岳さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

トップガン(1986年製作の映画)

3.9

新作を観る前に履修。

「CGに頼らない!」という気概の感じられるリアルな映像で、実写だからこそのどストレートな魅せ方にくらっちゃいました。

かなり男くさい世界で個人的には馴染めない環境だと思ったけ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

「フレンチ・ディスパッチ」で同監督作品に興味を持ち、こちらも観てみることに。

凝りに凝った映像美、風刺の効いたジョークは相変わらずで、キャストも全くと言っていいほど同じ、良くも悪くもこれが彼の映画な
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モービウス(2022年製作の映画)

3.8

SONYのMARVEL は、ストーリーが簡潔で尺も100分程度、その代わり斬新な映像とアクションで魅せる"アトラクションの映画"に振った路線で、MARVEL STUDIOSの映画群と差別化を図っている>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.7

戦争は悲惨。やるもんじゃない。

ノーラン監督はいつも通りの脳乱ぶりで、時間軸の複雑さは流石の一言。最後に向けて集結していくのが、作戦の船と重なってプチ感動でした。

全編通して、銃を撃ってくる敵の姿
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「DCは暗い(笑)」なんて揶揄されることもありますが、個人的にはダーク路線けっこう好きでした。

良かったところ
・とにかくコスチューム、ギアがカッコいい
・ゴードン警部とのバディ感
・音響、挿入歌(
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いやー、沁みたなぁ。

個人的に強く印象に残ったのはコンサートのデュエット中に無音になるシーン。本当に何も聞こえず、歌を感じられないんだと。「耳は聞こえなくても、歌は、音楽はそれを乗り越える」的な展開
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

衣装、小道具、大道具、カット、構成、アニメーション、、、
細部までこだわりが感じられて、気の遠くなるような制作者たちの尽力を思うと途中から頭が痛くなってきました。

映像作品(アート)のように感じたけ
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.7

序盤の方はテンポが微遅で不安になったけど、事件がエスカレートするにつれて緊張感が増していったし、ミステリーものとして最初に背景を説明する必要があったのかと思えば致し方なしか。予想を裏切るような展開もあ>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

映像、ダンスのクオリティは抜群だった!

時々「そのタイミングで歌い始める?」みたいに感じる場面があったのが、個人的に入り込みきれなかった理由かもしれない。

でもミュージカル映画ってその違和感は差し
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

今まで星5を付けたことないのですが、一瞬そうするか迷いましたね