Daikiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Daiki

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浮き雲(1996年製作の映画)

3.0

希望のかなたの20年前の作品だけど、一貫してるな

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.0

何を描いた映画かと言おうものなら、たちまちありきたりに聞こえてしまうのがこの映画の難しいところだ。主人公格のキャラクターが複数存在し、それぞれが絡み合い、第二次世界大戦、冷戦、内戦の輪郭をなぞっている>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.5

文房具×身体のタイトルは"シザーハンズ"の源流とも思える

しかし、所与の身体を受容していく精神を描くティム・バートンに対して、本作における、生産される欲望と絶望、その理不尽さを"鉛筆の頭に付けられた
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砂丘(1970年製作の映画)

3.5

今まで見てきたものの中で一番印象に残る爆発

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

資本分配、機会分配、リスク分配の不平等が要領よく再現されている
タイトルの『半』地下が実に重要なメタファになっている事がこの映画の毒

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

「超低予算でも」という枕詞は、ある種B級映画を肯定するのに使われるようになった感があるが、この作品においては「必要な削減」だったように思える。いわばレス・イズ・モア。
09「He don't even
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.5

同じフィリップ•K•ディックの原作でも、ブレードランナーとの違いは貧富の差を、地球外居住の有無で示さなかったところだ。
その代わり科学技術による生権力の制圧という内的ディストピアを描いた。
スマホのブ
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裏窓(1954年製作の映画)

4.0

環境の舞台装置化が秀逸すぎる
建物の''裏''によるシンプル・イズ・ベストな隠喩
ドイツ出身アーティストによるパノラマタイムラプスも拡散したいところ
↓↓↓
https://vimeo.com/371
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.5

インターネット普及の弊害の一つは、シックスセンスを前知識ゼロで見れなかったことだろう。Googleの似たような映画をレコメンドしてくる機能のせいで、こういう映画に偶然出会うことが不可能になってる。
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暗殺の森(1970年製作の映画)

4.0

原題「Il conformista(同調者)」が第一次大戦後のファシズムへの心理的傾倒を直球で表現しているのに対して、邦題「暗殺の森」はイメージに訴えかけることで換喩的に拠り所のなさを表現しているよう>>続きを読む

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.0

ファヴェーラから募集した人材で構成した役者陣。姿勢や仕草に染み付いたリアルな生がこの作品を出色の出来にしている。Li'l Zeの子供時代を演じるDouglas Silva君のはじける笑顔が秀逸。
編集
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.5

90年代の西海岸の風刺が凝縮していて何度も見たくなる理由がわかった
スルメ映画

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.5

少なくともオープン・ユア・アイズより気の利いたタイトルだと思う