ブランカは
迷いながら生きている。
人生をどう進めるか、
そんなことは
幼い少女には
選択できない。
ひとつの結末として、
ブランカが選んだ道の先に
彼女とピーターの
笑顔があって、
僕はひとま>>続きを読む
音じゃない何かで
気持ちを通わす。
言葉や、
言葉に代わる手話、
そして
目つき顔つきでも、
僕らは深く
分かり合える。
彼らが見た青い光は
いったい何なのだろう。
生死を超越した
その先にある
ぼんやりとした
真理みたいな
ものなのかな。
どう?って、
軽やかに
さりげなく
あたたかく
そう言えたら、
あなたはきっと
微笑んでくれる。
そう信じよう。
この成功の裏に
あったものが
それほど大した
努力だったとは
思えないけど、
ぽっちゃり
かわいいから
大目に見てしまう。
死者にはみんな
ワケがある。
そのワケと
どう向き合って
死んだのか、
生者はみんな
知りたいんだ。
悪いやつが
沢山いたけど、
根本をいえば
進化という名の
精神の病を
かかえた
人類が悪。
これはきっと
中年版の
トレイン・
スポッティングだ。
人生を選ぶには
もう遅いのか?
まだ間に合うのか?
死を感じた
からこその、
日々の選び方。
美しい
人生とは
何なのだろう。
躓いても
泣いても、
だいじょうぶ、
次はその穴を
超えられる。
時代の壮絶さは、
その時代を生きた
彼らたちを
奮い立たせたが、
それでも
彼らとてやはり
歴史の被害者だし、
僕らもそうだ。
失う代わりに
得たりして、
旅はつづく。
人生の縮図みたいだ。
綺麗な青空の
夏の雲の下、
一向に心は
潤わない。
雨が降ろうが、
汗に濡れようが、
水中でもがこうが、
血を浴びようが。
歪んでしまったら
世界は元には
戻れない。
人に訪れる
幸福と不幸は
きっと、
人それぞれ、
不公平だ。
不幸にまみれて
抜け出せない、
そんな人が
確かにいる。
だったら、
やがて幸福が
訪れた時に、
誰よりも、
幸せの価値を
噛みしめて>>続きを読む
目が眩んでしまった。
たかだか金のせいで
いくつもの
皮肉を買った。
ドライブスルーで
買ったバーガーが、
美味くもないが
楽しみではある
ってくらいの
平凡さは、
間違いなく尊い。
冒険には
ロマンがあると
よく言われるが、
ここにはロマンは
殆ど感じない。
あるのは、
揺るぎない覚悟と
果てしない信念だ。
記憶とは
なんだろう。
彼への記憶が
彼女を笑わせ、
彼女を悲しませ、
彼女を生かした。
記憶が未来を
描いたのは、
僕らが忘れがちな、
僕らの素敵な
力なのだと思う。
こんな愛し方も
あるのだ。
概念を飛び越えて
無茶苦茶やったって、
そもそも愛の
定義なんて、
人それぞれだろ?
暗いトンネルの
闇の先にあるのは、
事実を覆い隠す闇か
それとも
真実を照らす光か。
答えに辿り着けないのは
弱いからじゃないし、
正義がいつでも勝つような
単純な道理なんてない。
ここはそんな
残>>続きを読む
強くて優しくて
美しい心が、
空を飛んだ。
トマは紛れもなく
鳥たちとともに
自然の一部だった。
僕はそれを、
まっすぐに、
見習わなければ
ならないと思った。