このレビューはネタバレを含みます
ほんの数日間のことなのに、仄暗い一部屋に流れてくる物語の重さと人間の濃さで気持ちがずんと沈む。
「あなたは家庭を捨てた」と娘と母に個別に責められる場面、いずれも主人公は開き直ってるようにみえたのがなぁ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
脆さも美しさも一切こぼさない丁寧な描写と演技によってマスクの中が水びたし。劇場内からこんなにも啜り泣く声や嗚咽が聞こえてきたのは初めて。
こういった題材を映画作品にしたときの展開としては、マジカルな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前評判の空気感から構えていた分、想定よりも全然観やすかったし大好きな世界だった。
避けては通れない痛みや穢れもドリーミーなタッチで魅せてくれる。
今回もエントロピーの増大が発動してた。
たくさんの鳥>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
教授として最後の講義のシーン、古代ローマに留まろうとするシーン等々、哀愁漂いまくっているジョーンズ博士の姿がもの寂しい。
シリーズでお馴染みの演出が散見されればされるほど、今回の監督の癖が出るね。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自分が老いた時に、若い子達がはしゃぐ姿をみて負の感情を抱くようになってしまっていたらどうしよう、という恐怖に包まれた
映画の中の殺人の動機としてはあまりにも現実的なんだよ…