Utaromuranoさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

5.0

大人になってそれぞれの置かれる状況の違いから気持ちが離れっていってしまう旧友同士のモヤモヤ感というか悲しい感じを見事に表現していて素晴らしい作品だった。悲しみは使い古された喜びってセリフ凄く良い。
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ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

4.0

ビリー・アイリッシュの魅力がつまった素晴らしいドキュメンタリーだった。レコーディング風景やライブ映像も沢山見れて大満足。憧れのジャスティン・ビーバーに会えるも緊張のあまり隠れちゃったりオーランド・ブル>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

5.0

観ている間の多幸感が凄い最高にハッピーな作品。とにかく音楽も踊りも最高で観ていて楽しかった。オープニングと中盤のプールの場面が特に良かった。移民の問題について考えさられる部分もあり見応えのある作品だっ>>続きを読む

ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ〜血まみれの天使〜(1974年製作の映画)

4.0

クリスチナ・リンドバーグがとにかくカワイイ。キル・ビルのエルドライバーの元ネタにもなった眼帯にショットガンっていうヴィジュアルも最高。フリッガが柔道や銃や車も特訓をする場面も何気にキル・ビルに影響を与>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

5.0

モノクロの映像美が圧巻だった。絵作りも素晴らしく引き込まれた。昔の映画みたいな独特の画面サイズが作品の雰囲気に合っていて良かった。ロバート・パティンソンとウィレム・デフォーの演技も素晴らしく見応えあっ>>続きを読む

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

5.0

センスを感じる素晴らしい作品だった。作品の持つオフビートな雰囲気というか空気感が心地良い。ジム・ジャームッシュの作品と近いものを感じる。

タクシーハンター(1993年製作の映画)

4.0

アンソニー・ウォンのダークヒーローぶりが見物。確かに香港版フォーリングダウンって感じだった。当時の香港のタクシーってこんな横暴だったのか恐ろしい。アンソニー・ウォンが銃を抜く練習するシーンって『タクシ>>続きを読む

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.0

フィッシュマンズの楽曲の数々をスクリーンで体感出来て素晴らしくてナイスだった。
ライブやレコーディングの様子等貴重な映像が見れて満足。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

5.0

マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロのコンビ作はどれも最高だけど本作は特に好き。1番好きな映画かも。そんな本作を極上音響でしかもフィルムでの上映で鑑賞出来て最高だった。当時の荒んだニューヨーク>>続きを読む

シャイニング 北米公開版(1980年製作の映画)

5.0

何度観ても完璧で恐ろしいホラー映画の傑作。キューブリックの天才的な演出とジャック・ニコルソンのキレッキレの怪演が最高。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

5.0

重たいテーマを扱っていながらもしっかり映画として面白い傑作だった。全体的に絵作りが良くてセンスを感じる作品だった。監督のエメラルド・フェンネルはこれがデビュー作というから驚き。キャリー・マリガンの演技>>続きを読む

スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい(2007年製作の映画)

4.0

クエンティン・タランティーノやガイ・リッチーの様な入り組んだプロットのクライムモノにオフビートなユーモアが合わさった感じの作風で好みだった。演出がスタイリッシュなところも良い。何気に豪華なキャストも見>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

ゴジラとコングのバトルシーンがとにかく大迫力で素晴らしい。香港のネオン街でのバトルシーンが映像の美しさもあり特に最高だった。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

何度観てもヴィジュアルの素晴らしさに圧倒される。キューブリックはやっぱ天才。美しき青きドナウのシーンは何度観ても感動的。地味に冒頭の猿もクオリティ高くて着ぐるみということが驚き。

VIDEOPHOBIA(2019年製作の映画)

5.0

モノクロで撮られた大阪が異世界感あって魅力的だった。カメラワークも良くてセンスを感じるショットが多く引き込まれた。ポスターにも使われてる愛が窓辺で顔にパックしたままタバコ吸うシーン好き。新興宗教みたい>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

ダークでパンクで最高な映画だった。笑えるシーンも多くてコメディとして楽しめた。70年代の荒廃したロンドンの雰囲気も良かった。エマ・ストーンの演技が素晴らしく引き込まれた。エステラとクルエラの演じ分けが>>続きを読む

ヘドローバ(2017年製作の映画)

5.0

小林勇貴の作品はやっぱ面白い!
ぶっとんだストーリーが最高。
スーパー銭湯での乱闘シーン等バイオレンスなアクションシーン満載で楽しめた。

降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

4.0

黒沢清のホラー演出が素晴らしい傑作。
ファミレスのシーン怖い。本作といいCUREといい黒沢清作品に出てくるファミレスって不気味。役所広司が自分のドッペルゲンガーを見る場面で蛇使いの音楽が流れるとことか
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

