くろゆりさんの映画レビュー・感想・評価

くろゆり

くろゆり

バイオハザード(2026年製作の映画)

4.2

90分という尺にあらゆるホラー演出とゴア、奇怪なクリーチャーが詰め込まれた今年を代表するホラー作品のひとつ

恋人の妊娠を受け入れられず、責任を持てない男が災難に見舞われるというプロットは『8番出口』
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ガールズ&パンツァー 最終章 第5話(2026年製作の映画)

5.0

ここにきて戦車戦最高傑作が生まれるとは
決勝戦かつ最後の戦いということで両者共にナーフされたように容易くリタイアになることがなく、ある意味でトップレベルの戦いを観ている感覚
両者窮地に追い込まれたとて
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センチメンタル・バリュー(2025年製作の映画)

4.5

家族を捨てた父とその娘、彼女の家の話が映画作りを通して修復されていく

両者は互いに不器用である
父親のために歩み寄ろうとしたいが、言葉を交わすことを避け続けたために純粋に考えを伝えることができない
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死霊館(2013年製作の映画)

3.8

ジェームズワンによる意表をつかせるホラー演出の巧みさが存分に発揮された秀作

家の中で起こる怪現象を家の構造を用いつつ、一度起きると雪崩式に恐ろしいことが起こるハイテンションな演出はエンタメ性が高く楽
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ハウス・オブ・ザ・デビル(2009年製作の映画)

3.5

16ミリフィルムで撮影した肌触りとゴア描写といった画作りが、舞台でありそして監督が愛を捧げたスラッシャーホラー全盛期の80年代らしさをよく表現できている

スローバーン型のホラーのために派手な場面が1
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チルド(2026年製作の映画)

3.5

前作『VOID』から続く、日常というのは空虚であって、死も身近に存在するのかもしれないという空気感をコンビニという舞台でより効果的に描いている
マッチングアプリで取るに足らない話をする、毎日同じような
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オデュッセイア(2026年製作の映画)

5.0

戦争の英雄の反省という点では『オッペンハイマー』と地続きにある、それでいて、物語の原点として「語られる」ことをメタ的に描く

略奪と虐殺、死に対して軽薄な態度を取ったオデュッセウスの悩みと贖罪は似たテ
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バックルームズ(2026年製作の映画)

3.5

無限の閉塞感といえるリミナルスペース「Backrooms」
映画館という閉塞的な空間でこそ、その恐怖は作用する

本作の基となった短編からあるざらざらとした映像の手触りは懐かしさと誰も存在しないことの
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メリリー・ウィー・ロール・アロング(2025年製作の映画)

4.5

3人の確かな友情の終末から輝かしい始まりを、時間を追いかけるようにして描く

時代が逆行していく構成によって劇中で話される出来事が何か、150分弱の尺で最後まで惹きつける
さらに終盤につれ夢を追う若者
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決断するとき(2024年製作の映画)

3.5

マグダレン洗濯所の強制収容所といった実態は日本人では馴染みがないものだが、映画を機に解説するWebページも存在するので調べるといい

社会的地位がある男性がそれを捨ててまでも社会善を行えるのか
男の内
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ARCO/アルコ(2025年製作の映画)

4.0

親に認めてほしい子供、親にもっと構ってほしい子供、時代の違う二人が飛び越えて出会う
大長編ドラえもんのような話であり、日本アニメの影響をところどころに感じる一本

今よりも少し近未来の世界観と、海面上
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オークストリートの異変(2026年製作の映画)

3.5

80年代ノスタルジー映画は数多く存在するが、今作もその一つ
ただそういう映画であり、恐竜映画の歴史を変えるほどの作品でもない

互いに秘密を抱えた家族の仲が復活する古典的アプローチ
その道のりはかなり
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ナイトシフト(1981年製作の映画)

3.5

イギリスの小さなホテルの一晩

思い思いに過ごす人々の一夜が、修復されたとはいえどこか曇ったような映像によって夢の中にいるような、幻想小説を読んでいるような雰囲気に落とされる
枕を使って遊ぶ女性たち、
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.0

主婦の主人公の3日間、段々と崩壊していく様を200分ほどかけて描いた本作

1日目は人によっては羨むであろう丁寧な暮らし
料理の準備と整頓、シャワー、食後の散歩、ナイトルーティンとパキパキと動いて行動
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皇道日本(1940年製作の映画)

3.0

皇国史観-天皇が日本の発展の中心であり、神の存在であるという考え方-

天皇によって今の日本が作られたのだとこの映画は語る
「皇道」覇道でも王道でもないこの道の素晴らしさを訴えかける
より中央集権国家
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マーターズ 4Kデジタルリマスター(2008年製作の映画)

5.0

前半の、極限の緊張感と残酷描写の生々しい痛々しさのある極上のフレンチホラーから一転して、後半は映画を通じた拷問を表現する

後半の繰り返される拷問、梯子が落ちる、食事らしい流体を食わされる、単純な暴力
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ワイズ・ブラッド(1979年製作の映画)

3.5

当時のカウンターカルチャーの流れを意識させてくるような映画

戦争帰りの勲章について一向に話さない主人公はベトナム戦争の否定を感じる
登場人物がみなどこかおかしい様子で、彼らがみなシティに行ってしまっ
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街の上で(2019年製作の映画)

3.5

下北沢に集う人間関係。その関係性や人間としての曖昧さ
「別れたけど想いあっている」「恋人ではないが、家に来る元彼」「義理の妹に恋愛感情を持ち、告白ができない」といったような、名前のつけられない関係性が
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ジュ・テーム、ジュ・テーム(1968年製作の映画)

