ファサリナさんの映画レビュー・感想・評価

ファサリナ

ファサリナ

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リボルバー(1988年製作の映画)

3.6

それぞれが関係ないその他大勢のようでそうでない。テンポ良い群像劇として秀逸な作品。劇中の間の抜けた音楽が妙にマッチしてる。みんなそうだ何かを忘れるために何かをしてるんだ‥

パーフェクトワールド 君といる奇跡(2018年製作の映画)

3.0

身体障害者との恋愛がテーマ。主に杉咲花演じるヒロインの視点で物語が展開する。人の一生を背負うというのはとんでもないこと!ますます慎重な生き方になりそう!

海外特派員(1940年製作の映画)

4.0

現代では希薄になってきた愛国心を感じることができる。プロパガンダって何だと思っていたが確かに自分の国を他国が荒らし回ってると戦時中に知ってたら許せないって思って映画観た後行動するよなと思ってしまった。>>続きを読む

天使のいる図書館(2017年製作の映画)

4.3

図書館の司書として働く主人公は少し世間とズレた女の子。小芝風花はキワモノ系の役を演じてるのをドラマで観ていたので本作もハマっていた。特に泣きの演技が素晴らしく僕ももらい泣きしそうになった笑。朝ドラの時>>続きを読む

欲望という名の電車(1951年製作の映画)

4.0

ヴィヴィアン・リーの演技が凄まじく特に終盤の目の演技!本当におかしくなってしまったと錯覚するほどに作り込まれていた。
荒くれ者の元兵士を演じた若き日のマーロン・ブランドもギラギラしてて凄みがある。
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ブローン・アウェイ/復讐の序曲(1994年製作の映画)

3.7

過去から来る復讐のあしあと。
ストーリーこそよくあるアクション映画だが、ジェフ・ブリッジス好きとしては過去を背負い未来を生きようとする姿に応援したくなった。この手の犯人の神出鬼没ぶりと行動力には本当に
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ガス燈(1944年製作の映画)

4.5

薄れていく記憶と夫の秘密!
イングリッド・バーグマンがめちゃくちゃ素敵!序盤の夫にメロメロなところや記憶を捏造され何を信じて良いかわからず怯える演技が流石としか言いようがない。バーグマン好きの方は是非
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

久しぶりの三谷作品。なんかクラシックな映画を観てるような不思議な気分になった『スミス都に行く』的な。
個人的に前3作くらいハマらなかったため観るか迷ったが観て良かった!中井貴一演じる総理大臣は応援した
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

現代と過去を行き来する小説家。とにかく現代と19世紀のパリの街が綺麗!特に夜と雨降りの時!
真夜中のバスに乗るとそこは1920年代にタイムスリップという設定が良かった。自分の時代には無いものを求めがち
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断崖(1941年製作の映画)

3.8

クズ男と結婚してしまったジョーン・フォンテイン!
親への反発もあり列車で出会った男と勢いで結婚してしまった主人公が夫の真の姿を知ってしまう。そらケーリー・グラントが虚言癖があったり借金持ちの無職だなん
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.3

男臭さ満天の暑苦しい日々!映像から蒸し暑さが伝わってくる。70年代の実録路線を彷彿とさせる荒々しくもどこか悲しい。『県警対組織暴力』と同じく悪徳警察官が主人公だが暴力団が絡んだ事件を解決するのが大筋と>>続きを読む

恐怖の岬/ケープ・フィアー(1962年製作の映画)

3.6

復讐のデスストーカーマックス・ケイディー!
とにかくロバート・ミッチャムが神出鬼没でグレゴリー・ペック演じる弁護士に粘着ストーキングする話。しかし何かしてるわけではないから逮捕できないという厄介さも持
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第三の男(1949年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

"第三の男"の正体は?
ウィーンの街の光と影がよく描かれていたが現地の人は怒りそう笑。
友人の死の真相を知りたい小説家のホリーと謎の死を遂げたハリー・ライム、ハリーに心底惚れてるアンナ、事件の裏に潜む
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汚名(1946年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

サスペンスの皮を被ったラブロマンス!
ケーリー・グラントは男前だがイングリッドに心揺らされるところは可愛い。
ストーリー的には父親の汚名を晴らすためナチ残党にスパイとして入り込むというハラハラ系の話だ
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.9

これぞエンターテインメント映画!
池井戸作品ファンなので楽しみにしていたがまあまあ楽しめた。これまでの作品に出演していた俳優陣がチョコチョコ顔を出していて探すのも楽しめた(役所広司には驚いたが笑)。
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サイコ(1960年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

色褪せることのない最高峰のサスペンススリラー!
本作もヒッチコック演出が冴える。前半の横領逃走の緊張感と後半のモーテルでの緊張感は全く別物だがどちらも誰かに見られてる感覚という気持ち悪さがあった。2つ
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哀愁(1940年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

