ヘーヅラさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

JOINT(2020年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ好みで小島監督のファンになった。渋くてスタイリッシュでありながら熱く筋を通す部分を描かれていてとても良い。ワンシーンワンシーンがとてもキマッていて引き込まれるし音楽も良い。初見の役者さんば>>続きを読む

トゥー・ラバーズ(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

自分の中でジェームズ・グレイ監督ブームでDVD購入。観ながら、なんだこいつ!なにやってんだ!と思わず言っちゃう苦笑。恋愛のことはよくわからない、都合よく欲望のままに立ち回る、気持ちはわかるでも本当にそ>>続きを読む

裏切り者(2000年製作の映画)

3.8

ジェームズ・グレイ監督にハマってBlu-ray購入。最初、あっこれはあんまりかもとよぎったが結果とても引き込まれて素晴らしかった。映画の撮り方なのか俳優の演技も上手いからか、また淡々と緊迫した展開に引>>続きを読む

アンダーカヴァー(2007年製作の映画)

3.9

いやー渋くて好きな映画だったぁ。リトルオデッサ観てからグレイ監督気になって昨日急にこれ観たくなって近所のブックオフで購入。評判そこそこみたいにみえたので迷ったが関係なく自分のツボの映画だった。この淡々>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

長いし画面が暗すぎるとか諸々聞いてたのでなかなか観るのに踏み切れなかったが、観たらとてもおもしろかった。世界観とか暗いトーンも好きだし、絵力があるせいか飽きずに引きつけられて観れた。とりあえずNIRV>>続きを読む

女っ気なし(2011年製作の映画)

3.9

どうしても観たい気分がきてDVD購入。なんだろう人生って感じがして、優しさ、暖かさ、楽しいことだってたまにはあるけどこのやりきれない寂しさ。親娘の魅力、シルヴァンの愛おしさと無常感。買ってでも観て良か>>続きを読む

遭難者(2009年製作の映画)

3.7

シルヴァンの内面を知れることで女っ気なしの深みが増すというか。2作ご一緒にという感じ。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

こんなにも会話劇だけでぐいぐい引き込まれるとは!痺れました。濱口監督やばい。オムニバス作品でなめてました、すみません!というくらいめちゃくちゃおもしろかった。そして観ていると自分の今までのことを振り返>>続きを読む

木枯し紋次郎(1972年製作の映画)

3.7

世代ではない自分でも親が見てたりでTV版の木枯し紋次郎に主題歌は知っていたが菅原文太版があるなんて観るっきゃないと鑑賞。木枯し紋次郎みたいなキャラクター一番好きなやつじゃんとなった。すべてに裏切られて>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.9

物語がどうのというより、一つ一つの場面が刺さるというか。それにしても辛いことは重なるしドラマのような都合の良いこともないという現実。そんな中、筋を通して実直な純平いい奴だったな。なめられることに対する>>続きを読む

日本統一3(2013年製作の映画)

3.2

急に気になってアマプラで観れる3から。何となしにおもしろく見れる気もするしそれ以上でもないような。梅宮辰夫こん時もう調子悪かった?って気になった。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

長いしなぁとか思って延々と観る機会を逃し続けてやっと観た。観たらみたで自然と引き込まれる魅力があって、さすがにおもしろい。ネットで解説チェックしながらみてしまったが。アルパチーノは良いなぁ。

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.8

後半にかけてぐいぐい引き込まれて、おもしろかった。それぞれの視点で時系列を追ってくのが良いし、もしかして元ネタこれかと思ったりも。

柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

3.2

深作監督でヤクザ映画を時代劇に置き換えて&オールスターという感じで楽しみに見たけど、どうもストーリーが散漫に感じて途中で見るのやめそうになってしまった

昭和残侠伝(1965年製作の映画)

4.0

ヤクザ映画じゃなくて任侠映画を初めてちゃんと観たかもしれないけど、すごいおもしろかった。このフォーマットと役者のギラついた凄み最高。ギリギリまで我慢して爆発するカタルシス。これが自分のツボなのを改めて>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

感想をどうのと言葉がなかなか出てこないけど映画館で観れてよかった。いろんな感情の揺れやひたむきさ、ケイコという人生の一端をそのまま観せられたというような。映画を振り返るとケイコ(岸井ゆきのさん)の佇ま>>続きを読む

降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかく逃げた女の子がケースの中へ…

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

評判が良いのは分かってたけどちょっと疑ってたりもして。結果見始めたら途端に引き込まれて見てて胸が高鳴っていた。あのアニメーションもどんな感じかと思ったけど試合シーンの臨場感はすごいし、宮城を語り部とし>>続きを読む

