ミスディレクションを上手く使って、鑑賞者を騙すマインドファックムービー。そういう意味では、メメントとかスティングとは違うタイプのトリックを用いている。
全体的にいい映画にはまとまっていると思う。>>続きを読む
ep4のリメイクなのかなって疑いを持つ位、往年のファンの心をくすぐる演出、オマージュに溢れていた。ただしその分、新規性に欠けるのが頂けない。
今作は、シリーズの世界観だけでなく、一本の映画として>>続きを読む
ルーク三部作の最終作にして、学芸会のレベルから少しだけ成長した印象を受ける一作。
まだまだ映画としては完成度が低いが、ようやく、小説でもドラマでも漫画でもない、映画特有の物語の紡ぎ方が見られるよ>>続きを読む
本当に圧倒的な世界観。ただし、これ以外に褒める所が見当たらないのが、ルーク3部作の欠点。
もっと画の構図や脚本の伏線、演出の仕方など、映画としての洗練が足りない。この出来なら、文字に起こした小説>>続きを読む
相変わらず、ポップでスタイリッシュな作品を描かせたら、右に出るものはいないんじゃないかって位、ガイ・リッチーらしさに溢れた作品。
ただ、彼の1、2作目の脚本の完成度の高さを考えると、僕たちファン>>続きを読む
他のシリーズ映画と比べて圧倒的に洗練された世界観。一本の映画として見ると抜群に面白いわけではないが、シリーズとしての設定と背景を理解した上で見ると、このシリーズのすごさが身に染みて感じられる。
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決して結婚して、幸せな家庭を築くことだけが、人生の唯一の幸せではない。けれど、やっぱり結婚は人生で1番素敵なものだと感じた作品。
人生で、常に全部がうまくいってることなんて、あり得なくて、全部が>>続きを読む
個人的にはオーシャンズシリーズで1番のお気に入り。カメラワークが断然良くなってる上、トリックも12の練りの足りなさから改善されてる。
ただ、マンネリ感が否めない。今作で完結というより、これ以上作>>続きを読む
何度見ても最高の詐欺映画。見た回数を重ねれば重ねるほど、チームの一員になった気分を強く味わえる。
マインドファックムービーとしてのトリック、脚本は秀逸なものがあるが、カメラワークと画の作り方が微>>続きを読む
大掛かりなトリックとか巧妙な伏線はほぼないが、序盤のスリのシーンは、後半への期待と高揚感を抱かせる位に、良い雰囲気を持っている。
ただ、「フォーカス〜視線を盗め〜」って銘打ってる割に、スリ以外で>>続きを読む
マーベルらしさは随所に見られて、アクションシーンもカッコよかったけど、もうなんならコメディじゃん。笑
そしてビスタサイズの映画で、シネスコスクリーンという再びの悪夢。
音響効果がこの作品の良さを握っているといっても過言ではないくらいに、音に狼狽した。アクションシーンは、今作の“左”に出るものはそうそういないだろう。笑
ただ、キャプテンアメリカ銃を使わないから、>>続きを読む
キャプテン・アメリカが、キャプテン・アメリカになるまでの話。アベンジャーズシリーズの序章となる今作は、マーベル作品にしては比較的因果がしっかりとした作品。
今後のマーベル・シネマティック・ユニバ>>続きを読む
ラスト20分の恐怖と緊張感は、早送りしたくなるほどの雰囲気を持った作品。
今作も「パルプフィクション」も「裏窓」も、当時は斬新で、秀逸なトリック、エフェクトを使った作品なのだけれど、その技法が普>>続きを読む
ポップなスパイ映画。小物とオマージュ、BGM、CGと最高にポップでスタイリッシュな作品だった。
アクションシーンの演出は、近年流行しているエフェクトを存分に活かした満足に値するものだったけれども>>続きを読む
クッソつまんねえ。どうしたリッチー。群像劇なのはいいとして、最後まで我慢して見れるだけの伏線も、緊張感もない。
随所にリッチーらしさは出てたけど。
子供の頃憧れていたヒーローに、大人になっても楽しさをもらえるマーベル作品。同じコミックでも日本とアメリカでは、こんなにも異なるのだと実感する。