5.0

イルヤ・ナイシュラーのスタイリッシュな演出、ボブ・オデンカークの素晴らしい演技、ド派手なバイオレンスにアクションシーン、センスある音楽のチョイス最高としか言いようがない傑作。

ロリ・マドンナ戦争(1973年製作の映画)

4.0

救いのない結末と陰惨な内容が70年代アメリカンニューシネマって感じ。ご近所トラブルが殺し合いにまで発展していくのが恐ろしい。

TOURISM(2018年製作の映画)

5.0

キュートでフォトジェニックなニーナとスーの二人が最高な作品。トラップビートに合わせて踊るシーン好き。旅行の行き先決めるくだりが面白い。時折出てくる幽霊の話がいちいち気になる。ホームビデオ感のある映像と>>続きを読む

狙撃者(1971年製作の映画)

5.0

スタイリッシュな暴力演出が印象深い傑作。ガイ・リッチー等後のイギリスのギャングモノにかなり影響を与えてそう。
一見紳士的だが残忍でサイコなカーターを魅力的に演じるマイケル・ケインの演技が素晴らしい。当
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白い朝(1965年製作の映画)

4.0

『おとし穴』『他人の顔』本作で勅使河原宏のセンスある演出にすっかりハマってしまった。モンタージュがスゲえ。前衛的でありながらポップな感じもするところが魅力的。車の前でのダンスのシーンが良かった。あと入>>続きを読む

他人の顔(1966年製作の映画)

5.0

アヴァンギャルドでスタイリッシュな映像がめちゃめちゃカッコいい。精神科の診察室の場面とか最高。武満徹の音楽も良かった。仲代達矢の演技が素晴らしい。仮面をつけているときと包帯をまいているときの人格の演じ>>続きを読む

おとし穴(1962年製作の映画)

5.0

オープニングが最高にクール。シュールな世界観がクセになる作品だった。所々笑える部分もあって面白かった。田中邦衛の演じる白スーツのクールな殺し屋が印象深い。

大和(カリフォルニア)(2016年製作の映画)

4.0

韓英恵と遠藤新菜のふたりが凄く良い。大和の米軍基地周辺の独特の空気感が伝わってくる作品だった。演出やカメラワークが良かった。ここまでは大和で向こうはカリフォルニアのシーンが印象に残る。

ファーザー(2020年製作の映画)

5.0

アンソニー・ホプキンスの演技が素晴らしく引き込まれる。演出も見事で見応えある作品だった。監督のフローリアン・ゼレールはこれがデビュー作というから驚き。認知症のアンソニーの視点でストーリーが進むので認知>>続きを読む

ゴーストマスター(2018年製作の映画)

3.0

映画愛のつまった楽しいスプラッターコメディだった。現在の日本映画界への皮肉も効いていて良かった。助監督の名前が黒沢明だったりとか数多くの映画監督に謝罪しろのくだりでタランティーノはいいとか映画ネタが面>>続きを読む

ドリームランド(2019年製作の映画)

4.0

とにかくマーゴット・ロビーが美しい。マーゴット・ロビーがボニーのような1930年代の女銀行強盗を演じるってだけでも最高な作品。映像美も魅力的で良かった。

悦子のエロいい話 あるいは愛でいっぱいの海(2011年製作の映画)

4.0

確かにエロいい話だった。まさか勃起で感動するとは!城定秀夫の作品はやっぱ良い。脚本も面白いしカメラワークも映画的で素晴らしい。めぐりのAVとは一味違った演技が見られるのも良い。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

5.0

スタイリッシュな演出、トリッキーなストーリー展開、豪華キャストとにかく素晴らしい作品。ブラックな笑いも満載で最高に面白かった。セリフがユニークで会話劇として楽しめた。キャラクターも魅力的でコリン・ファ>>続きを読む

銃2020(2020年製作の映画)

3.0

日南響子と銃の組み合わせがビジュアル的に素晴らしい。
ノワールな雰囲気が良いが時折みられるコメディ的な要素との相性があまり良くない感じもある。

ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

4.0

ニコール・キッドマンのやさぐれ刑事ぶりが凄い。ダーティハリーやセルピコといった70年代刑事モノの様な作風が良かった。現在と過去をいったりきたりするストーリー構成も面白くて良かった。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

オープニングのパリのシーンから持って行かれる最高の映像体験だった。
クライマックスの演出が旧劇場版を思わせるが今回はポジティブな印象だった。エヴァンゲリオンがここまですっきりとした終わり方すると不思議
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トラヴィス・スコット: Look Mom I Can Fly(2019年製作の映画)

4.0

トラヴィス・スコットはやっぱ最高にカッコいい。傑作アルバム アストロワールドの制作風景やライブ映像等見所満載で素晴らしいドキュメンタリーだった。

邪願霊(1988年製作の映画)

4.0

幽霊の見せ方やフェイクドキュメンタリータッチの演出等後のJホラーの原点とも言えるような表現が散見され興味深い。