Utaromuranoさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.0

ビートたけしになりきった柳楽優弥の演技が素晴らしく見応えあった。本作に限った話ではないが昭和が舞台の邦画の昭和という時代を美化したような描き方には興醒め。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

5.0

大傑作!政治的なブラックコメディを撮らせるとアダム・マッケイの右に出る者はない。SFパニック的な面白さもあり楽しめた。豪華キャストのぶっとんだ一面が見れて見応えがある。メリル・ストリープの最後が笑える>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

5.0

デヴィッド・フィンチャーの完璧な演出に脱帽。ネットワークを作った男の物語という意味ではファイトクラブと重なる部分もあって興味深い。テンポの速い会話劇が見応えある。ジェシー・アイゼンバーグとアンドリュー>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

5.0

濱口竜介の演出と脚本が秀逸で見応えある。特別派手なシーンもない会話劇をここまで魅力的に撮れる手腕は流石。海外での高評価も納得。ユーモアとちょっとしたエロスもあって楽しめた。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.0

過去作をメタ的に扱っている部分は面白いが全体的にテンポが悪く間延びした印象を受ける。ヴィジュアルやアクションシーンに新鮮味が無いのもマイナス。

モスラ(1961年製作の映画)

4.0

成虫モスラの飛翔シーンの操演が見事で今あらためて見直しても色あせない迫力がある。東京タワーに繭を作るシーンが印象深い。これ以前の東宝の怪獣映画とは一味違った幻想的な作風が魅力的。

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.0

マシンとの戦闘シーンのCGが今観ても古臭さを感じさせないクオリティなのが凄い。ただ長すぎて飽きるのが難点。映像は素晴らしいが内容的には前作や前々作にやや劣る。

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

スリリングな展開で楽しめた。ロザムンド・パイクの演技も素晴らしい。悪女ぶりが最高。

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.0

1作目程の革新性や衝撃は無かったがこれはこれで楽しめた。とにかくアクションシーンが素晴らしい。高速道路の場面が最高。

ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

アーカンソーの美しい自然に魅了される。ユーモアもあって楽しめた。マウンテンデューをありがたがって飲んでるの面白い。
クセの強い祖母役のユン・ヨジュンの演技が素晴らしかった。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.0

笑える場面やアクションシーン満載で楽しめた。エディとヴェノムのコンビは最高。ウディ・ハレルソンのサイコな演技も見応えある。

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

5.0

圧倒的な映像美とモノスを演じる子役達の演技とミカ・レヴィのスコアとが素晴らしく引き込まれた。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

5.0

エドガー・ライトの天才的な演出に脱帽。トリッキーなカメラワークにテンポの良い編集が素晴らしい。音楽の使い方のセンスの良さは流石。
60sファッションを着こなすトーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

5.0

スタイリッシュでトリッキーなカメラワークが素晴らしく見応えある。監督がジェームズ・ワンなだけあってホラー演出が見事で恐ろしい。ダリオ・アルジェントの作品のような照明の使い方や色使いが美しく見応えあった>>続きを読む

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

4.0

映像美が魅力的。キタノブルーのイメージを覆すような赤色が印象深い。

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

5.0

スコセッシとデニーロのコンビが作る映画はやっぱり面白い。
ヘンリーとカレンがレストランの裏口から入っていくシーンの長回しや粛清されたギャングの死体が発見されるシーンで愛しのレイラが流れるところ等々スコ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

5.0

ゲットアウトやアスのプロデューサーがやっているだけあってレイシズムの問題を描きつつホラーとしても見応えのある作品になっている。トンデモないどんでん返しがあり風刺も結構攻めた内容で刺激的だった。ジャネー>>続きを読む

奈落の翅(2021年製作の映画)

5.0

今の日本に蔓延する気持ち悪い自警団意識や同調圧力に中指を立てる素晴らしい大傑作!それをスケボーの話にする着眼点も良い。
小林勇貴の天才的な演出とスケーター達のリアルな演技に引き込まれた。
スケボーする
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

4.0

鬼畜監督ギャスパー・ノエが本気で観客を殺しに来た感じだった。照明が点滅しまくる終盤はマジで失明するかと思った。分割画面を使った実験的な演出が面白い。ギャスパー・ノエはカオスな状況を撮るのがうまい。

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

3.0

園子温ワールド全開なめちゃくちゃな世界観が楽しい。サムライタウンの遊郭みたいなビジュアルが好き。ニコラス・ケイジのハイテンションな演技もサイコー!

