椿さんの映画レビュー・感想・評価

椿

椿

スランバー・パーティー大虐殺(1982年製作の映画)

3.2

たくさんのおっぱい(乳首付)とまあまあ血液が見られる80年代スラッシャー。
美人だらけの女子会にドリルを構えたキモい男が乗り込んでくるんですが、このキモ男が怪異とかではなく普通の人間ながらも怪演で良か
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死霊の悪夢(1981年製作の映画)

3.0

視聴者にすら説得力を提示しないので、事件の核心に一人迫る主人公を誰も信じてくれないもどかしさはなく、他の登場人物同様に「お前は何を言っている…?」を味わえる。主人公は「お前は傲慢だ」と言われていたが、>>続きを読む

アガサと殺人の真相(2018年製作の映画)

4.0

アガサ・クリスティーと年下旦那様の馴れ初め二次創作。なので時代的に被っていないコナン・ドイルとのやり取りもチラリとある。メソポタミア文明の遺跡が舞台なので、イシュタルやドゥムジの話もチラリとある。>>続きを読む

メシア・オブ・ザ・デッド/メサイア・オブ・デッド(1973年製作の映画)

3.2

映画館のシーンはかなり不気味で良いのに、食べても食べてもなくならない無限ポップコーンが気になってしまった。1時間くらい黙々と食べていたのに、半分も減ってなかった。私も映画館で無限ポップコーンを食べたい>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

成功を得てプロの探偵になったエノーラ・ホームズ。今回は私のトラウマであるラジウムガールに絡めたお話です。
前回よりも危険度と、シャーロックの妹愛が高い。微笑ましい。
人物がやや入り組んでるのに、描き方
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.5

行動力と戦闘力を遺憾なく発揮して、兄シャーロックを出し抜き、行方をくらました母親を捜す16歳のエノーラ・ホームズのお話。
寄宿学校に入れようとする兄達に反発して家出した先で若き侯爵を巡る陰謀に巻き込ま
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ラブ・イズ・ア・ストーリー(2015年製作の映画)

2.9

特にそれほど障害はなくいちゃいちゃのラブストーリーが好きなので条件を満たしているはずが、何を見せられたのかよく分からなかった。元恋人がヴィランにはパンチは足らず、ただめちゃめちゃにキモい。
暴漢に遭っ
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マンハッタン・ラプソディー(1980年製作の映画)

3.0

不美人と言う思い込みに悩む主人公(バーブラ・ストライサンドやぞ!)にやきもきしながら、他者の力を借りて大変身ではなく(それはそれで描き方によっては好き)、己の力で美を掴み取る強い女の構図が良い。
冒頭
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アフターマス 余波(2021年製作の映画)

2.8

気をつけろ犬が死ぬ。

破局寸前の夫婦生活に新しい風を吹き込むための引っ越しに事故物件を選ぶな。
浮気相手になりそうな雰囲気を醸してる同級生が真面目で良い子だった。

Hospital(英題)(2019年製作の映画)

2.5

お化け屋敷の導入設定で一本撮ってしまった感が否めない。
お化けの造形はなかなか良かったと思います。この雰囲気のお化け屋敷があったら最高。

ハロウィンの呪文 ブリッジホローは大騒ぎ!?(2022年製作の映画)

3.0

子供だけで怪異に立ち向かうちょいグロ映画が好きなので、父親と協力プレイで怪異に立ち向かう特に流血のないこの映画のターゲット層では私ありませんでした。
ただハロウィンと言うものがめちゃくちゃ好きなのと、
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BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ(2022年製作の映画)

3.0

パーティーで推理ゲームをしただけのに気付けば死体だらけになっており、ヤク中vsメンヘラが勃発するお話。

視聴がかなり前なので話の系統は違うかも知れないが、「みんな死んだ」の方が勢いがあって最悪だった
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ヴァイキング・ウルフ(2022年製作の映画)

3.0

人狼や吸血鬼など異形を救済するのは愛情と言う古典展開がとても好きなんですが、一瞬匂っただけでその展開はなかったです。姉妹愛で救う展開、良いと思ったのに。ただ容赦ないのも本作の魅力かも知れない。
あと冷
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

お久しぶりのジュリア・ロバーツ!
彼女の放つ女神のような雰囲気が大好きなんですが、今回はちょっとキリキリした二児の母役。ただこれくらい警戒心強々の方が、子供を守る立場もあるし良いと思う。

嫌な気持ち
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.0

詰め込み過ぎが却って全体を薄味にしているが、主要人物の死人が少なめなので気楽に見られるパニック映画。サメ映画としては物足りなさがある。
前作のMEGがどうだったか覚えていないけれど、目を覆うような人体
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

4.0

アニメのビートルジュースとリディアが仲良しコンビなので、実写のリディアに取ってビートルジュースとの出会いが精神安定剤必須レベルのトラウマになっていることに一瞬だけ吃驚しました。思い返せば、キモいおじさ>>続きを読む

呪われの橋2 怨霊館(2023年製作の映画)

3.0

今回も都市伝説を盛り込んで、血のランタンなど面白そうなアイテムも登場するのだが、作中のゲームがとても面白そう!くらいの印象に収まってしまった。風水的にどうしても幽霊を集めてしまう建物を舞台にしてお話。>>続きを読む

呪われの橋(2020年製作の映画)

