このレビューはネタバレを含みます
ノスタルジーや映像の綺麗さは流石。
前半で引っかかるアミの行動は後半の伏線として効いている。
役者も良いがいわゆる恋愛映画の芝居。
もっとリアルで生々しいのが見てみたかった。
現在と回想を行き来する構>>続きを読む
そこで本当に登場人物が生活しているかのようなリアル。偶然性を含んだナチュラルな芝居。微笑ましい車内の会話で見えてくるキャラクターやそれぞれの立場。
ティンダーというワードが出てきたのが意外で面白かった>>続きを読む
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映像が綺麗でおしゃれ。カメラワークや画角も面白い。
同じシーンを繰り返すことで嘘と真実を描いていたり、もういないハウンが窓の外に出て見えていたり、ハウンの絵から映像に変わったり、視覚的にも色々な工夫が>>続きを読む
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芝居は大げさ、ツッコミどころやダサいシーンも多かった。
でも主人公がゴジラに突撃するシーンは胸に迫るものがあった。
主人公はゴジラの先に戦争のトラウマ、逃げた自分を見て、自分の弱さと戦っている。
主人>>続きを読む
素朴でクスッと笑えるユーモアはとても良い。
途中のライブハウスの音楽も良かった。
ただ主人公2人にあまり魅力を感じなかったし、共感もできなかった。
試写会で鑑賞。
良くも悪くも岩井ワールド。
期待を超えては来なかったけれど、3時間はわりとあっという間に過ぎた。
アイナの歌がとにかく良かった。
ウェスアンダーソンらしい世界観やユーモア。
音楽が可愛い。
アステロイドシティは舞台上の世界で、舞台設定や役者・演出家のストーリーが語りによって垣間見える構造。
よく分からないが最後は少し分かったよ>>続きを読む
息子への愛の強さ。
工場の作業音から始まるミュージカル。
この歌は最後の歌ではない。
詩的で哲学的な会話。
デルピーの賢く美しい女性像。
タイムリミットが迫る中での愛しい時間。友達へ電話するふりをしてお互いの本音を伝えるシーンがとても好き。
説明的でない、映像で語る映画。
余韻と虚無がじわじわと押し寄せてくる。
美しい故に儚い。
子どもの頃見ていた父親はきっとまだまだ脆く中途半端だった。
それでも自分には世界一頼もしく、優しく、面白い父>>続きを読む
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問題提起はするが解決はしていない。
表か裏か。白か黒か。ではなく、その間のグレーをそのまま捉えること。この映画にはそれが重要に感じた。
言葉にできない感情がたくさんあった。
湊と星川君、演技が素晴ら>>続きを読む
それぞれの当たり前の日常が一瞬で奪われていく喪失感、その瞬間が始まるまでの緊張感の高まりの演出がすごい。
毎日が同じようで、新しい。
主人公から見た世界、町の描写、部屋の小物、ブルドッグの気まずい表情、彼女の変わっていく様子。バスの中の会話。
見せられているのは平凡な日常。
でも映像で物語るから最後まで面>>続きを読む
冒頭の時計や小物を映していく描写が好き。
色彩が鮮やかで赤が印象的。
ラストで姉妹とメイドがブランコをする姿と日記の言葉が美しい。
大人になる前に皆が見るべき作品。
これはホラーでもグロでもなく、コンテンツとして消費されるべき作品でもない。
彼女の苦しみをまさに「体験する」ことで妊娠や中絶、友情や信頼、人生の選択などについて考>>続きを読む
生と死、夢と現実の狭間を行き来するような、不思議な映画。
芸術的で難解。
でも読後感は優しく美しい。
フェデリコ・フェリーニの『8 1/2』にも似ていて影響を受けているのかもしれない。
当たり前だが音>>続きを読む
難しい言葉達に眠たくなってしまったが、
色彩豊かな映像化は芸術的で美しい。
マリアンヌの性格や衣装が可愛いのでよく分からなくても見ていられた。
ラストのピエロの死に方は笑った。
まだ話してる途中に爆発>>続きを読む
初見ではよく分からず、2回見て何となく分かってきたが、まだ分かりきれていない感覚。
まずフェリーニは主人公や登場人物達に自分の苦悩を投影して話させているように見えた。
主人公の言葉はフェリーニの言葉で>>続きを読む
静かで美しくて優しい、贅沢な時間。
顔の特殊マスク、水中でのティータイム、忘れない。
父親の情けなさが印象に残る。
それでも娘にはきっと優しくて面白い父親に映っていたと思う。
ソフィアコッポラの幼少>>続きを読む
ミシェルゴンドリーの描く世界はいつも子ども心をくすぐってくれる。
ころころ走る小屋を自分達で作って、親に嘘をついて夜中に旅に出る。
こんなに美しい青春時代に憧れる。
飛行機の帰り道。
現実と空想の境界>>続きを読む
映像表現が芸術。
手前にものを置いてボカしたりフレーミングした撮影が多いのが特徴的。
そのおかげで2人を覗いているような感覚で観れる。
階段の手すりやカーテンを人物とカメラの間に置いた撮影も美しかった>>続きを読む