4.0

タイムリープものという設定ながら、まるで心理学療法のような、記憶の旅。

タイムリープの初め、同じ映像が繰り返され、少しずつ時間が進んでいく。そして色々な出来事が時期をバラバラに描かれる演出は、過去の
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スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ(2026年製作の映画)

3.5

NWHの問題点である「自分や社会にとって厄介な力は奪われるべきなのか」という点を自省的に描いた作品だと思う。例え自分自身の力としても、強引に引き剥がすのが正義なのか。ヴィランのみならず、ピーターにもそ>>続きを読む

ラルジャン 2Kレストア(1983年製作の映画)

5.0

全部予告中の映像として使えてしまうのではと思えるほどにキマリまくった画作りにら感動。全編通して構図が完璧すぎる。

必要最小限の説明で自然に理解し続けられる演出は素晴らしい。

偽札をきっかけに翻弄さ
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ブリング・ハー・バック(2025年製作の映画)

4.5

大満足の出来。悲鳴の出るほど痛くて、ゾッとするほど怖い。

限られた登場人物をふんだんに使って物語が描かれ、それが場面転換が早いが故に予想以上の展開をみせる手腕は流石。比較的飽きのこない展開であるため
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オブセッション 災愛(2025年製作の映画)

4.0

何かが映りそうなカメラワークの嫌さをまざまざと見せつけて、ずっとヒリヒリさせてくる点、責任感のない加害者男性の描き方、コメディ的なホラーアイコンとしても印象深いニッキーなど、良い部分もあった。

一方
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アダムの原罪(2025年製作の映画)

4.0

原因はわかっている。解決策だって見えている。だが、果たしてそれが正しいものだと言えるのか。ラストに示されるものこそがそのアンサーであるのだろうか。観ながら色々と考えてしまった。

小児看護師の接写で進
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絞殺魔(1968年製作の映画)

4.5

画面分割による画作りの編集はすごい。画面比の不思議な、単なる分割と思っていれば、映像中の暗い部分を使っていると言ったような魔法のような演出は撮影時から完成形が頭にないとできない芸当
絞殺魔の出現に、世
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急に具合が悪くなる(2026年製作の映画)

5.0

人生のうちでこの196分を何度味わうのだろう。そう思ってしまうくらいには人生の1ピースに刻まれるような映画体験だった

構造の話をする場面は特に印象深いところである。構造の中に生きている以上、外側とい
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アイ・ワズ・ア・ストレンジャー(2024年製作の映画)

4.0

こういう映画はいくらあっても良い
勿論、一つでも少ないことが幸せではあるのだが

紛争中のシリアから抜け出す人、阻止する人、斡旋する人、助ける人…
と視点を変えて描くドラマは、あえて最後まで描かないこ
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Michael/マイケル(2026年製作の映画)

3.5

果たして、どう評価すれば良いのか

冒頭、会社のロゴが出る中マイケルのライブの音が聞こえるところで不意に涙が出た。もう居ないはずのマイケルがそこに存在しているようで。

父親の呪縛から抜け出す。彼に強
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デッドマンズ・ワイヤー(2026年製作の映画)

3.5

首に括り付けた散弾銃という緊迫感もだが、貧困者の叫びや不動産ローンに騙された男の声。そのドラマ性である。

トニーは大企業に騙され、搾取される者の代弁者とでもいうように存在する。カメラ越しに映される古
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スーパーガール(2026年製作の映画)

3.0

それなりには楽しめたという部分もあるが、それなりに不満も出るという作品…

カーラを活躍させたら映画がすぐ終わるからなのだろうか、5回くらい弱体化することになるスーパーガール。それが基本ワンパターンで
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The Amazing Digital Circus ザ・ラストアクト(2026年製作の映画)

4.0

今からでも観たい人は8話9話連続で観るとおなじものが観れます。

作ってる途中でジャックス人気が出て脚本が変わっていった経緯はありそう。故にパイロットから応援してる人として受け入れずらい内容になったの
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.0

小さくて壮大なトリロジーの完結作として相応しいし、何より時代を経ても残り続ける価値がある。

後半戦の逆転劇はすごく熱いものがあるし、何年も、遊ばれなくなった時でさえ一緒にいたからこそできる芸当

ラ
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ジョン・カーペンターの 要塞警察(1976年製作の映画)

4.0

90分アクションとしてなをちょうどよく見応えのある作品だ!

次々と登場人物が出揃っていくワクワク感、アクションの見応えもある。いつ事が起こってしまうのだろうかという緊張感を感じさせるカメラワークも見
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サンゲリア(1979年製作の映画)

3.5

腐った見た目のゾンビ、傷口のエグさなどビジュアルショックのインパクトは絶大。奇病か、はたまたブードゥーの仕業なのか、これまでのゾンビ映画のエッセンスを感じさせる前半が妙に冗長としていて、退屈したが、島>>続きを読む

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

4.0

スリを行う手先の動かし方の官能さ。どの動かし方さえもエロティックなものとして描いている。ピンボールを遊ぶ様子はセックスの表現といえるし。
確かにバレないとは思えないような仕草であるが、一瞬早回しのカッ
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ピクサー・ストーリー〜スタジオの軌跡(2007年製作の映画)

3.0

ピクサー黎明期(黄金期)といえるカーズまでの話。クリエイティビティを優先にすることの大切さ。さて今それができているだろうか。
当時のディズニーのやってることがほとんど全部誤りだということに笑う。現状が
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