3.1

肝試しをした大学生が次々と惨殺されるお話なので、のんびり阿鼻叫喚を眺めていたら時系列の話になって『?』となった。
理解は出来る。ただ私は人の顔を覚えるのが激苦手で、そこに現在と過去と過去を混ぜた話の脳
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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.8

サメの棲むセーヌ川でトライアスロン大会をするなら、選手入れ喰いシーンがなくちゃ駄目でしょ!くらいの気持ちで挑んだら、想像以上に無茶苦茶なことになりました。
〝サメは危険生物ではない〟と主張する愛護団体
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.3

初っ端から頸動脈の血の噴き出し方がコメディ過ぎて、今後のクオリティに不安を抱き、危うく視聴を切りそうになった。血糊の使用量を売りにしてるホラー映画も、もう少し気を使って描写していたと思う。

サイコパ
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アポストル 復讐の掟(2018年製作の映画)

3.0

じんわりと迫りくる恐怖と直接的なグロさの融合が丁寧だが、2時間以上見せられるとダレるのでちょっと短い方が個人的に良かった。
信仰対象より取り巻く人間の方が邪悪系だけど、良心を持ったモブも居て私が救われ
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

原作履修済で不満が残らない実写めちゃ久しぶりなので嬉しい。無理なキャスティングもなく、私は門倉が好きなので登場が楽しみになった。クマやレタラのCGもいい感じ。
続きは劇場に行く気満々だったんですが、ド
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怪奇温泉旅館(2018年製作の映画)

2.9

個人的にホラコメではなく、ヒューマンコメディだった。私とは笑いのツボが違ったけれど話の構成は上手いし、エンディングがお洒落だった。ジジババ元気過ぎて面白い。
あと温泉が舞台なので乳首がいっぱい見られる
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.7

サンタさんは退役軍人ジャムおじさんみたいな設定と思いきや、飲み過ぎてソリの上からゲロをぶち撒けたり、やさぐれてました。でも、だいたい合ってる。
ちょい役ですがマイペースなトナカイたちも可愛かったです。
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デ・ヴィル家への招待状(2022年製作の映画)

3.0

メンタル強々で可愛くてドレスも最高に似合う主人公に好感は持てたけど、このシーンとてもいい!がなくて一手足りなく感じてしまった。日課とは言え、初対面の人々に囲まれた旅行先でもジョギングを始める主人公。こ>>続きを読む

呪われし銀(2021年製作の映画)

3.5

虐殺の罪を犯した領主の周囲で、村人が次々と怪物に襲われるフォークホラー。怪物の造形は品のあるグロめ。

時代背景的に放浪の民を人とは思ってないのでかなり残酷に殺すんですが、愛情というものは持ち合わせて
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デリヴァランス -悪霊の家-(2024年製作の映画)

2.8

三人の子を持つ人生に疲れ切った喧嘩っ早いシングルマザーが、事故物件に引っ越したことが寧ろ人生の転機になるお話。
ホラー要素より彼女の描写に重点を置いているので、人生の泥沼を長丁場で見せられる。サクッと
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モンスター・イン・ザ・クローゼット/暗闇の悪魔(1987年製作の映画)

3.5

クローゼットの人喰いモンスターに立ち向かうゆるっと小規模なキングコング要素のラブコメホラー。

暗闇に潜む正体不明のモンスターとしてパーツをチラ見せしながら、視聴者にあれこれ姿を想像させるんかと思いき
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.2

GENERATIONS初心者でも安心安全のメンバー紹介付きで手厚かった。演技も違和感なくて、多才なグループに愛着が湧いた!

ただもっと死人を出した方が、あの子のヤバさに拍車が掛かった気がする。
ライ
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悪夢の銀河鉄道/ナイト・トレイン・トゥ・テラー(1984年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

日の目を見なかった三本の映画を集めて、約1時間半の各作品をそれぞれ30分に縮小させた強引オムニバス。1時間を切り捨てているので当然の爆速っぷりですが、盛り上がるシーンは取り込んでいるようで意欲作に見え>>続きを読む

ミステリー・ツアー(2004年製作の映画)

3.3

人気歌手がプロデュースする孤島リゾートが舞台のゆるめのホラコメ。
繰り出されるギャグはそれほど軽快ではないが、なかなかちゃんとした死体が見られて嬉しい。人間と言う枠に収まっているはずの殺人鬼の異様な死
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

4.0

犠牲者の一人が拗らせているのは分かるんですが、それにしても初恋の結末があまりにも惨たらしくて苦しくなりました。危険を犯してまで庇われたり、思い出を大切にされていたり、めちゃ慕われていたのが分かっていい>>続きを読む

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

4.0

キュラソーの見た目や振る舞いや声がとても素敵だった!

裏切り者を消すのは大切だけど、情報精査することなく瞬時に殺す判断を下すジンはただの快楽殺人者に見えるんだけど、映画以外の立ち振舞いを知らないので
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名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

4.0

ゴッホ好きなのでそれだけで楽しかった。鈴木財閥の財力が異次元過ぎて、よく園子は普通の高校に通えたな…。

キット活躍回の犯人の動機はやらかしたことの規模に対して、何かちんまい気がします。キットが華々し
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名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014年製作の映画)

4.0

映画しか見ていないので、噂に聞く赤井秀一は既に死んでいるし、ボーイッシュな女子高生探偵やセクシーな英語の先生が当たり前のように出て来て吃驚した。此処まで来るのに色々あったんだろうけど、みんな小学一年生>>続きを読む