ヘーヅラさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

夜を越える旅(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Twitterに流れてきて気になり鑑賞。手が飛び出して異世界に引き込まれるとこはすげぇとわくわくしてした。シーンごとの撮り方も惹かれるものがあって楽しめて観れた。その後のオカルトライター経由で霊能力者>>続きを読む

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.6

だらだらと何を見せられてるのかというストーリーなのに不思議とちょっと魅力がある。これで映画1本作れるんだからすごい。閉塞感、つまらないだるい日々、不満、苛立ち。自分の感情とリンクしてくる。

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.7

嫌いじゃないしハードな銃撃シーンもよかったけど、どうも映像エフェクト(それが特徴なんだろうけど)が多すぎるのと時間がなかなか進まない、長いように感じてしまった。デンゼルはかっこいいし、ダコタファニング>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

おもしろい。こんな昔にこんな魅力的な表現で引き込まれるんだからすごい。パールかわいい、ジョンがんばれ!クーパーさんかっこいい!ペテン牧師最悪!頼れ〜なんちゃらって牧師の不気味な歌やめろ!母が湖に沈んで>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

見知った展開ではあるが完成度が高くて引き込まれる。おもしろい。チョンチョンがあのエレベーターでの争いで生き残ったのは、なんでや!と思ったけどその後の熱い展開を考えると仕方ないか。いい作品だった。

フェイク シティ ある男のルール(2008年製作の映画)

3.6

なんだろう、悪くないはずなのにイマイチハマらない感じは。キアヌのせいか?ストーリーの起伏がなんか盛り上がりきらないというか。アクションや映画の雰囲気は好きなやつのはずなんだが。

マークスの山(1995年製作の映画)

3.7

ずっと観たかったのに未ソフト化で…チャンネルNECOでの放送ありがとう!という気持ち。観終わっての感想はこの物語をどう感じればいいんだろうというところで内容としては筋が理解し難い散漫な印象だった。だけ>>続きを読む

ときめきに死す(1984年製作の映画)

3.8

異様な映画なのに不思議と目が離せず引き込まれるので驚く。台詞の間や音楽、カットの妙がそうさせるのか。当初、沢田研二のジャケットでどうも薄気味悪いし何の映画かわからずスルーしていたのを後悔。おもしろかっ>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.3

昔観ておもしろかったという記憶のみで再見。やはりおもしろいし、今の方がこういう映画が好みになっている。渋くて惹きつけられる。ガイピアースとラッセルクロウのコンビニ痺れる。いいなぁこの昔の映画みたいなフ>>続きを読む

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.4

ジャッキーのアクションは良いですね。それを楽しみに観たんだけど、まさか北アイルランドとイギリスの紛争が話のベースになるとは。そっちの人間関係、話しの筋が全然分からずちょっと寝た。

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.7

たしかに鶴ちゃんのお父さんは良いな。お別れのシーンはとてもエモーショナル。昭和のノスタルジー。急にホラー展開要素も。とにかく親子のシーンぐっときますね。

血は渇いてる(1960年製作の映画)

3.8

自殺しようとした気弱な男、その男を広告として担ぎ出す女、暴露屋な雑誌記者、この組み合わせがおもしろい。そしてマスコミ、有名人になるということ、今にも通じる世の中をブラックに本質をついていて、この当時に>>続きを読む

BULLET BALLET バレット・バレエ(1999年製作の映画)

3.6

集中力の問題でとりあえず観ただけみたいな見方になってしまった。モノクロと映像のブレがかっこよし。塚本監督の主演としての佇まいもいいなぁと。

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.7

不穏な空気と美しいショットで惹きつけられる。ホアキンの存在感と。省略の美学というのか死の予感。解説とか読んでまた観たい気分。

木枯し紋次郎 関わりござんせん(1972年製作の映画)

3.7

この木枯し紋次郎のキャラクター、テイストがとても好きです。昔の俳優さんの若い頃を観るのもまた楽しく。田中邦衛さんの義理堅さ、市原悦子さんの落ちっぷり、菅原文太さんの切なさ、どれも見応えがあって良い。

センチュリアン(1972年製作の映画)

3.8

キルビンスキーの人情味ある警官像いいですね〜。ひとつひとつのバディでのエピソードや家族とのすれ違い、日常の描き方、切なさや孤独を描いているのが好きだった。話しがテンポよく進むし見た目の変化で時間の経過>>続きを読む

110番街交差点(1972年製作の映画)

4.6

テンポ感、編集、キャラクター、ずっと飽きさせない演出がすごい。音楽もファッションもカッコよくて最高。とにかくおもしろい。

ソナチネ(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

何度目の鑑賞か。最近北野武監督を論じる本を読んでるのでまた観たくなって。かっちゃんと寺島さんのコンビいいよなぁ。唐突に訪れる暴力と静かな余韻。じぶはいつも昔日本映画専門チャンネルで録画した北野武劇場の>>続きを読む

博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)

