びさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

お天気お姉さん(1995年製作の映画)

4.4

ロマンポルノ屈指のおバカ映画。オナニーを「マスタベ」と略す女性アナウンサー=水谷ケイが視聴率低迷にあるテレビ局を救うためニュース番組でパンチラしまくる話。内容が内容だけに「本当にもうこいつら何言ってん>>続きを読む

ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖(1973年製作の映画)

3.7

お久ロメロ。こんなご時世で言えることでは決してないけど日本国内でゾンビ映画を撮るとかならずライフルを手に入れるまでの過程や登場人物の背景(たとえば実写だが『アイアムアヒーロー』とか)についてまで言及し>>続きを読む

ハード・ソルジャー 炎の奪還(2012年製作の映画)

2.9

おもろいがやや長い。もうせめてあと20分どうにかならんかったか。。。

ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)

3.8

すれ違い系。いちど別れて他の異性と一発ヤッたら恋しくなってふたたび出会う、本当にベタだけど愛おしくて胸が熱くなる。ナスキン嬢が可愛いというのは全宇宙の共通認識なので踏まえるが、テリー・ガーに惹かれた。>>続きを読む

ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!(1989年製作の映画)

3.6

ずっと観たいと思ってたのに、U-NEXTで配信されてるの完全に失念しておりましたすんません。けっこう面白かった。リメイクのゼメキスほど疾走感はないものの、ガキンチョが活躍する映画は基本的におもろいと相>>続きを読む

トラック29(1987年製作の映画)

3.7

登場人物の台詞がいちいちキモくて最高。ゲイリー・オールドマンがテレサ・ラッセルの胸に視線を落とす→視線先からなめのショット→「僕の唇の感触を覚えてない?」最高にキモくて拍手したくなった。看護師にケツし>>続きを読む

奴隷契約書 鞭とハイヒール(1982年製作の映画)

3.5

そこそこ面白かった。撮影は前田米造。中原俊はロマンポルノ出身であることは認知していたのだけど、どちらかというと『ボクの女に手を出すな』や『Doki Doki ヴァージン』みたいなそこはかとなく感じるエ>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.7

初パク・チャヌク。日本の漫画特有のねっとり感を抽出している点ではオリジナルに軍配が上がるが、漫画的な横スクロールアクションはハリウッド版のが圧倒的に好きや。

月世界の女(1929年製作の映画)

2.3

やたらスケールがデカいので『メトロポリス』みたいな話なのかと思いきや、船内で繰り広げられるメロドラマやちょっとしたアクシデントすべてが閉塞感漂ういつものラング。普段なら最高に面白いのだが、さすがに長編>>続きを読む

速水早苗は一足遅い(2022年製作の映画)

3.9

山下敦弘『1秒先の彼女』絶対に絶対に主演は深川麻衣さんでいいと思うんですが、、、、🙏

ファントム(1922年製作の映画)

2.7

び、微妙…。ムルナウは『サンライズ』が圧倒的すぎて他の作品を見逃してたが、これならサンライズだけでいいやとか思ってしまった。多重露光をつかった馬のシーンは良かった。

007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)

4.2

つい最近まで007を「ゼロゼロセブン」と呼んでたくらいには何も知らなかったので、ボンドがこんな女ったらしキャラだとは知らなかったし、スパイものだから、こそこそと任務をこなすのかと思っていたが、もっと規>>続きを読む

わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

4.8

面白すぎた。何でもかんでも比較するのは気が引けるけれど、そこらの映画とはドラマの"厚み"が違いすぎてただただひれ伏すしかない。シークエンスで切り離してみても余裕で号泣できるレベル。モーリン・オハラと牧>>続きを読む

荒野の女たち(1965年製作の映画)

4.7

なんかもう全部すごい。アン・バンクラフト「あばよ、クソッタレ」という台詞、そして観客を突き放すようなラスト。間違いなく今みるべきフォード。巨匠の遺作映画ベストに挙げたい。

タバコ・ロード(1941年製作の映画)

4.2

トラジコメディの傑作!子供たちの両親に対する扱いがあまりに酷すぎて許容の一線を超えて変な笑いが込み上げてしまった。登場人物全員ぶっ飛んでて最高すぎる。特に息子は声が無駄にデカいしリアクションもいちいち>>続きを読む

団地妻 ニュータウン暴行魔(1987年製作の映画)

4.0

おもろかったが女にエロコス姿で公園をランニングさせたりベランダで放尿させたりソフトな指示プレイがあったけど、病弱な下元史朗はいつも口調がか弱く、日に日にMっ気が増していく女からすればいまひとつ乗り切れ>>続きを読む

毒婦お伝と首斬り浅/毒婦お伝と首切り浅(1977年製作の映画)

4.8

青春クライムロードムービー&三角関係ラブロマンスの超傑作。そりゃもちろんフィルム欠損部分が観れるのならそれに越したことはないのだが、そんなこと気にする暇を与えない速さとテンションの高さに完全にヤラれて>>続きを読む

エンジェル・ベイビー(1995年製作の映画)

5.0

素晴らしすぎる。この世で最も崇高な純愛映画のひとつ。アホほど泣いた。この手の映画はどん詰まり感が強い上になんとなく話が見え透けてしまい、あまり乗れないことがよくあるが、これは2人のお熱な高ぶる感情が半>>続きを読む

マイアミ・ブルース(1990年製作の映画)

3.9

娼婦と出戻りの男が1発やって恋に落ちる…というそんな馬鹿な話があってたまるかと若干身構えてしまったが、序盤指を折られてショック死する宗教の信者が現れたりなんかする変な映画なのでそんな些細なこと気にして>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.3

『パンチドランク・ラブ』が好きすぎてずっと前から気になってたリコピ(『リコリス・ピザ』)ついに見た。自分も彼女とはそこそこ年齢差があるので妙に肩入れしてしまった感はあるけど、それでも結構面白かった。お>>続きを読む

ただの夏の日の話(2021年製作の映画)

3.8

風景が美しく最後まで見れたけど、「一晩同じ部屋で過ごした見知らぬおっさんと半日駄弁る」ってプロットなの気持ち悪すぎない、、?どういう解釈が正解か分からないけれど『セーラー服色情飼育』みたいな話と思いな>>続きを読む

ジェイコブと海の怪物(2022年製作の映画)

3.3

まあガキ向け。レッドブラスターのビジュアルが序盤に出てきた怪物より丸みを帯びていてイマイチ迫力に欠けるがスクリーンで観たらより楽しめるのだろうなとは思った。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

マジで面白い。生まれた町、周囲の人々がすべて番組によって仕組まれた作りものと知ったジム・キャリーが、その箱庭な人生から抜け出そうとする話。普段生活していると、時々「こんな華のない人生やってられるか」と>>続きを読む

ボクの女に手を出すな(1986年製作の映画)

3.3

キョンキョン眼福映画。オムライス食べてる時のオーバーオールに赤トレーナーのコーデとか可愛すぎ。「女優をいかに美しく撮るか」ということに関しては中原俊や金子修介が日本の映画監督のなかでも頭ひとつ抜けてる>>続きを読む