このレビューはネタバレを含みます
映画内映画の撮影や、カップル崩壊の危機というとこを見ると『軽蔑』とかなりにている。映画内の映画(ローマっぽい映画の方)の撮影のとき、視線をなげかけるルイガレルに対してモニカベルッチがブチ切れるシーン、>>続きを読む
母親の不在とユキノの存在。寄りの画が多くて、ものの作画がとてもきれい。面白い!
「さびしんぼうはどうしてさびしんぼうなの?」で号泣。「時をかける少女」よりは、伝わるように作られているように見えた。序盤のファインダーをのぞいて、自分の家からピアノを弾くさびしんぼうまでのショットの流>>続きを読む
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面白い。見せ場でちゃんと見せてくれる。ただ、あの宇宙人がこちらが攻撃をしなければ攻撃しないという姿勢を取っていたことに関しては何も触れられてなかったので、さすがにそこだけは説明してほしい。宇宙人が妙に>>続きを読む
この映画には純愛とそれとは正反対のものが同居しているように見えた。そしてそれら2つが同居することの不自然さのようなものを見せてくれた気がする。
お互いにスマホを向け合うのとネットの生放送のようなもので独白がなされているのがグッとくる。
死んだ先輩が撮った部分と濱口竜介が撮った部分との間も考える。
演技するというよりその人そのままを演じさせるという演出なのかな。劇中劇と現実の人間関係が重なって見える。それはその演出方法だからこそできた>>続きを読む
東北記録映画三部作ののちの本作。長編『FLOODS』の壮大な予告編、エピソードゼロとも言えると濱口竜介は言っていたが、そういう意味ではとても面白かった。
最近見たばかりですが、佐々木昭一郎の作品からかなり影響を受けているように見えました。塀の上を走るCHARAを低い位置からカメラを追うシーンと塀の上を走るCHARAを下から撮って追いかけたところは最高だ>>続きを読む
モンスターが容赦なく人をバクバク食べるのにかなりびびった。主要メンバーの野原一家以外映画初登場のキャラクターであるにもかかわらず、ちゃんと一人一人のキャラ立ちをさせている。それもモンスターパニックもの>>続きを読む
エドワードヤンの恋愛時代と酷似している。バス、タクシー、歩道橋で街の深夜と早朝を行ったり来たり。
ピントの送り方が好きでした。この雰囲気で持ってく感じはとてもいいです。
見ていてかなり胸糞悪くなる。男として見てると死にたくなってくる。ここ最近で1番の胸糞映画。
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裏窓から見えるのは、ピアニスト、バレエダンサー、中年の夫婦、独り身の女性、若いカップル。そしてカメラマン。このカメラマンが彼らの生活を映画として切り取っていく。彼は物語の作り手であり、観客でもある。何>>続きを読む
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大傑作。1番やばいのは視線、まなざしがやばい。夫婦の2人の離婚の裁判から始まる。妻は娘のためと言って外国へ移住をしようとするが、娘は父といることを望む。それでもなぜか離婚をやめようとはしない。かたや父>>続きを読む