玉手箱をガシャガシャに振ってから開けたみたいな映画。
最初に設定や疑問点を対話形式でFAQしてくれるのでSFの導入として親切だな〜と
慢心していたら途中から完全に置いて行かれた。
前半がウィットに富んだテンポのいい会話が繰り広げられる分、切り替わる場面を1つ1つ集中して見ていたが後半はボケーっと観測するだけしかできなかった。
ただ、それ自体が記憶の曖昧さやトリガーの展開を感じさせるようで良かった。
これは本編とは関係ないが映画が終わった後に真っ暗な画面で音楽が流れるだけの時間があった。
クレジットは映画の最初に流れたので何の時間だ?という疑問が拭えないままシアターは明るくなった。