Utaromuranoさんの映画レビュー・感想・評価

Utaromurano

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片腕マシンガール(2007年製作の映画)

4.0

低予算ながら凝ったスプラッター描写が最高。スーパー遺族やドリルブラ等のバカバカしいネーミングも楽しい。

異人たち(2023年製作の映画)

5.0

大林宣彦の異人たちとの夏とは違った魅力がありこれはこれで良い。映像美と音楽の使い方が素晴らしい。クラブのシーンが印象的。本作における過去が原作や大林版での現代と大体同じぐらいの年代なの偶然かもしれない>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

5.0

泣けるヒューマンドラマとちょっとしたホラー要素が上手く混じっていて面白い。大林宣彦らしい映像美と両親役の片岡鶴太郎と秋吉久美子の演技が素晴らしい。ノスタルジックな浅草の雰囲気も良かった。

ザ・ドライバー 4K レストア版(1978年製作の映画)

5.0

レフンのドライヴにも影響を与えたクールで無駄の無い演出が素晴らしい。まるで西部劇の一騎討ちのようなラストのカーアクションが最高。

バーバリアン(2022年製作の映画)

5.0

テンポの良さと捻りのある展開とホラー演出のウマさもあって見応えある作品だった。映像のルックも良く残酷描写も気合いが入ってて最高。公開時に本国で話題になったのも納得の傑作ホラー。日本では劇場公開されなか>>続きを読む

箱の中の女2(1988年製作の映画)

3.0

前作程のインパクトは無いがチェーンソーの場面や監禁箱にスキーさせるとことか所々面白いシーンもあってそこそこ楽しめた。

箱の中の女 処女いけにえ(1985年製作の映画)

4.0

マジックミラー号が昭和からあったのは驚き。意外性のある展開が面白かった。

貴公子(2023年製作の映画)

4.0

新しき世界のパク・フンジョンが監督なだけあってノワールとして見応えある作品だった。アクションも見応えある。キム・ソンホのキャラも良い。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

ロマンティックなストーリーに引き込まれた。脚本が素晴らしい。アカデミー賞ノミネートも納得。ロケーションや絵作りも良い。

アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

実話というのが信じられないぐらいの不幸の連続な展開が衝撃的だった。家父長制や有害な男性性の弊害を見事に描いていて見応えある。ザック・エフロンの演技も素晴らしい。

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

5.0

デビュー作には作家のその後の作品のすべての要素があるとはよく言うが本作はまさにそういう作品で興味深く観れた。時間軸いじりも既にやっていてしかも上手くいってるのが凄い。あえてモノクロで撮られているのもフ>>続きを読む

π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

4.0

アロノフスキー版イレイザーヘッドとでも言いたくなるような悪夢的なビジュアルが素晴らしい。スタイリッシュな編集と刺激的な音響と音楽が最高。

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

5.0

最高に楽しめた。発想が面白い。カメラワークや色使いも良い。映像表現がスタイリッシュで魅力的。エログロ描写もあって大満足。そして何よりミアゴスが素晴らしい。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

映像美と劇中劇の使い方が良かった。ラストの上映シーンが素晴らしい。監督の映画愛を感じる素晴らしい作品だった。

ガンマン大連合(1970年製作の映画)

5.0

やっぱりコルブッチのマカロニウエスタンは最高。ペンギンとバスコの掛け合いが面白くバディものとしても楽しめた。主題歌も良い。

徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑(1976年製作の映画)

4.0

和製スプラッター映画の古典的傑作。タイトルにもなってる牛裂きの刑のシーンがインパクトある。川谷拓三が出てる2話目も面白い。

怪猫トルコ風呂(1975年製作の映画)

4.0

ポルノとしてもホラーとしても楽しめるひと粒で二度おいしい傑作。谷ナオミが安定のエロさでたまらん。終盤の化け猫になった姿もインパクトある。室田日出男の外道ぶりも見もの。

犬神の悪霊(たたり)(1977年製作の映画)

4.0

ローズマリーの赤ちゃんやエクソシスト等といった洋ホラーからの影響を強く感じるが土着信仰や村八分といった日本らしい要素もうまく混ぜているので見応えある和製オカルト映画に仕上がっている。東映らしいキワモノ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

