ttsfm7さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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そして父になる(2013年製作の映画)

3.0

 雨(天気)とタコがストーリーで重要なピースだった作品.登場人物の心情を雨で効果的に表現されていた.久しぶりに天気を上手く使った作品を観た気がする.

 素直に感動できる作品.所々,子供に怒りを覚える
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ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

1.0

 人生で初めて途中で観るのをやめた映画.バカを演じて笑わせようとする今世紀最悪の脚本.脚本で笑わせることのできない製作陣の作った安っぽい作品.

 僕個人としては全く笑えなかった.コメディを避け始める
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.0

 詐欺映画という皮を被ったヒューマンドラマ.予想外の結末は,詐欺映画のそれだったが,最後に持ってきたシーンを観ても,詐欺映画というよりヒューマンドラマだった.ストーリーに速度がない前半をコメディタッ>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

5.0

 鑑賞者を騙す過程や,予想外の結末を含まない映画で,こんなにも画面にしがみつき,鑑賞した映画は初めてである.

 僕は普段,情景や画の解釈を意識しながら映画を鑑賞する.ただこの映画は途中から,そん
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テッド(2012年製作の映画)

3.0

 コメディでいえば,「ホームアローン」以来,初めて面白いと思った作品.最初から最後まで,下ネタでしか笑いを取らない超下品な作品ではある.

 製作者がやりたい放題やった感じの映画.様々な映画のパロ
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

5.0

 ポップでスタイリッシュかつエキサイティング.この形容詞が最も似合う作品のひとつ.颯爽と結末へと収束するその速度と伏線に酔いしれる100分.

 観賞後,みんなこう思うんだろう.「リッチー,君はなんて
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.0

 冒頭のアトラスのカードさばきで惹きつけられ,そのカードマジックを当てられた瞬間から,この映画の虜となること間違いない.
 ステージ上の4人の格好良さと壮大さを感じさせる画の迫力で脚本の穴を埋めて
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

 素直にアカデミー賞受賞作品だなあ,という印象を強く与えてくれる作品.人間の葛藤,社会問題,そして友情,愛情,アカデミー賞が好き好む要素をふんだんに取り入れた作品だった.

 実際のところ,物語と
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L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

3.5

 ストーリーは,単純で薄い印象が残ってしまう映画だった.ハラハラが続くような映画でもなかったし,脚本の部分でいえばもう少し厚みが欲しかったという感想.実話だとしても,いや実話だからこそ,もっとなんか>>続きを読む

SAFE セイフ(2012年製作の映画)

2.0

 何と言っても,ストーリーの無理矢理な部分が多すぎる.多くのクエッションマークが生まれて,それをはじいてくれないまま映画は終わる.

 まあ,ジェイソン・ステイサム好きにはストーリーの矛盾を除けば
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

2.0

 まるで子供のような中年2人の武勇伝を,一人前のように背伸びした少女が聞く.そして一瞬の回想シーンも入らない.勇敢な少女の冒険以上の体験は,鑑賞者にも与えない.
 重く強い作品だった.

ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

2.0

 オープニングのボストンの街並みのカットは美しく,よくある大学の青春映画の一端を垣間見れる.ベンの年齢である21歳が,原題の『21』に込められていることをふまえると,恋愛や友情を副題とした,ちょっと>>続きを読む

清須会議(2013年製作の映画)

2.0

 史実をコメディにするという無謀な駄作.

 脚本に関しては,歴史をコメディーにするのが難しいのか,それとも僕がコメディー映画が苦手なのか,はたまた三谷幸喜が下手だったのか,それは定かではないが,とに
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

1.0

 厚く作ろうとして結果薄くなったコメディ映画の典型.本当につまらなくて絶えず早く終わらないかと思わせる作品.

 尾を引く笑いは全然なく,笑いを取りに来てるストーリーにも無理があり,コメディであっ
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