現実社会への批判がどことなく感じられる。モンキーパンチ先生は未来が見えるのかと思えるくらい現代の方が刺さると思う。
これはきっとライト層も見に来ることを意識して作られていたような気がした。カリオストロ系統のストーリー性も含んでいて、初心者でも楽しめる作品。
あの城の屋根を飛ぶシーンは子供の時、転げるほど爆笑しました。他のルパンの作品にもあるようなちょっとした風刺や実際の史実に準えたような表現はルパンの中でもこれだけ。宮崎監督のお力すごし。
不朽の名作という言葉を考えたときに真っ先に浮かぶのはこれだと思う。子供から大人まで楽しめるジブリの真骨頂。
この映画を観て、米津玄師の飛燕を聞くと一つの作品としてより洗練される気がする。
こっちはこっちでトトの心情とかを分かりやすくできるようになってるから通常版よりもっと踏み込みたい、登場人物の気持ちを理解したい、という方にはおすすめ。
このレビューはネタバレを含みます
ソフィーを起点として色々な人が変化(概ねはいい方向へ)していくのを見たら、ハウルや荒れ地の魔女との遭遇も偶然ではなかったのかもと思える。
初めて観た時は正直よく分かってなかったけど、改めてみると善悪はそう簡単には善悪は計れないんだなと。
この辺からいい意味で興行としての成功を強く意識し始めたんじゃないかなーと勝手に推測。個人的には売れるために映画を作ることを肯定したい。
これは新海誠監督の映画で一番好き。登場人物たちの心の葛藤、焦燥とかは最新作の天気の子まで血を引いてる気がする。これが自分なりに考えた新海イズムな気がする。
「立場」を登場人物それぞれが抱えててそれを押し通そうとする人、曲げようとする人、諦める人。色々な人がいてまさにターミナルと称せる映画になってた。
血のつながりではない絆を血まみれになりながら証明してる素晴らしい映画。
フォレスト・ガンプと同じ年に公開されてなかったら賞レース総なめだったのでは?と思える作品。自由の意味とは?って考えさせられる。
小さい頃は4人で唄ってるところを真似してたけど、今見たら学生に戻りたくなる。キュンです?
ディカプリオのああいう役はじめて観たから新鮮だったし、ストーリーも軽快(一部ヘビー)で面白かった。
Mr.Childrenの主題歌(タイアップではなく起用)との相性がどえらい。
生命の大切さはもちろんだけど、性差別、環境問題、生態系問題とか色々なテーマが盛り込んであるすんごい作品
これは同じ種類の映画を観たことがない。
フォレストは「羽」を伸ばした生き方ができているのに対して、ジェニファーはどこか鳥籠に囚われてるのかな。
公開初日の全国一斉上映で観に行きました。やはり新海監督の前作君の名は。との比較をされがちですが、個人的にはこちらの方が好きです。主人公たちのエゴを突き通すこういう映画でも面白ければヒットすることの証明>>続きを読む
この映画観てからとにかく留守番がしたくなる子供時代だった。家を余計に散らかしたり、地下室が欲しくなったりした子供時代でもあった。