アカデミー賞作品賞受賞も納得の傑作。ほぼ会話劇で3時間という長尺なのに飽きさせないところは流石ノーラン。歴史物、伝記物として重厚で見応えある作品に仕上がっているが時系列をいじったりノーランらしい個性が>>続きを読む

悪魔の沼(1976年製作の映画)

4.0

悪魔のいけにえには及ばないものの本作も狂気に満ちていて恐ろしく面白い。ネヴィル・ブランドの怪演が印象深い。ロバート・イングランドにウィリアム・フィンレイとやたらクセの強い役者が出て来るのも面白い。

ビニールハウス(2022年製作の映画)

4.0

トラジコメディとして見応えあった。不幸の釣瓶打ちな展開は確かに半地下はまだマシって感じ。脚本とキム・ソヒョンの演技が素晴らしく引き込まれた。

残酷おんな情死(1970年製作の映画)

4.0

とにかく真里アンヌが最高。
ロマンポルノ以前の西村昭五郎作品は本作といい花を喰う蟲といい演出がスタイリッシュでカッコいい。ハードボイルドな作風も良い。

人数の町(2020年製作の映画)

5.0

最新作のペナルティループが素晴らしかった荒木伸二だが長編デビューの本作も良かった。プロットがユニークで引き込まれた。

ペナルティループ(2024年製作の映画)

5.0

めちゃめちゃ面白い。脚本と撮影が素晴らしく引き込まれた。オフビートな作風も好みだった。ボーリング場のシーンが良い。若葉竜也と伊勢谷友介の演技も素晴らしく見応えあった。

過去のない男(2002年製作の映画)

5.0

カウリスマキの映画はやっぱ面白い。犬の名前がハンニバルなのツボ。電車でクレイジーケンバンドをバックに寿司食べてるシーンが印象深い。

罪と罰(1983年製作の映画)

4.0

長編一作目にして既にカウリスマキの個性全開で興味深く観れた。

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

リュック・ベッソン版ジョーカーな傑作。ニキータやレオン等全盛期の作品のテイストが戻って来た感じで楽しめた。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技も素晴らしい。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

早くも今年ベスト級の傑作に出会ってしまった。凄すぎる。前作同様にIMAX映えするビジュアルが素晴らしく引き込まれる。スペクタクルなシーンも増えていて最高。ティモシー・シャラメを筆頭に豪華なキャスト陣の>>続きを読む

真夜中の虹(1988年製作の映画)

5.0

アキ・カウリスマキの映画はやっぱ面白い。独特のテンポ感がクセになる。意外とノワール風な展開になるのも面白い。主人公の乗ってるキャデラックがカッコいい。

ロバート・デ・ニーロの ブルーマンハッタン/BLUE MANHATTAN I・哀愁の摩天楼(1970年製作の映画)

5.0

ヒッチコックだけじゃなくゴダールからの影響も強く感じる。初期のデパルマ作品は実験的で面白い。be black babyの場面が衝撃的。そこで警官を演じるデニーロの演技が凄い。デパルマ作品らしく映像テク>>続きを読む

悪魔の毒々プラトーン(1988年製作の映画)

4.0

エログロとユーモア満載の安定のトロマムービーで楽しめた。いつもよりビッグスケールなアクションシーンが見応えある。

御婚礼/ザ・ウェディング・パーティー(1969年製作の映画)

4.0

クラシックなサイレント映画のドタバタコメディ風な演出とジャンプカット等のヌーヴェルバーグ的な演出が混じっているのが面白い。デパルマの映画青年ぶりがわかる興味深い初期作だった。若きデニーロやビルフィンレ>>続きを読む

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

5.0

最新作の『枯れ葉』が素晴らしかったので遡って初期作の本作も観てみたらすっかりアキ・カウリスマキにハマってしまった。『枯れ葉』との共通点も多く初期から作風が一貫している事がわかり興味深く観れた。初デート>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

やりすぎなどんでん返しやチープなCG等ちょっとした欠点もあるがお得意のスタイリッシュなアクションで見応えのある作品に仕上げるマシュー・ヴォーンの手腕に脱帽。サム・ロックウェルの演技も良かった。

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