Echoesさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

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20歳若い黒人男性と結婚した主人公に対する周囲の侮蔑の目線が強烈
アリがシャワーを浴びるのを覗き込むシーンでは周囲が彼女らに対して抱いていたと同様、自分の中にも異質なものに対する違和感が込み上げてきた
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

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斜めに移動する視線、瀉血後に目覚めるシーンあたりから極端になるクローズアップ、傾く構図

ここからの展開が穏やかでないこと、ジャンヌが限界まで追い込まれていくことがセリフがなくとも感じ取れた。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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どこか小物くさく欲にまみれた主人公の転落、逡巡、裏切り。
このあたりは舞台を変えたミーンストリート、グッドフェローズといったところで、スコセッシ映画の様式美。
片言の英語を話す蛮族でも、無垢な存在でも
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