ヒナ子さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ヒナ子

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私たちのハァハァ(2015年製作の映画)

3.5

何を隠そう私も高校時代、正にクリープハイプに陶酔してたから、単純に凄く懐かしかった。
彼女たちと同じように左耳を聴きながら、先の見えない自分と飽き飽きした現実から逃避してたなあ。

私が知りうる、そし
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天使の入江(1963年製作の映画)

3.4

南仏の風景や女性の仕草、
本当にどこをとっても綺麗
毎回思うけどこの人女なの?
ってくらい繊細に撮るドゥミ様流石。

ジャンヌモローのブロンズヘアを
モノクロで映すと
この世のものじゃないみたいな
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ザ・コミットメンツ(1991年製作の映画)

3.4

爆音で観て良かった

ボーカルむかつくけど
歌は死ぬほど上手い

バスキア、10代最後のとき(2017年製作の映画)

3.2

この時代のNYって本当に
荒れ狂ってたんだろうけど、
彼らと一緒に生きてみたかったって
何度思ったか分からない。

花様年華(2000年製作の映画)

3.6

多くを語らず、
限られたものと人だけが
フレームに入ってゆくのだけど
その感じがとても心地よかった。
そう伝う様に観る、
そこに映される鮮やかな色彩とリズム。

チャンの古風な誠実で
品格のある女性像
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.5

静止画の映画。
唯一組み込まれた動画が
あまりに印象に残る。

好男好女(1995年製作の映画)

3.4

おもしろいかったか、
と聞かれると難しいけど
好きだったなー。

あの時代の政治的な背景は
やはりあまりに重たくて、
現代をそこに重ね合わせるのは
お互いのストーリーが
見えにくくなるから
どうなのだ
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夫たち、妻たち(1992年製作の映画)

3.2

ひさびさのウディアレン〜

断片的な描き方のようで
イタイところついている。
現実の恋愛は運命的じゃないし、
隣の芝は青く見えるし、
失ってからじゃ遅かったりするし、
独りは強がったって結局寂しいし、
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Seventh Code(2013年製作の映画)

2.9

謎多く演出されてるのに
説明台詞が地味に多いのが謎

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.1

ベンスティラー出てるだけかと
思ったら監督してたという衝撃

固定電話や公衆電話からかかってくる
あの妙に特別な感じいいなあ、
わたしの青春にはなかった。

そして、
イーサンの男前なのに
ダメ男感ズ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.6

熱量!とういか、
熱量だけで出来上がってる。

宮本はかっこ悪いし、
しょーもない男だし、
靖子も訳わかんないけど、
宮本浩次のイントロ流れ出したら、
馬鹿野郎がんばれーーーーーーって
でかい声で叫び
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デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナー(2007年製作の映画)

3.5

ブレードランナー
ファイナルカットを観て直後、
録画にためてあったなーと思って鑑賞

誰も観たことがないものを作るって
当たり前だけど、恐ろしい程の
労力が必要だと再認識。

映画は、大きなお金と、
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.5

SFを普段観ない上に
約40年前の映画と言われると、
なにをどの尺度で観たらいいのか
分からなくなったけれど、

圧倒的映像美、完全な世界観、
CGのない時代にここまで?
という衝撃がまず最初に。
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パラレルワールド(2017年製作の映画)

3.6

高校の夏って、
どうしてあんなに特別なんだろう。
眩しくて眩しくて
私の記憶からはうまく見えない。

日に焼けた肌が印象的だった

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.2

エルファニング見たさに。

ただの美少女じゃなかった、エル。
性同一性障害の役を
見事に演じきってて最高。

複雑な家族関係に
私も悩んだ経験はあるけど、
ポジティブに考えれば
それだけ家族が人より多
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(2007年製作の映画)

3.3

短編「君の名前で僕を呼んで」
という感じ。ドラン若い…

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.5

ドランの作品って
家族という存在をあまりにリアルに、
切なく美しく描いていて苦しくなる。

そしてプライベートなことだから
自ら経験をしてないと描けない、
ドランの幼い頃の経験、
傷、があったからこそ
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泥棒成金(1954年製作の映画)

