兄弟が場所を異にしながらもそれぞれ同じく過去を回想するシーンでは涙を堪えることができなかった。現代の感覚からするといろいろと違和感のある部分はあるもののそのようなものはどうでも構わない。兄である小林桂>>続きを読む
好色で取るに足らない男が劣情に駆られ、結果として不幸な夫婦の悲劇の幕を引く。ガスで生じた鬼火は安直で興が削がれた。加東大介が銭湯で魅せる頬下の肌艶が忘れがたい。集金の際の出歯亀シーンの音楽の付け方が変>>続きを読む
こういう作品がよく理解できる(≒理解せずにはいられない)年齢になってしまった。
この映画のことを思い出すことがあるとすれば、それは台詞もなければ役名すらない(であろう)村人たちの表情、そしてその佇まいだ。今でもイランでこのような画を撮ることはできるのだろうか。
牛を実際に殺したの>>続きを読む
すべてが虚しい。人生に美しいと信じられる瞬間が一つでもあれば、それで十分だ。
冒頭のテンポが気持ちいいが、その後ダレて、地下室と舞台が繋がったところからようやく面白くなる。更に苦言を呈するなら、ドヌーブがドパルデューに惹かれていることが全く伝わらないため、終盤の流れは唐突に感じ>>続きを読む