がーひーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

がーひー

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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.5

大切な人がいなくなって自分だけが取り残されたような気分を味わったことある人には痛いほど滲みる作品。戦争のことを後世に伝えていくという意味以外でもお勧めできる作品。

火垂るの墓(1988年製作の映画)

4.5

日本という国に生まれたからか分からないけど幼少期に初めて観た時からなんとなく作品の意味は理解してた気がする。ただ、今思うのは一見意地悪なおばさんも当時のことを察しようとすればするほど言ってることは理解>>続きを読む

紅の豚(1992年製作の映画)

4.5

ジーナとポルコがどういう風になったのかを敢えて語らず、という終わり方が今となっては良かったんだなと思う。世の中には分からないままの方がその美しさを保つものもあるんだなと感じた。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

ちょっと大人なジブリっていう印象。純愛には夫婦の数だけ形があって、99%の人たちにとっては歪な関係性でも、1%の人たちにとっては最善の関係性なんだと思う。公開されたのは文春砲とかで騒がれる世の中になる>>続きを読む

幸せのちから(2006年製作の映画)

4.0

ルービックキューブのシーンと駅のトイレで一晩過ごすシーンが、成功を掴もうとするビジネスマンとしての姿と父親としての姿それぞれを究極的に描いてた。「二兎追うものは、」なんて言葉もあるけど、どっちも諦めず>>続きを読む

E.T.(1982年製作の映画)

4.0

E.T.がテレビを見てる時にエリオットと共鳴するシーンにスピルバーグ監督のユーモアの真骨頂を観ることができる作品。悲しい展開から一気に感動のラストに持っていくのも一流の監督だからこそ成せる業。

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.0

朝ドラでやってみてほしいような内容。青春とかそういった言葉で表現されがちな学生達の初々しい姿が青春の言葉の意の範疇を超えて描かれてる。

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

物語前半は割とコミカルな展開が多いけど、起承転結の転からシリアルに持っていく構図はこの頃から変わらないと思う。入道雲のように、観れば頭の中が夏になる。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.0

花札のルールを知ってる若者でこの作品を観たことない人っているんだろうか、と思わせられる。安易な考えかもしれないがおばあちゃんの家に行きたくなる。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.0

細田守監督の映画で一番感動した。雪が車の中でお母さんに謝るシーンとラストの雨のシーンは本当に。自分もしっかり生きることを心がけてみたくなる。

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.5

細田守監督は家族の愛を本当に素敵な形で毎回描いてるが、一番リアルに描かれてるのがこの作品。この映画を観ると自分が生まれた時のことを親に聞きたくなる。そして、自分も家庭というものを築いてみたくなる。

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.5

2010年代のジブリでは1番好き。誰しもが自分を許せないことや、割り切れないことを誰かのせいにしたくなることなど抱えてると思います。この映画はそういったものを含めて、自身を肯定することが生きることなん>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

少し中弛みがあるかなと思います。ただ魔法の学校とかは細部まで絵もアイデアも作り込まれてたのでそこには脱帽。

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

4.0

人が住む世界には色々な世界がある。それをあえて分かりやすく「借り暮らし」という存在を使って伝えようとしてるのかなと思った。やっぱりジブリの映画は猫がかわいい。

猫の恩返し(2002年製作の映画)

4.5

小学生まではこの作品がジブリで一番好きだった。もっとも、順位なんてあってないようなものだが。大人になるまでは思わなかったけど、自分の時間を生きるのって意外と難しい。そんな風に頭を抱え込みそうになった時>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

4.0

正直に言うと小さい頃見た時はコンクリートロードしか頭に残らなかった。でも中学、高校、大学、社会人とライフステージを重ねるにつれて見方が変わっていった。これはジブリあるあるだと個人的には思うが。兎に角、>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.5

ザほっこりする映画。昔はファミリー映画として観ていたけど、社会人になって一人暮らしになって初めて観たときマジで感動した。自分で選んだ道だから自分が踏ん張らなきゃと思わせてくれる。ただ力を抜いたり、息抜>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.5

何回見たか分からない。ストーリーもセリフも本当に全部覚えてるのに、金ローでやると絶対に観る。現代の七不思議。ちなみによくある都市伝説は信じないタイプです。

キンダガートン・コップ(1990年製作の映画)

4.0

本当にシュワちゃんの演技はコメディもロマンスもアクションも優男も持ち合わせてるなと感心させられる。

名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵(2016年製作の映画)

4.0

いつもは序盤で流れるメインテーマと「俺の名前は工藤新一〜」から始まるあらすじ紹介が最後に持ってこられてたところがなるほどと感心した。あと初代オープニング復活や運命のルーレットにも胸が熱くなった。あとス>>続きを読む

名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)(2011年製作の映画)

4.0

この辺からコナンくんの活躍が人の領域を完全に逸脱してきてる。それも映画ならではのアクションとしてはアリ。少年探偵団と今作のシーパーソン達との対比がとても印象的。もしあの時ああ言ってしまったら。言葉とい>>続きを読む

名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

5.0

感動という意味でこの映画はシリーズ最強。設定も他の作品とは一線を画してる。むしろ今のほうがありそう。コナンが謎を解いていくと同時に優作も謎を解いていく。同時にどんどん明らかになっていくシーンから最後の>>続きを読む

名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

4.0

コナンにおけるアナグラムネタの真骨頂。そこに行き着くまでのミステリーが群を抜いて難しい。犯人とコナンの直接対決でボルテージが上がるのは勿論だが、その前のメモリーズエッグの真相にも感動するし、最後の白鳥>>続きを読む

名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

4.0

推理も歴代最高レベル。アクションの進化もここから鰻登り。コナン映画屈指の名作。

名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

4.5

推理という側面から見た時、この作品が一番好き。蘭姉ちゃんがああいうことになってしまったからこそ、コナンの声で新一のキザなセリフが聞ける。この設定はなかなかいいと思う。新一もといコナンがカッコよく描かれ>>続きを読む

名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)(2006年製作の映画)

3.5

真実を探究しようとするものは、誰であろうと探偵と言わんとばかりの映画。それがたとえ怪盗であろうと。この映画ではエリアと時間を限定して、より緊迫感を映画に与えてる。そういう状況においては、探偵は時に警察>>続きを読む

名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)(2008年製作の映画)

3.5

「音」というテーマに絞ったトリック、事件解決へのあれこれ。テーマに沿ってるという意味では他の作品よりもよくできている。新一の相変わらずの音痴ネタと対比するかのような灰原の大人っぽすぎる歌声問題。

名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年製作の映画)

3.0

サッカー好きな新一・コナンにフォーカスを当てた作品。スケボーアクションがこの映画を機に、よりパワーアップした気がする。