3.0

どんどん着替えるグレイスケリー
魅力大爆発、美人すぎて
こっちがドキドキ

Love Letter(1995年製作の映画)

3.6

やっと。
安心して身を委ねてしまう
透明感溢れる雰囲気と、画づくり。
岩井さん流石、としか。

ラストレターが観たくなった。

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.0

ペーパードライバーだけど
これ観てたら運転したくなった。

グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

3.5

クラシックな技法も
沢山用いてるんだけど、
そのオマージュに収まらず
アレンジを加えて、
彼のスタイルにしてしまうのが
ドランの才能。

そして自分の映画を客観視できるのも
またひとつの才能。
ドラン
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.0

心が震える作品に出逢った

愛することは寄り添うこと、
けれど、
愛し合う2人を遠ざけるのも
ひとつの狂わしい愛である。

ラストシーン、
去っていく彼を私は引き止めたかった、
それは違うと、分かって
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THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

3.6

チワワちゃんぶりの二宮作品。
なんか、この監督の作品、
結構好きかもしれない、と思ってきた。

妄想と現実、時系列も
ぐちゃぐちゃな世界を
頭ぶん殴られたような衝撃とともに
アキと一緒に走り続けた、
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ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

3.1

三部作と知らずに流し見。
でもちゃんと楽しめる。

アパートに全員大集合したのは
声出して笑った、なんでもあり、
だってニューヨークだもの!

フットルース(1984年製作の映画)

3.3

こんなときだから
happyな映画を見たくて鑑賞

知らずにステップ踏みたくなる〜

TOKYO!(2008年製作の映画)

3.2

やっと、ようやく観れました、
まず冷静に考えて
この作品この3監督でオムニバス
なんて、すごい贅沢!??

ゴンドリー、カラックスは
好きな監督たちですが、
ポンジュノは初鑑賞。

海外映画のリズム感
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.2

いちばん背伸びをしようとしてた
マギーが、後半、照れながら
今日はキスはしないって
言ったところが可愛くて好きだったー

ティーンエイジャーって
英語独特の表現だと思うのだけど、
その期間の猶予がたっ
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.4

恋のはじまりと、
恋のおわりのレイヤード。
美しいようで、残酷だ。

恋は理由がなくてもできる
刹那的な愛おしさと同情で。

それが覚めた時、愛に変わるのか、
他人に戻ろうとするのか。

恋愛や結婚、
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.6

ここ何本か藤井監督作品を
見ていたけれど、いちばん滲みた

新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

日本もこんな映画を許すように
なった、というか、なんというか。
背筋が凍るような、なんとも言えない
不快さを覚えました(褒めてる)

とは言え、
若手監督ならではの演出というか、
(照明とか画角とかS
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アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

3.0

自分が高校の頃とかに見てたら
めっちゃ好きだったんだろうな〜と

重い話なんだけど、
かるーく流してる感じが
どっちつかずで今の私には
物足りなかったかなあ、

オードリーのオールブラックコーデに
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青の帰り道(2018年製作の映画)

3.6

題名が好きだなあ、と思って
惹かれてDVD借りて、観終わって
メイキングも観て、
やっぱり題名好きだなあって思った

とっても、ジンジンした、
心臓がずっと痛かった、

「青の帰り道」、やっぱりいいな
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.5

分かりあえる瞬間て、
限りなく別れに近いときだと、
2人がふたりを知って、
受け止めて一緒には歩けないねって
決断するときなんだなって気づいた、

憂いや、依存や、
たくさんの感情を人は
"好き"だと
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ポルト(2016年製作の映画)

3.2

夢のような一夜、
自分が自分じゃなくなったあの瞬間
だけどあのときのふたりを、
互いに肯定も否定もしない、
心の隅っこにそのまま、
そうっと置いておく。
それが1番綺麗だから、

様々な種類のフィルム
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