どこをどう切ってもジョン・ウー…という感じ。当時はダンスを下敷きにしたアクション演出に魅力があり話題になってましたが、耐用年数が低いのか古臭さ感じる現在。
序盤のヒロインとのカーチェイスで車同士がダ>>続きを読む
これも公開時以来の鑑賞となるのかな。
宙吊りのシーンやラストの列車のシーンが記憶に残っていたが、久しぶりに観てみると、アクション映画というよりほとんどスリラー。
度々ヒッチコックみたいな演出があるな>>続きを読む
スピルバーグ作品として普通に観てるけど、カメラワークの隙の無さもバイオレンス描写もスリラーとしての出来もサスペンスのレベルもハンパではない。
さすが!としか言いようがないよ。
冷静に観ると世の中の酷評ほど悪くない。
ストーリーが平坦に進んでいくのは事実ですが。
具現化する能力は面白いので別の映画でこのアイデアを使ってくれないかな(ただのパクリか)
様々な監督たちが引用してしまうシーンや画、妄想と現実が入り乱れた世界観が目まぐるしく詰め込まれてるのはよくわかった。素晴らしい。
いつか観ないと、と思っていたが少し歳を重ねた今の自分で良かった。
2>>続きを読む
現在見直してみると、権力を使い女性を痛めつけるところ(キッチリ復讐もされてる)事件に性暴力が絡んでいるなど、ミートゥー以降の今、ハッとさせられる。
フィンチャー監督らしく緻密で隙がない映像でさすがだ>>続きを読む
これもまた引きの画が美しい。
緊迫したシーンでのヨハン・ヨハンソンのスコアが最強。
重低音に身も心も震える。
難解だとはいうけれど、急いで全てを理解しようとしなくてもいいのでは?解説なんてゴロゴロころがってるし。
何回も観よう。
引きの絵での都市の描写は素晴らしいし、家の中の黄金色にも見える暖色ライトも美し>>続きを読む
往年のゴールデン洋画劇場、日曜洋画劇場かなんかでやってて見始めたらなんとなく面白くて最後まで観ちゃいました…という感じ。
それはそれでいいとは思いますけど。
(近年の)スタローンの演技を観るなんていつ以来だ?という感じですが、これが良すぎ。
まさにロッキーという人生を歩んできた風情、味のある枯れ具合。
ちょっと驚いた。
アポロの息子に寄り添うロッキー、二>>続きを読む
今敏監督の作品自体、これが初見です。
オープニングのタイトルバックから看板、鏡、PCモニター、Tシャツへと縦横無尽にそして(この作品のドロリとした世界観とは裏腹に)軽やかに移動するパプリカ。
狂気の>>続きを読む
もうこの手のPOV映画は自分の中で終わってしまったかな。
エリア51にしたって予想外のものが隠されていた展開にすれば驚きもあったのに。映画なんだからとんでもない体験をさせてくれよ。
ただただ淡々と始まるものがあれば終わるものがあるという当たり前の事、主人公の孤独に静かに燃える情熱。
コロナ禍の東京を舞台にした映像や俳優たちの表情や心の動きに目を澄ませる。
この映画での弱者に寄り添い正義感あふれるマット・デイモンと絵に描いたような子悪党で憎めないダニー・デビィートのバランスが最高。
二人が友人に欲しい。
日本でのリメイクが公開されてるみたいなので鑑賞。
ハラハラさせて笑わせてくれる前半が良い。ろくでもない奴らばかりで(笑)
と、思ったらホンモノが出てくる後半はちょっと想定内で落ち着いて観ちゃったか>>続きを読む
安兵衛走る、走る、走る!長屋の連中も走る、走る、走る!
そのショットの繋ぎの連続でアガるのに、さらにラストの大立ち回りの安兵衛の動きはなんなんだ?