現代やくざ 人斬り与太(1972年製作の映画)

4.0

いやー傑作だった!主人公の菅原文太はめちゃくちゃな奴だし倫理的にはアウトなんだけど、それを上回る人間味や表情からくる魅力。すべてを凌駕する迫力ダイナミックさ、カメラを横にして撮るカットや走り回る登場人>>続きを読む

友よ、静かに瞑れ(1985年製作の映画)

3.8

当時の沖縄の街並みと藤竜也の佇まいに惹きつけられ。予想以上に良くて好きな映画だった。台詞も多いわけではないけど飽きずに観ていられるこの良さはなんだろう。

サムライ(1967年製作の映画)

3.5

淡々しているトーンは好きなんだけど、主人公の出番の少なさと警察の捜査のパートはあまり興味がなく退屈に感じてしまった。

青空娘(1957年製作の映画)

3.8

ほんとテンポが良くて尚且つ1シーン1シーンに引きつけられるショットの連続。たまに時代の感覚の違いで引っかかるとこもあるけど、とにかくみんなカラッとしてて魅力的。爽やかさに元気をもらう。

独裁者(1940年製作の映画)

4.2

滑稽な独裁者をユーモアで叩く。最高だ。映画のストーリーにも引きつけられたし、最後の有名なスピーチはやっと観ることができて、これがチャップリンが声で表現したかったことかと感動とともに迫力がすごかった。素>>続きを読む

街の灯(1931年製作の映画)

3.6

これがチャップリンの映画かと。初めて観た感慨。サイレントでの表現を楽しんだ。

怪談(1965年製作の映画)

3.6

今の日本映画では出せないセットや美術のすごさに感服。ただ期待してたけど話は4本ともに台詞少なめだったり、おもしろくはなかったり。途中で観るのやめそうになった…

殺しの分け前/ポイント・ブランク(1967年製作の映画)

3.8

90分はやっぱ見やすく緊張感もあって引き込まれておもしろく観れた。リーマーヴィンおっさんだけどモテるな。

ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー(1981年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

楽しみに見始めたが、金庫破りという目的とその過程に興味が持てず退屈でだめだと思ったら、ラストにかけての身の回りのものをすべて精算し破滅するとわかっていても筋を通すという選択に痺れた。もっと早めにこの展>>続きを読む

ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

3.8

テンポが良くて台詞も少なめだけど緊張感があって引き込まれる。主人公の佇まいが渋くて好きなやつ。設定が分かんないとこもあったけど90分でさくっと楽しめてグッド。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.4

ヴェノムの愛嬌あるキャラもトム・ハーディも好きなんだけど、設定やストーリーはついていけなかったりしておもしろいとは思えず。ヴェノムのCGの描写はすごさがあるが。

[Focus](1996年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

たまたまブックオフで見かけて知り購入して鑑賞。映画内でなぜ拳銃を横取りして撮影したかったのか今いちピンと来ないところもあったけど後半にかけての浅野忠信のキレぐあい狂気は悪夢的で良かった。こんな映画があ>>続きを読む

フリージア(2006年製作の映画)

3.2

最近原作を読み出したので映画も鑑賞。出ている俳優とか映画の雰囲気は良い感じになりそうなんだけど、テンポが悪いのか冗長な感じで内容が薄い印象に。惜しいというか絶対おもしろくなる題材だと思うのだが期待はず>>続きを読む

ザ・バウンサー(2018年製作の映画)

3.4

主人公のキャラや佇まい、映画自体の暗いトーンとか好きな感じではあったが、ストーリーの起伏が薄くちょっと退屈になってしまう。もうちょっとアクション入れてくれたら良かったなとか、惜しいみたいな気持ちになっ>>続きを読む

歩道の終わる所(1950年製作の映画)

3.7

主人公と飯屋のおばちゃんとの掛け合いたまんないね

ロックアップ(1989年製作の映画)

3.8

吹替えにて鑑賞。スタローンものは吹替えも素晴らしく。泥だらけのアメフトではガッツポーズ、若者を車に乗せて夢を叶えてやるシーンで痺れ(若者はバカタレと思ったがw)、ラストにかけてはドキドキ、やっぱスタロ>>続きを読む

ローラ殺人事件(1944年製作の映画)

3.7

DVD購入して鑑賞。コラムニストのじいちゃんがキャラ立ちしてて良かった。この時代の映画は無駄がなくて観やすくていい。気が散らず観れる。

悪の力(1948年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

サスペンス映画コレクションのDVDから鑑賞。このセットに入ってる映画はどれもこの時代の映画も見慣れていない自分だけど、ストーリーがコンパクトでありながら引きつけられるものがあってすごいなと。ラストにか>>続きを読む