シリーズの中でも一番グッときた。なじり合う言葉の中には身につまされるものもあって見た後は正直元気が出ない。
日常を受け入れるようになったことを美しく描いているが、過去にチート能力で築いた幸せな現在を「当たり前の日常」と改ざんして温存するいやらしさも感じてしまう。
非行少年、いじめ、援交といった社会問題を取りあげた作品は数あれど、インターネットの匿名性がつくりだす恍惚と偏執を生生しく描く作品は珍しい。主人公がライブの入場列で繰り広げられるファン同士のマウンティン>>続きを読む
叙事詩的要素を残したいという監督の意図であっただろうが、全く共感できない。