このアクションや所作に勝てる俳優が何人いるのか?ア>>続きを読む
終始不穏な空気の中、芸術とは。権力とは。現代で権威を持つこととは。
解釈は人それぞれあるだろうし、そうやって作られた映画のはず。
何回観てもその回数だけ自分なりの答えが出そう。
そして何回も観たい>>続きを読む
マイケル・ジョーダンとナイキ。
そしてその歴史の発端に関わった人々。
ジョーダンのお母さんが一瞬がめつく映されるけど、権利だよね。大きな力に食い物にされない強い意志。
類稀なる才能を持った息子が飛び>>続きを読む
こんなにガッツリなコメディーだとは思ってなかった感を引きずりながら鑑賞を続けたが、タイムリープに馴染みすぎた主人公たちの姿は痛快ではある。
無意味な繰り返しを最大限の馬鹿さで一緒に乗りこなし、やがて>>続きを読む
ボロ雑巾のようなカート・ラッセルに拍手。
ハラハラドキドキという言葉が似合う、子供の頃に観たサスペンスアクションってこんな感じのが多かったよなぁと懐かしさにも浸れた。
逆光を多用したシーンが良すぎてクラクラする。
光と共にある映画。
笑いの中にもどこか影や暴力性を感じさせるアダム・サンドラー(さすが!)の心情や暗示を捉えるカメラの動きやシーンも素晴らしい。
抑圧に>>続きを読む
これを映画というのかどうかはなんとも言えないところですが…この世界で何度も起こっている事件の恐怖と緊張感を味わえる。
これでいいんだと思う。
子供たちは喜び、親はファミコンノスタルジアに浸る。
これでいいんだと思う。
マンマミーア!
評判どおりのトンデモ爆走映画でした。
福原かれんが出演してたのでちょいと点数アップ。
人それぞれ居心地のいい場所はあるし、そこからもっと高い場所に行きたい気持ちもわかる。
いや、シャマランという監督をやっていくのも大変だよね、と思ってしまう。本人が意図しないところでドンデン返しの監督と妙な期待をされてしまってるのも。
そしてこの作品…原作もあり黙示録をベースに丁寧に描>>続きを読む
米国の座頭市が悪を斬る!
どっちも悪いから黙って行方を見届けるしかない。
続編を観るかどうかは気分次第!
公開年以来に観ましたが、『マインドハンター』を通過した後で見るこの作品は監督のやりたい事がよくわかる、というか当時は間違った見方をしてたんだな、と。
実話でさらに未解決事件が題材なのになぜ破壊力のある>>続きを読む
骨太なサスペンスに保守派、リベラル派、移民問題や差別と絡み合ってくるが、まずはマット・デイモン演じる男の不器用さにはどうしても魅かれてしまう(時に破滅に向かったとしても)。
私も親なもので、出演する>>続きを読む
ミステリーかなと思ってたらアクション要素強めな刑事ものでしたね。
主演が終始ボロボロになってるのが割とリアルというか。
ドラマも見てみたいと思ったり思わなかったり。
果てないマルチバースの世界やカートゥーンアニメかよ!と思わせる呆れるくらいなドタバタではあるが、半径5メートル以内の小さな優しさや親切に着地する。
ハリー・スタイルズ『treat people wit>>続きを読む
群衆心理、死への不安、不安を払拭させるための刺激、宗教、薬物…とポイントは色々とあるけど一度観ただけではなかなか理解しづらい。
寝室で目が覚めると暗がりに誰か(不安を具現化した自分自身?)いてベッド>>続きを読む
世の中にサイコパスという言葉が広まる前、自らも『サイコ』を撮る前にこういった偏執的なキャラクターを作り上げていったことに素直に驚く。
2作目から2年しか経ってないのにCGもアクションもスピード感溢れるカメラワークも格段に良くなってる。
…しかし、内容が面白くない!
いや、面白くないは言い過ぎかもしれないが、大味すぎて引き込まれない>>続きを読む