザ・ルーム・ネクスト・ドア(2024年製作の映画)

2.9

全体的にオシャレで英語も聞き取りやすかった。

が、この人達の苦悩に寄り添えるほどの感情移入が出来なかったのが正直な印象。
何気ない会話から「もう覚悟決めてるんだな...」と思わされるようなシーン等が
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

-

最初に諸注意が流れて「どうすればよかったか?」を追体験していくような流れ。

本人たちは暗中模索しながらの行動であることを鑑みれば誰が悪いと片付けられる問題ではないんだな、という感じだった。
たまたま
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

4.4

逃避行のロードムービーとして完成度高い!
休みの前の日にダラダラ見直そ~

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.0

なんか緊急事態宣言のころ思い出したわ
安いkoolうまそー 男みんな沸点たかい
DBTで詰めてくるカウンセラー怖い!

Brother ブラザー 富都(プドゥ)のふたり/アバンとアディ(2023年製作の映画)

3.7

善良に生きるのが目標なの響く
自分より恵まれてるやつの無責任な励ましムカつくの共感

満ち足りた家族(2024年製作の映画)

2.9

常にある正義の頑強さと
瞬間単位で移り変わる正解の脆さの対比が良かった。

ただ、わざわざ映画館で観るほどでもなかったかな~

(2025年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

「負けイベ」に勝ってしまったような完成度。
フランス映画に憧れて作ってみるけど
頓挫するか、完成してもよく分からないものになってしまうのが普通なのに今作は面白い!

鑑賞後に振り返ってみれば序盤の「一
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リプリー(1999年製作の映画)

3.8

魔性で器用な男の内面...的な感じなのに
なんかずっとオシャレ 曲ぜんぶいいわ

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

4.0

なんか見たことなかった
レトロフューチャーな雰囲気と小気味いいテンポでみてて楽しかった!

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.7

自省録すすめまくってくるの解釈一致すぎる
あと車移動のときの座席メアリーとアンガス逆では?
全体的に割とこじんまり纏まってる感じ

型破りな教室(2023年製作の映画)

3.7

貧困から来る選択肢の少なさあるよな〜とか思ってたけど
パソコンの価値とか考えるに自分が生きている環境が恵まれてることを再認識した
校長とかニコのお兄ちゃんとか根本が優しいキャラ好きや

大きな家(2024年製作の映画)

4.1

なんかめっちゃ泣いたわ

でも、映画が上映される前は知らん顔して
映画見てるときだけ泣いて、終わった後もたまに思い出すぐらいで。
なんか俺ずるくないか?
つらつらレビュー書くよりやることあるだろ

アイヌプリ(2024年製作の映画)

4.0

夜明け前や日没後など曇ってて薄暗い時間が多かったのが印象的だった。
テックウェアや結束バンドなど新しいものと調和しつつ伝統を守っていくところや、
多様化する社会でアイヌを受け継いでいく姿勢が見られて良
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.8

80年台のニューヨークが舞台だけど
ロシアのDoomer的な倦怠感もある導入に掴まれた。
犬を責めれば責めるほど消費社会に浸かった自分にブーメランが刺さる。Ba-de-ya~