Emiさんの映画レビュー・感想・評価

Emi

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俺たちに明日はないッス(2008年製作の映画)

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3本立てのストーリーを無理やり1本にしたようなアラが少し気になった。全ての因果にあまり説得力のない感じ
断片的な美しい映像とセリフ、役者が揃いも揃って魅力的

蝸牛(2019年製作の映画)

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主演の二人の目つきが印象的だった。
ヒロインのような、自分のために、自分の信じるもののために、真っ直ぐ突き進むような生き方にどうしても憧れてしまう。

仄暗くて湿度の高い映像が好きだ
日本的な、陰気で
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さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

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想像力を欠く全ての人は現実へと逃避する
ゴダール、気狂いピエロを以前に見たことがある。
人間の運用する言葉と論理が、あくまで後天的な、社会的な産物だということを思い起こさせる。
映像詩や前衛映画みたい
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AREA(2021年製作の映画)

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同い年くらいのひとが作った作品は素直な気持ちで見られない。感性に嫉妬してしまう

河原は自分の中で原風景の一つになっていることを思い起こした。
人間は(音楽であれ、文学であれ、景色であれ)原風景が思春
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Ryuichi Sakamoto | Opus(2023年製作の映画)

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いい意味で退屈な映画だった。色々なことに思慮を散らすことができた。
母親は、私にピアノを15年間習わせてくれた。
毎週火曜日がレッスンだったけれど、月曜日に譜読みをはじめるような、不真面目なクソガキだ
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