岳さんの映画レビュー・感想・評価

岳

悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

4.1

「哀れなるものたち」からファンタジーとビジュアルを引いて、リアルとコメディを足した感じだ!
序盤のキツさがちゃんと後半の面白さのフリになっていたので耐え。下がった分だけ上がり幅大きかった⤴︎

こうい
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

初ゴジラ映画㊗️

ポップコーンが似合う娯楽映画かと思いきや、ちゃんとストーリーも分厚くて良い意味で期待を裏切られた!

でもまずはなんといっても、ド迫力の映像がすごい。ゴジラが怖すぎて本当に口が"あ
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セッション(2014年製作の映画)

4.4

文字通り血と汗と涙の滲む練習、世界中のハラスメントをかき集めたような鬼畜指導、気づいたら自分も主人公と同じ表情になっていたし、事故のシーンでうっかり声出たくらいには映画にのめり込んでしまった。観ていて>>続きを読む

マレフィセント(2014年製作の映画)

3.8

いろいろ「なんで⁉︎」みたいなところはあったけど、とにかく映像とかキャラクターデザインがすごい。人が空飛ぶCGで一番キマってるかも。あとアンジェリーナ・ジョリーがハマり役すぎる、もはや他の人では想像す>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.7

初めて『オリエント急行殺人事件』がどんな話なのか知ったので、シンプルにミステリーを楽しめました。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.1

クスッとできる上質なヒューマンドラマつめつめオムニバス。心地良い満足感があった。ニューヨークがお気に入り。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.7

とても良い話!








……なんだけど、こういう題材にこそリアルさを求めてしまうというか、「ちょっとありえないな?」みたいな展開とか悪目立ちするCG感が、個人的にノイズになってしまったのが少し
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

髪をとかしながら100まで数える声の優しさ、最初は戸惑いながらも、徐々に心を許し始めた証のビスケットが個人的ハイライト。もちろん最後のシーンは沁みに沁みた……車の中でひとり涙する姿が印象的。愛情に溢れ>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.5

最近"重み"のある映画をたくさん観ていたからか、自分の中でそれが良い映画の条件みたいになっていたかもしれない。でも、全くそんなことはない!と思わされる映画だった、まだ2月だけど暫定で今年No.1!>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

1作目が「起」、2作目が「承」で最後のカミナリで1885年に行っちゃうのが「転」、そしてこの3作目で完「結」という感じで、ヒットして味を占めて間延びしてしまうシリーズ作品とは真反対の、潔さを感じるくら>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.9

期待を裏切らない面白さ!
でも1作目がセンセーショナルだった分、期待を超えたわけではないというか、ハイレベルな及第点という感じ。とはいえ、3作目で完結させることを想定したうえでの2作目という点では、ち
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

何も予備知識ナシで観に行ったけど、圧巻のエンターテイメントだった!
ブロードウェイミュージカルのライブビューイングのような感じで、その監督を贅沢にも鬼才が担ったということらしい。斬新なパフォーマンスだ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.3

ノリが最高(音楽も)!
ハッピーエンドだろうなと分かっててもドキドキハラハラ、つい前かがみになってしまった。
ストーリーも明快かつ爽快感があってとても良かった、細かいことは気にならない!

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.4

自分はウィルほどの天才ではないけど、「本気になること」から逃げてしまうのには痛いほど共感した。「本気を出したのに上手くいかなかった!」ってなることが怖くて、ついどこかで余力を残してしまう。後がなくなる>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

とにかく「なんかすごいモノみちゃった」。
理解に苦しんだり描写がキツかったりする部分もあったけど、それすらこの映画の重みに一役買っていると思う。終わった直後は言葉を失うくらいの"圧倒感"があった。
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.1

メタ的で示唆的な作品で、みていてとても面白かった(interestingの方)。

人間関係が表面的で希薄になっていること、そして日頃目に入る情報は本当に本当なのだろうか?という問いを、SNSが登場す
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