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.0

過去を遡っていく時間構成が良かった。90年代の場面が楽しい。オザケンの曲はもっとバンバン使って欲しかった。

修羅ランド(2017年製作の映画)

4.0

オヤジ狩りからの予想外な展開が面白い。100均のシーンのワンカット撮影やうまそうな食事シーンやラストのバイオレンス等々阪元作品らしさが短編ながらたっぷり詰まっていて見応えあった。

エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

壮大なスケールのストーリーとヴィジュアルに引き込まれた。監督がクロエ・ジャオなだけあってこれまでのMCUとは違った実験的な作風で印象深い。

黄龍の村(2021年製作の映画)

4.0

ヤバイ村が舞台のホラー映画かと思いきや意外な展開の後半にド肝を抜かれる。阪元裕吾作品に伊能昌幸が出てきたときの謎の安心感。

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

5.0

最高に楽しめた。殺し屋の日常を描くフェイクドキュメンタリーっていうアイデアが素晴らしい。殺し屋達のキャラが濃くて面白い。日常パートのユルい感じも楽しい。

FEAR X フィアー・エックス(2003年製作の映画)

4.0

演出、映像に後のレフン作品の要素を感じるセンスがあり興味深く観れた。
真っ赤なホテルの悪夢的なビジュアルが印象深い。

アレックス STRAIGHT CUT(2020年製作の映画)

5.0

オリジナル版では逆行していた時間軸を編集し直すことで印象がだいぶ変わっていて面白い。オリジナル版よりわかりやすくなった分悲劇性が増していて時は全てを壊すというセリフがよりダイレクトに響く。

アレックス(2002年製作の映画)

5.0

逆行する時間軸、シーンとシーンのつなぎの揺れるカメラ、赤を基調としたビビッドな色使い、ワンシーンワンカット等々ギャスパー・ノエらしい刺激的で挑発的な演出がたまらない最高の映像体験だった。
俳優陣の即興
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ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

5.0

人種問題について深く考えさせられる優れた社会派作品であると同時に潜入捜査モノとしてみてもスリリングで見応えのある傑作だった。
カリスマ性のあるフレッド・ハンプトンを見事に演じるダニエル・カルーヤの演技
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

4.0

マイケル・マイヤーズがとにかく殺しまくる!刺激的なスプラッター描写が最高!前作に引き続き楽しめた。マイケル・マイヤーズの怖さだけでなく恐怖に駆られ暴徒と化した住民達の怖さも描かれていて見応えある。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

ストーリーは粗が目立つがアクションがとにかく派手で見応えあり楽しめた。序盤のアストンマーチンでのカーチェイスが最高だった。アナ・デ・アルマスがめちゃめちゃ魅力的で良かった。ビリー・アイリッシュによる主>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

圧倒的なヴィジュアルに魅了された。IMAXの驚異的な映像に引き込まれた。
劇場で映画を体験する喜びを感じさせてくれる作品だった。
ドゥニ・ヴィルヌーヴの演出力の高さとティモシー・シャラメのスター性を存
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坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async(2017年製作の映画)

4.0

教授の尖った実験的なパフォーマンスが見れて満足。
アルバムasyncもあらためて聴きたくなる。

悪魔の毒々モンスター東京へ行く(1988年製作の映画)

4.0

ヘンテコな日本描写が楽しい。日本人キャストが安岡力也に関根勤と何気に豪華なのが驚き。
鯛焼き機で挟んで鼻を鯛焼きの形にしたり、銭湯に食材と一緒に投げ込んでしゃぶしゃぶにしたりと戦闘シーンのバカバカしさ
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悪魔の毒々映画をカンヌで売る方法!(2004年製作の映画)

4.0

トロマは作品だけでなく作品の売り込み方やスタッフまでぶっ飛んでるんだなーという事がわかって面白かった。テロップがふざけてて面白い。

カノン(1998年製作の映画)

4.0

実験的なカメラワークや観る者を煽るようなテロップ等々、長編デビュー作にして既に演出がギャスパー・ノエの個性全開で見応えあった。