4.0

観てると自分を熱くさせるものがある。世界サブカルチャー史でも出てきていたが、当時の任侠映画への熱狂に思いを馳せたり。今観てもぐっとくるしおもしろい。正直任侠ものの筋を通すとか自分が破滅しようともやるべ>>続きを読む

ブラッド・スローン(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

こんなの絶対好きなやつじゃんという気持ちで見始め。映像のトーンも俳優もいい感じで観てられるんだけど何か物足りなさも感じる。ひとつは刑務所入ってからストレートですんなりのし上がりすぎというか、うまくいき>>続きを読む

ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

3.8

前からクリップしてたけど昨日のアナザースカイで岸井ゆきのさんがこの映画きっかけでベルギーのブルージュに行っていてこのタイミングで鑑賞。会話劇が絶妙で淡々と進みながらも飽きずに引き込まれて観れた。終盤の>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.1

どうやって撮ったんだというジャングルでのド迫力シーンの連続。Blu-ray買ってそんなし。おもしろかった。

実録 私設銀座警察(1973年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

バックにフリージャズが流れるのが合っててかっこいい。ラストの酒池肉林とまともでは生きられなかった男の対比がすごい。点数では表せない場面ごとの暴力シーンなどのインパクトがあった。あとはヤクザ映画での豚小>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.2

ハマりたいのにあまりハマれない感覚。こういうの楽しむのに向いてないのか…でも次の河童のやつは見るぞ。

BE-BOP HIGHSCHOOL ビー・バップ・ハイスクール(1994年製作の映画)

3.5

きうち監督作品だから鑑賞。一つ一つのシーンや絵作りはすごいカッコよくて好きだが、どのキャラに共感したりぐっとくるシーンもなくいまいちハマれず。ジョーカーでも観た宮崎さんは存在感あるな。

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.7

テレ東午後ローにて。やっぱスタローンだなとなる渋さ信頼感。弓を持ってランボーが現れた時のたまらんカッコよさ。ストーリーもシンプルで見やすく、寡黙でありながら行動によって伝わってくる熱い気持ちが沁みる。

鉄砲玉の美学(1973年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

渡瀬恒彦が街を歩くシーン、撮り方がとても好き。特に夜の街を歩いてるのがキマってて最高。川谷拓三さん観れるのも嬉しい。訳わかんない展開のとこもあるけど、こういうテーマが好き。こんな泣くヤクザもん初めて観>>続きを読む

M(1931年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

アマプラで観れてラッキー。社会背景とか風俗が今と違うしいまいち誰が誰やら話しがどう進んでるのか乗りづらかった。ただ犯人が登場してからはおもしろくて、あの特徴的なぎょろっとした目と口笛の存在感がすごいね>>続きを読む

ハードコアの夜(1979年製作の映画)

3.7

アマプラレンタル鑑賞。カード・カウンターの流れで何か他のポール・シュレイダー作品観たいよねってことで。ファミリードラマのようなスローなスタートで序盤少し退屈に感じるところもあるが親父がブチ切れて暴れ出>>続きを読む

ボーダーランド(2016年製作の映画)

3.4

これでこのシリーズ3作すべて鑑賞。やってることは到底容認できないけど、的を得た共感できる主張をしてたり、未来に起きるシーンとかを差し込んで来るのが効果的だったり、アクションが迫力あるので楽しめてしまう>>続きを読む

カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から漂う終始不穏な空気、何か起こる予感に引きつけられる。ただその後何も起こらない展開に眠気を誘われてしまったり…ちょっと寝てた(笑)。ポーカーのことは何も分からないのは承知だったけど思いの外ポーカ>>続きを読む

札束無情(1950年製作の映画)

4.0

最近になってこのくらいの時代の映画「観るようになって、テンポよく進んで今の映画に慣れてるとカルチャーショックもあったりして。ただあまり内面の心理描写とかなくてさっぱりしすぎてる印象もあったけど、この作>>続きを読む

ザ・テロリスト 合衆国陥落(2014年製作の映画)

3.7

アレって感じで、個人的には1作目よりおもしろくなってるんだがと驚いた。やってることは最悪だけどフィクションの突き抜けた表現ととらえ、言ってることは共感する部分もあり。アクションや展開も引きつけられるも>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.0

アマプラのレンタルで鑑賞。紙をちぎってキャストの名前が出てくるオープニングからしてかっこいい。序盤から次々に話しが展開していっておもしろくて驚くくらいだった。変なアパートの家主の不気味さとかもなんなん>>続きを読む

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

3.7

今まで観てきたどの映画とも違う感覚でどう思ったらいいのか困惑する感じがあった。淡々とシーンは続いて行くけど、鮮やかにミニマルでなんか観れちゃう、観れちゃうけどどうなのという感情はあまりみえてこない不思>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿、クレイジーと唱えながら観てた。こんなに観客おいてけぼりなことあるか。暗喩と言うのか途中までは意味するところを探りながら観てたはずがそれすら無理で今どういう状況の何?って思いながら画面を見つめて>>続きを読む