早く歳取りたい!とすら思った、あんな風にカッコよくてかわいくて、素敵なおじいちゃんになりたい

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

何度も声出して笑ったし、不覚にも何度か涙ぐんでしまった。文字通り"真っ直ぐ生きる"ことの素晴らしさを教えてもらったような気がする。

彼の回想録から、これから何が起こるか分からない"今"になるところ(
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.2

「パルプ・フィクション」に続いて2作目のタランティーノ作品、もしこの2作に通ずる雰囲気がこの監督の特徴なら、かなり好みな感じだな。もっと他の作品もみてみたい。

時間軸を行ったり来たりする構成、plo
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

あまり車系の映画をみてきてないからかもしれないけど、あのカーチェイスは今までで一番興奮した。声出た!
(ほとんど日本車だったのも誇らしいね)

評判通り、音楽もとっても良かった。「キングスマン」みたい
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AKIRA 4Kリマスター版(1988年製作の映画)

4.4

「RRR」ぶりにとんでもないモノをみた……ってなった。

狂気に満ちた映像とストーリー、音響も効果的で不気味さを全身で体感させられる。映画館でみられて良かった。

「制作陣、絶対クスリやってただろ」と
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.9

良作!
長い期間をあけての続編は上手くいってるものが多い気がする。前作へのリスペクトとキャラクターたちの変化、はたまた変わらない部分が、往年のファンたちを唸らせるんだろう。

一作目のような衝撃は無い
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.2

汚いアメリカはたくさん映画でみてきたけど、汚いイギリスは意外と新鮮だったかも。めちゃくちゃ汚いんだけどどこかドライというか、なんだかイケてる感じになってるのはなんでだろう。ひとつ言えるのは音楽とファッ>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

色々と個人的な気持ちも乗っかって大泣き
(だからちょっと眉唾採点かも)

「願いは叶うよ✨」みたいな綺麗事じゃなく、願いを叶えるために頑張ることが素晴らしいんだ!、そして無数の星と人々を重ね合わせて、
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ほんまに実話かいな!

本日よりフランク・W・アバグネイルJr.氏は、私の「憧れの人物リスト」にその名を連ねました。おめでとうございます。

今までも実話を基にした映画はみてきたし、そのときは普通に映
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.1

全肯定はできないけど全身全霊で命懸けの生き様はカッコいいと認めざるをえない、シビれた……

聞いた話ではDr. DreとIce Cubeはこの映画のプロデューサーになっていて、かなり自分らの話は美化し
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

やっとみた、これで正々堂々「みたことあるよ」って言える(?)

大人になっても覚えているような少年時代の感情(将来への不安、自分は何者なのか、独り立ちへの憧れ、危険や未知への好奇心……)が全部詰まった
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.1

2023年12月31日に鑑賞。

偶然だけどまさに"大晦日っぽい"映画だった(笑)
うだつの上がらない雰囲気ではあるけど重すぎなくて、自分も来年は自分を変えてみようかなぁ、なんて気分になれた。

ほと
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

4.2

アート寄りだけどストーリーも追いやすくてそのバランスが心地良い。昔からスーパーヒーロー系とかSF、アクション映画が好きだったけど、最近はこの手の雰囲気のある、というかどこか魅力的な映画に好みが傾いてき>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ずっとハートフルで心はほっくほくだったけど、一番グッときたのが最後に2人で若返ってビーチに行くところ。ケイト・モスの「まだ浜辺で走っていた頃のような〜」ってくだりも重なるし、秘密を共有する親子の、誰と>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

まさに名作っぽい名作!有名なだけあって「これ、あのシーンじゃん!」って何度かなった。

「パルプ・フィクション」って、「安っぽい紙(パルプ紙)で刷られた雑誌に載っている安っぽいフィクション作品」という
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.4

とても良かった、これもまた"魅力的"な映画

あてもなく旅をしてみたくなった

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