せっかくヒーローを集結させたのに、ストーリーどうに>>続きを読む
「ファイト・クラブ」と同じで自己啓発を題材にした映画。行き過ぎた向上志向。ジェイク・ギレンホールの演技が、この映画の胸糞悪さを焚きつける。
持ってる雰囲気、その脚本、そして演出、どれも優れている>>続きを読む
終始唖然とさせられた。ひたすらにドンパチやる映画。これが真のアクション映画だって言われた気分。
登場人物の背景的なストーリーは存在しても、明確なストーリー性が全くない。そこを重視する自分としては>>続きを読む
常時、焦燥感に駆り立てられるわけでもなく、重厚な雰囲気を持っているわけでもないが、ハードボイルド作品として良くまとまってる。
性格の異なる主人公達が、1つのことを成し遂げるという世にありふれた題>>続きを読む
M最終作として、全編においてM。最終作になっても、序盤でやらかすM。“00”にとってのMという存在大きさを描いた作品。
ダニエル・クレイグ007で初のQの登場。そしてMの死。次作から新しいチーム>>続きを読む
キントの語りで紡がれる物語に、衝撃のどんでん返し。キントの目線で語られる全てが今作の伏線。
1回目の観賞じゃ、間違いなく置いていかれるし、メリハリが足りない所がマイナス。
単純だけど、一筋縄>>続きを読む
スマートじゃないダニエル・クレイグの007。カジノロワイヤルの続編で、それなりに前作に伏線が張ってあったから、順番に見ることをお勧めする。
画の迫力とアクションシーンは、息を飲むものがあったけれ>>続きを読む
内密に忍び込むスパイというより、派手に闘うエージェント。同じスパイ系の括りでも、M:Iとも今までの007とも一線を画くダニエル・クレイグの007。
頭脳的なスリルが好きな映画ファンとしては、ポー>>続きを読む
いろんな形のLoveが鑑賞後に暖かさをくれる作品。無理にストーリーを繋げないことが、完成度の高いオムニバス映画へと作り上げている。
恋愛に目が行きがちなChristmasのLoveという題に、違>>続きを読む
構成、雰囲気は良いものがあるが、100分の映画にも関わらず、中弛みが激しい。
タランティーノの処女作。タランティーノが得意としてる「単調な会話という導火線に点火され、徐八方ふさがりを迎えると、突>>続きを読む
後にも先にも、今作より感情移入した作品には出会わないだろう。
時系列シャッフルも二項対立も、昨今の映画界では良く用いられるテクニックではあるが、この2つを巧妙に操り、ここまでストーリーを引き立た>>続きを読む
徐々に序盤のM:Iから原作の「スパイ大作戦」寄りの脚本作りになってきた印象。個人的な好みとしては、もっと手のこんだスパイ業務の割合を増やして欲しい。
子供の頃に感じた、おもちゃ箱につまってるワク>>続きを読む
前半のテンポと吹き替えの声、ちょっとした設定の脆さが減点ポイントだが、全体としては、狼狽、仰天、驚嘆の映画として、上手くまとまっている印象。
画の迫力に音響が厚みをもたらし、肩が震えるシーンが随>>続きを読む
雰囲気もテンポも脚本も全てにおいて良い。ただ、何作か文学作品をもとにした映画を観賞して、個人的にこのタイプの映画は合わないとしみじみ思った。
文章で書かれていること全てを映画では描けないから、小>>続きを読む
「複製された男」とタッチの差で上映されてた同じテーマの作品。
大作の文学作品を映像に起こす時にあえりがちな映画。監督が原作に恋をしているせいで、もう鑑賞者には何も伝わらない。
謎で味のあるす>>続きを読む
ポールの訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します。
個人的には前作の方が好き。
前3作に比べると、ヒューマンドラマ要素を減らして、アニメ要素を増やした印象を受けた。
最後のアクションシーンだったり、細かな描写説明だったり、必要だったのか疑問が残る点が多数。全体的には泣けるし>>続きを読む