こういう思春期の微妙な時期の鬱映画好き過ぎる。エンディングはある種理想の形なのかも。
カズオ・イシグロはこういうしんどい話が多いよねっていう。イギリスのどんよりした天気も相まって終始息が詰まる。ヒューグラントがいいアクセントになってる。
素晴らしかった。処刑台のシーンでは思わず涙が出た。肉欲が極限まで達すると本当に文字通りの狂気が生じてしまうのかと思った。
割と原作に忠実だが、ルースが少々ヒステリック過ぎる気もした。キーラナイトレイはそういうヒステリックな女の役が多いけど。切なくて、憂鬱になる。ノルウェイの森の逆輸入版。
これが大衆的に評価されていようといまいと、とても良い作品だと思う。デイヴィッドの奥さんは気に入らなかったけど、才能と家庭との葛藤なんかがリアルで良い。どことなくベンジャミン・バトンを思わせる数奇さや儚>>続きを読む
キャサリンハイグルが出るラブコメはみんな良い。ジョージみたいな良い男でも女を見る目はないんだなーって思う。
キャリーマリガンが本当に良い。沢山の性描写とか、R-18指定とかのセンセーショナルなレッテルよりもっと深い物語があるので、ビビらずにぜひ見て欲しい。
ヒューグラントが好き。私もヒューグラントの近くで働きたい。でも物語性はイマイチ。
シドはなんやかんや優しくていい子なんだなと思わせる。この時代のイギリスの雰囲気やファッションが魅力的。ゲイリーオールドマンがシドになりきるために痩せまくって撮影中にぶっ倒れたっていうエピソードもロック>>続きを読む
ジェフェリーラッシュは本当に良い役者さんだなあと痛感させられる。主人公に感情移入しがちなので筋を見失いがちだから、客観的に見ると因果応報となっているのかもしれない。何度でも見たくなる作品です。
今まで見た映画の中で一番好き。全ての人の事情が重なったり重ならなかったりしながらだんだん明らかになっていく様子が圧巻。終わった後に拍手したくなる。