ttsfm7さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

 なんでもない風に見えて,噛めば噛むほど味わい深い作品を作り上げるデヴィット・フィンチャーが,元から味わい深い脚本を撮るという.文句無しの傑作.

 久しぶりに質の高いサスペンス.トリックが暴かれたと
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

5.0

 作品時間の長さから,細部に至るまでスコセッシ色が全面にでている作品.重くて長くて張り詰めてる映画にバイオレンスを加えさせたら,やっぱりスコセッシは最高にうまい.

 個人的には,スコセッシ作品の中で
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

 ラストの解釈とか全編1カット風だとか,鏡の使い方とか音響の上手さだとか,誰が見ても明らかに素晴らしい点を,僕から改めてレビューする必要性を感じない.悩んでいるなら,有無を言わず劇場に足を運んで欲しい>>続きを読む

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

1.0

 ワイスピの中の異端児。びっくりするくらいつまらなかった。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.0

 タランティーノ特有のサンプリングシーンが度々見られ,その1つ1つに伏線とは違う,映画オタクへのユーモアとしての意味があって,映画への好奇心を掻き立てられる.そして彼が得意としてる八方塞がりの緊張感が>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.5

 大前提として,この映画で起きる事象は,題材として用いたバタフライ効果の域を越えている.

 また,タイムトラベル系の映画には付き物の矛盾が随所に見られ,バタフライ効果を題材としている以上,時空を越え
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

 「やろうと思えば不可能はない」って自己啓発の映画なのかな。そういう子供に語りかけるような正義ぶったテーマを、トリックと脚本で一本の映画にして感銘させようというちょっと頂けない脚本。

 ただ,映画と
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

2.0

 「(500)日のサマー」の脚本コンビと銘打って売り出した割には、今ひとつだった。

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

2.0

 面白かったけど,練りが足りなさすぎて,終始無理のあるストーリーに不満が募っていく.サスペンスはもっともっと練らないと,突っ込める穴を全て埋めないと,いまひとつな印象を与えちゃう.

 ビートルズの使
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スウィングガールズ(2004年製作の映画)

2.0

 上野樹里ってTHE B級映画女優だよね.そして邦画ってやっぱりB級映画だよね.代表的な青春映画の1つとして名が上がる今作でさえも,この出来が限界.

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.0

 前評判が良かっただけに,かなり期待外れ感がしてしまう.親子の愛情に主を置いた映画であるが,脚本以外の面が疎かにされた感が否めない.

 脚本は,サスペンスを上手く織り交ぜ,かつ様々な情報を小出しにし
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

2.0

 「THE 有頂天ホテル」以外、個人的には三谷喜劇に当たりはない.やっぱり無理と脆さが見えちゃう.

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.0

 雪が知る母と弟の物語。最も重要なのは、雪が知る世界しか語られないということ。花が常に強く賢い母で、雨が知らない間に大人になるのも、全部雪が知る世界だから。

 花も雨も雪みたいにもっと葛藤があって、
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

2.0

 ウェス,ごめん.これは気に入らなかった.途中でやめちゃったよ.

ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.0

 シリーズ史上最高のアクションシーンとストーリー性.作品が進むにつれ進化してるシリーズは珍しい.

エージェント:ライアン(2014年製作の映画)

2.0

 なんか物足りないエージェントものだった.なにが足りないかって言われたら,これとは言いづらいんだけど,脚本が薄いかな.

ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

2.0

 個人的には1の方が好み.でも変わらずカーアクション好きにはたまらない映画.

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

 時を越えられない僕たちには,今日見つけられなかった輝くものがあって,それを明日は見つけようって.
 恋人への愛も,家族への愛も,愛することより大切なものはこの世にはなくて,それを明日は口にしようって
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.0

 終始,焦燥感に駆られるゾンビ映画.パニック映画として完成度の高い一作であると思う.

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

4.0

 アクションシーンは1作目よりも仕上がっているが,脚本面で退化した印象.ただ,変わらず大人のおもちゃ箱として楽しめる.

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.0

 このシリーズにレビューもなにもない.車が出てくる映画が好きなら絶対見るべき.本当それだけ.

プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.0

 見終わった時,久しくこんなに目の離せないラブストーリーには出会わないだろうと思わせてくれた一作.

 西洋絵画で描かれるような美しい画を載せた重厚な英文学.最後の裏表紙を閉じる時,今作は僕たちの心を
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.0

 2時間飽きずに観賞できる雰囲気を持つが,結末は想像を超えるほどのものではない.可もなく不可もない映画.
 画面に集中し,登場人物を注意して観てみると,一層深くて,面白い観賞時間になる.

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

2.0

 たかがウェスアンダーソン,されどウェスアンダーソン.真にこの表現が似合う作品.
 どことなく懐かしくて,どことなく可愛くて,全然大したことない作品なのに,ものすごくクセになる映画を作り上げてくれる.
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

 「君,あるいは君の仲間が捕らえられ,殺害されても当局は一切関知しないので,そのつもりで」というセリフに痺れるファンが多数いる最も人気のあるスパイ映画シリーズの1つ.
 アクション以外のスパイ業務に楽
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.0

 リメイク映画ではあるが,多々見受ける盗作と化したリメイク作品とは違い,ひとつの作品として評価できる映画.
 観賞後,みんなこう言うだろうね.くぅ,ミニかっこいいって.

リンカーン(2012年製作の映画)

3.0

 ひとつの指導者像として,奴隷制やアメリカの史実ということを差し置いて感動に値する作品.その言葉の上手さと重さも,映画にしては珍しく,文学作品のように学ぶに値するだろう.

 全編において重い色調でア
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.0

 難読.小物や細かいカットにも,重要な意味を持たせることで,重厚な作品へと仕上がっている.
 黒幕を暴くことによる驚嘆と爽快を抱くための映画ではなく,既知の黒幕を暴くプロセスを観る映画.

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.0

 素晴らしいし,良作だと思う.思うんだけど,今ひとつ物足りなさを感じてしまう作品.最高で完璧な青春で,まさに4人がスタンドバイミーなんだけどもう一つ何かが足りない.

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

 監獄特有の緊張感の下に広がるヒューマンドラマ。緊張感によってもたらされる集中力と共に、観賞後に達成感と爽快感を味わえる一作。

 監獄系の作品でいえば、ダントツで完成度が高い。プリズンブレイクとか、
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.0

 大人になっても観たくなる不思議なアニメーション.それぞれのキャラクターが愛くるしことこの上ない.