哀愁という名のすれ違い恋愛!
感動系のストーリーかなと思いきや戦争により引き裂かれた2人の悲哀な話だった。
序盤のヴィヴィアン・リーが運命的な相手と出会って生きる活力漲っているのと戦場から生還した彼に
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真昼の決闘(1952年製作の映画)

4.5

保安官の孤独な闘い!
西部劇にしては変わった映画だった。ジリジリと進む時間軸が緊張感あるし西部劇特有のスカッと感とは無縁だった。これまで保安官として街に尽くしたがいざという時には街の人々は助けてくれず
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逃走迷路(1942年製作の映画)

3.6

破壊工作という無実の罪をなすりつけられた男の犯人追跡劇!
この時代のサスペンスにありがちな手掛かりを元に犯人にたどり着く内に国家レベルの犯罪に巻き込まれていくプロパガンダの側面がある。
印象に残るシー
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野獣狩り(1973年製作の映画)

4.0

革命を掲げる若者たちと親子刑事。
全篇がシリアスに描かれており引き締まっている映画。安保闘争の流れなのか社会に対する不満がある若者たちが企業社長誘拐事件を起こし、藤岡弘演じる自分の思った通りに仕事がで
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

電車で出会った頭のおかしい男に交換殺人を持ちかけられる話。監督流石!と言うしかない演出のシーンが散りばめられている。特に印象に残ってるのはブルーノがミリアムを絞め殺す眼鏡越しのシーン、テニスの試合中観>>続きを読む

ロープ(1948年製作の映画)

4.2

主人公のブランドンは優れたものはそうでないものの生命すら奪う権利があると思ってる勘違い野郎で胸糞悪い奴だった。しかし状況を取り繕う能力には長けていたと思う。全篇をワンカットで撮るというリアルタイム感は>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.3

そういえば高校時代のあいつ今何してるかな?あの頃あいつと仲良かったなーとか懐かしい気持ちになれるノスタルジー映画。キャスティングがどハマりしてた。エライザは過去も現代もエライザだった笑。真木よう子から>>続きを読む

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.4

齋藤飛鳥ちゃん目当てに鑑賞!結構切ないお話で青春の残酷さというかやはり遠距離恋愛になってしまうとそうなるよねという感じだった(正式に付き合ってはなかったが)。主人公たちの背景がとても瑞々しく撮られてい>>続きを読む

3D彼女 リアルガール(2018年製作の映画)

3.3

オタクと美少女の恋。ヒロインが流石のスタイルの良さで鼻につく系の性格かなと思いきや結構可愛いくて、お陰で最後まで観れた笑

奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

4.1

10年に渡る無農薬との闘い!
田舎の閉鎖社会もリアルに描かれていて啓蒙になってくれなら。やはり人間の集合無意識は恐ろしいものでみんなと同じ方法を逸れようとすると弾圧されてしまうこの国の風土はどうにかし
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怪談(1965年製作の映画)

3.4

美術が素晴らしく屋敷の扉や絵のような空で不気味さを暗示してるようだ。全身に経を描いてる芳一の元に使いの武士が現れた時の芳一視点から武士視点に入れ替わり耳だけが浮いているシーンは解りやすい演出だと思った>>続きを読む

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.8

頂点に立ったものにしか見れない風景がある!
青春とはかけがえのないものだったんだとチアを通して感じることができる"The青春映画"。最後の全米大会のチアシーンは鳥肌もので吹き替えなしで俳優たちが踊って
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

4.3

マイケル・パレが超カッコいい、そしてウィレム・デフォーが若い!
西部劇チックなストーリーだが舞台は現代のリッチモンド。平気で人を誘拐する街のゴロツキ"ボンバーズ"と軍隊帰りのトムとマッコイのヒロイン奪
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.4

災害マニュアルはいつも役に立たないじゃないか?憲法によって迅速に動けない感じとか国家の首脳陣がパンクしてる様子が今の日本を取り巻くコロナと状況が似ていると思った。終盤の命賭けでゴジラを封じ込める場面は>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.2

結局"アレ"とは何だったのか。途中明らかになる夫婦のSNS依存と不倫というネグレクトには吐き気すら覚えた。松たか子は遠方から指示して穢れを払うのが続く形かと思いきや後半で普通に登場して意外だった。両親>>続きを読む

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

3.6

届くかな‥‥届くといいな。
有馬公生君
君が好きです。
漫画の時から好きなシーンを見るためだけに鑑賞したが意外と上手くまとめられていた。広瀬すずの年相応な感覚が生きたと思いました。

失楽園(1997年製作の映画)

3.0

渡辺淳一は恋愛系より医療系の方が好き。高校生の頃良く読んだな。懐かしい!

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